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2003年大会大会レポート

受付〜これから始まる熱き闘い〜

 明け方から降り出した雪がしんしんと舞う。そんな中、受付開始を待ちきれない選手たちが次々とやってきた。寒かった受付前が、いつのまにか熱気で熱くなってくるのがわかるようだ。最初の対戦相手は誰か...名うての強豪たちはどのブロックにいるのか...
これからのレースに、これまでの全てをかける選手たちの熱い闘いが間もなく始まる。

看板を見ると気分が盛り上がってくる 続々と集まってくる選手たち 受け付けの様子

開会式
2003年1月12日午前9時、まちに待った開会式。明け方から降り続いていた雪がうそのようにやんだ。まるで会場内の熱気がそうさせたように...。今年も昨年を越える参加総数2023台のうち、精鋭218台が今日の全国大会への切符を手にしていた。「ものづくりを通して人をつくろう。この大会を経て世の中に出、立派に活躍している先輩たちがいる。皆さんもこの大会を通じて得たものづくりの経験を活かしてもらいたい。」主催者である全国工業高等学校長協会・原田理事長からの力強い呼びかけは、選手たちを一層勇気づけたようだ。そして前回、高校生の部団体優勝の四国地区を代表して香川県立三豊工業高校の石川真人選手による優勝旗返還、続いて同じく香川県立三豊工業高校の石川信吾選手による選手宣誓。やがて高らかな選手宣誓に送り出されるように、選手たちは自分自身と各地区代表のプライドをかけて、開会式会場を後にしていった。今まさに壮絶なバトルの幕は開いた。 緊張の面持ちで優勝旗返還

いつ見てもすがすがしい選手宣誓

車検〜レース前の緊張の瞬間〜
開会式会場を後にした選手たちは、体育館に設けられた控え室に戻る。センサーやプログラミングの最終調整を図る者あり、一角に設けられた簡易コースでの試走を繰り返す者あり、刻々と過ぎていく時間の中で、最後のせめぎ合いが至るところで行われている。そしてそのすぐ隣では、レース前の第一関門、車検が待ち受けているのである。
今年からCPUのH8マイコンに加え、高校生の部では指定モータを使用することが義務づけられた。使用電源は今までと同じく、単三アルカリ電池、または単三2次電池(1.2V1800mAh以内)が使用できる(但し8本以内)。これについては審判長からも、モータ、電池とも指定のものであることが確認できるようにすること、という注意があった。これら条件をクリアし、かつ近年のハイスピードな戦いに勝つためには、タイヤの性能も重要なポイントになる。従来からある「マイコンカーを上質紙の上にセットして3秒間制止し、その後マイコンカーを持ち上げ、3秒以内に紙が落下しなければならない」という条件をもクリアして、初めて車検を通過するわけである。
最終調整に余念がない

走行テスト中

車検を行う方も真剣 タイヤ検査 今年も行われたレース直前のタイヤ検査

コースレイアウト
コース全景  コース全景(全長62.13m)
 →レイアウト【PDF】


このクランクコーナーで多くの車がコースアウトしてしまった。高速突入後のブレーキングが鍵か? クランクの連続。1つ目のクランクと2つ目、3つ目では進入スピードが違うため、調整が難しい。 S字カーブの連続。これだけ長いとカーブでの減速がタイムに響く。
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