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2006年大会大会レポート 1/8


ぞくぞくと集まってくる選手たち
2006年冬――。今年も、まばゆいばかりの白銀に彩られた北海道の大地を舞台に、エンジニアの卵たちが1年間の研究の成果をいかんなく発揮する祭典「ジャパンマイコンカーラリー2006全国大会」が、去る1月8日(日)に大会発祥の地・北海道札幌市で開催された。氷点下に凍てつく寒気をもろともせず、会場の北海道札幌国際情報高等学校には全国12の地区大会に参加した総勢3621台の中から、厳しい戦いを勝ち抜いてきた高校生の部120台(65校)、一般の部120台の精鋭たちがぞくぞくと集結。かくして、例年以上に白熱した戦いの幕が切って落とされた。

受け付け

全国大会の鮮やかな案内ボード

受付からすでに緊張感に包まれる

一般の部も同時に受付開始
昨年の第10回記念大会は、NTT北海道セミナーセンタに会場を移して開催されたが、今年用意された舞台は、本来のホームグラウンド 北海道札幌国際情報高等学校の特設会場。マイコンカーの製作に情熱を燃やす全ての高校生たちと、一般のマイコンカー愛好家にとって、まさに憧れの“聖地”に帰ってきたのである。多くの選手たちが、受付開始の1時間以上前に早くも会場に入り、はやる気持ちを押さえつつ足早に控え室に向かう。今大会では、前日の試走コースとは異なるコースレイアウトにて全国大会の競技が行われる。選手たちは当日会場入りして初めてそのコースを目にし、直ぐに対応策に乗り出し始めた。チーム毎に思い思いの場所に陣取り、早速パソコンや工具箱を広げてマシンの最終チェックに取り掛かる。早くに乗り込んできた選手たちは、あらためて受付を済ませてゼッケンを受け取り、すでに始まっている戦いへの思いを新たにしていた。

開会式

開会式を迎える選手たち

力強く選手宣誓をした合田選手
午前9時、参加者が待ちに待った2006年全国大会の開会式がとり行われた。式場に広がる窓の向こう側で、にわかに降り始めた粉雪が寒々と舞う中、ジャパンマイコンカーラリー実行委員会の石村光政氏が高らかに開会を宣言。前回、高校生の部で5年連続の団体優勝を果たした四国地区を代表して、香川県立三豊工業高等学校の谷直哉選手が優勝旗を返還した後、全国工業高等学校長協会 井上副理事長が壇上に立ち「この大会がお互いの技術を磨きあい、さらに良いものを作り上げるきっかけになるように祈っています」と挨拶。また、来賓として文部科学省初等中等教育局の嶋貫参事官も駆けつけ、「資源を持たないわが国にとって、ものづくりは国の根幹をなすものです。次世代を担う皆さんが、日頃の研究成果を発揮されることを期待しています」とエールを贈った。同じく来賓の(株)ルネサス テクノロジ 水津常務は「今後も大会のサポートを続けていきたい」と、将来にわたるマイコンカーラリーサポートを約束した。選手宣誓には、激戦地区の四国大会を制した香川県立三豊工業高等学校の合田祐一選手が指名され「日頃培ってきた技術を生かして作ったマシンで、正々堂々と戦うことを誓います」と、選手全員の志を力強く代弁した。

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