MCR - Micom Car Rally
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日  時 一般の部:2007年12月8日(土)
高校生の部(Basic Class含):2007年12月9日(日)
開催場所 東京都立世田谷泉高等学校
スケジュール 要項をご覧下さい。
開催事務局
問い合わせ先
〒157-0061
東京都世田谷区北烏山9-22-1
東京都立世田谷泉高等学校
工業科 下山 和弘
TEL:03-3300-6131
要項 PDFデータ

高校生の部 結果
【参加台数】69台【完走台数】23台【コース長】50.64m
順位 氏名 カーネーム タイム 所属名
1位
全国出場
青木 大地 Lucifer 00'16"06 神奈川県立藤沢工科高等学校
2位
全国出場
城倉 祐太郎 雪風 00'16"08 神奈川県立藤沢工科高等学校
3位
全国出場
鈴木 進也 韋駄天磯工 00'16"37 神奈川県立磯子工業高等学校
4位
全国出場
鈴木 聡 サトシSX2 00'17"30 神奈川県立磯子工業高等学校
5位 安田 敬太 部長 00'18"62 神奈川県立磯子工業高等学校
6位 鳥居 潤也 Reuse 00'18"66 神奈川県立藤沢工科高等学校
7位
全国出場
芳須 大海 HiSE 00'19"24 東京都立小金井工業高等学校(定)
8位
全国出場
金子 千隼 朔耶・勁桿 00'19"97 湘南工科大学附属高等学校
9位
全国出場
渡邉 俊紀 市工01 00'20"76 千葉県立市川工業高等学校
10位全国出場
吉田 健悟 鳳凰壱号 00'22"01 神奈川県立横須賀工業高等学校
11位 鈴木 拓哉 AL2−A 00'22"46 東京都立総合工科高等学校
12位 植月 貴之 トトロ 00'23"48 東京都立科学技術高等学校
13位 江守 史範 07課題研究1号 00'24"34 東京都立小石川工業高等学校
14位 小林 和真 07課題研究3号 00'26"02 東京都立小石川工業高等学校
15位 鶴田 健太郎 07課題研究5号 00'26"03 東京都立小石川工業高等学校
16位 肥後 和寛 07課題研究6号 00'26"82 東京都立小石川工業高等学校
17位 平川 雅也 07課題研究7号 00'27"65 東京都立小石川工業高等学校
18位 白井 昭平 07課題研究4号 00'27"88 東京都立小石川工業高等学校
19位 田辺 浩 AVARON 00'31"04 東京都立練馬工業高等学校
20位 中村 一茂 中村さんカー 00'32"63 東京都立八王子工業高等学校(定)
21位 櫛田 龍太 07課題研究2号 00'32"67 東京都立小石川工業高等学校
22位 関口 翔太 急速引越車レグナム 00'44"48 東京都立総合工科高等学校
23位 戎家 大貴 大番長の幻統士 00'46"56 東京都立小金井工業高等学校
※競技は2台ずつの走行でタイムレースを2回行い、タイムの良い方を記録とする。
※全国大会代表権は上位8台で、各校2台までとする。

高校生Basic Classの部 結果
【参加台数】34台【完走台数】7台【コース長】50.64m
順位 氏名 カーネーム タイム 所属名
1位
全国出場
阿久津 光永 00'24"28 東京都立小金井工業高等学校(定)
2位
全国出場
一ノ本 匠 フェンリスヴォルフ 00'24"66 神奈川県立藤沢工科高等学校
3位 松崎 好浩 松崎号 00'26"13 東京都立小金井工業高等学校(定)
4位 重田 卓哉 繊月 00'26"76 神奈川県立藤沢工科高等学校
5位 岸 純平 HERMES 00'30"52 神奈川県立藤沢工科高等学校
6位 中村 介啓 完走できるカー? 00'33"30 東京都立小金井工業高等学校
7位 水野 功一 市工03 00'50"02 千葉県立市川工業高等学校
※競技は1台ずつの走行でタイムレースを2回行い、タイムの良い方を記録とする。
※全国大会代表権は上位2台で、各校1台までとする。

一般の部 結果
【参加台数】87台【完走台数】40台【コース長】50.64m
順位 氏名 カーネーム タイム 所属名
1位
取得済
高橋 久志 野人我ーZ 貴族 00'14"82 あざ〜すレーシング
2位
全国出場
飯塚 剛 ABIT 00'15"06 日本工学院テクノロジーカレッジ
3位
取得済
前田 正男 MM07 00'15"23 日産テクノマイコンカークラブ
4位
全国出場
村田 吉孝 UNIUNI 00'15"38 あざ〜すレーシング
5位
全国出場
小池 伸一 黒影 00'15"42 個人参加
6位
取得済
大嶋 英輔 RedHood 00'15"54 湘南工科大学ロボット技術研究会
7位
全国出場
佐藤 宏憲 Black Wing 00'15"64 日本工業大学マイクロコンピュータ研究部
8位
取得済
松井 隆憲 野人我ーZ 00'15"92 TMC
9位
取得済
今井 豊 まあめいど2号 00'16"18 あざ〜すレーシング
10位
全国出場
藤元 広明 元さん 00'16"88 個人
11位 萩原 健二 おはぎ 00'16"94 矢崎総業
12位 新田 英貴 ゆワイター 00'17"09 矢崎総業
13位 白戸 裕介 KARASUMA 00'17"40 ロボット技術研究会
14位 水野 匠 韋駄10+KLRV 00'17"51 磯子工業設計製作部
15位 濱中 秀直 クロロ 00'17"74 日本工業大学マイクロコンピュータ研究部
16位 常松 康太 千屋っ子 00'18"00 矢崎総業
17位 田中 耕一 がんばります北海道 00'19"46 北海道苫小牧工業高等学校
18位 小磯 拓也 Swifter 00'19"89 日本工業大学マイクロコンピュータ研究部
19位 土屋 大司 真・ジャバウォック 00'20"18 日本工業大学マイクロコンピュータ研究部
20位 渡邉 喬太 AQUILA2 00'20"55 日本工業大学マイクロコンピュータ研究部
21位 田口 佳孝 T−MC02 00'20"57 桐蔭横浜大学
22位 山本 晋吾 透魂07 00'21"10 日産テクノ・マイコンカークラブ
23位 山本 勇人 ペクチン 00'23"11 桐蔭横浜大学
24位 石渡 徹 バトルタンク 00'23"19 (株)日産テクノ R1
25位 西崎 伸吾 RB07改 00'23"21 個人参加
26位 横溝 浩志 BRG3連ドン 00'24"19 日本電営株式会社
27位 小山 陽二 YO07 00'24"35 日産テクノ・マイコンカークラブ
28位 太田 勝之 カトラス 00'25"37 湘南工科大学ロボット技術研究会
29位 住吉 賢太郎 k’s 2 00'27"16 たけんちゃん
30位 浦野 勉 KCITELEC08 00'32"91 神奈川県立産業技術短期大学校電子技術科
31位 田辺 彰 MUSAI 00'39"22 個人参加
32位 藤田 寛己 GAN 00'40"05 神奈川県立産業技術短期大学校電子技術科
33位 竹平 悠作 take 2 00'40"51 たけんちゃん
34位 渡辺 弘之 RUNRUN 00'43"52 (株)中央エンジニアリング
35位 日吉 彰 A&H29号 00'43"65 神奈川県立産業技術短期大学校電子技術科
36位 吉本 一男 よしむ号 00'45"99 個人
37位 納田 隆史 FORDY 00'49"63 日本電営株式会社
38位 中田 裕二 裕二郎 1号 00'55"37 (株)中央エンジニアリング
39位 牛嶋 信滋 うっしー号 01'19"51 日本電営株式会社
40位 菊池 弘信 製造番号3 01'29"45 日本電営株式会社
※競技は2台ずつの走行でタイムレースを2回行い、タイムの良い方を記録とする。
※全国大会代表権は上位5台(5%)。

大会レポート
「ジャパンマイコンカーラリー2008南関東地区大会」が2007年12月8〜9日、東京都立世田谷泉高等学校にて開催された。8日は一般の部が開催され87台がエントリー。9日は高校生の部が69台、Basic Classが34台、両部門併せて4県、27校から103台のエントリーとなった。
競技は、高校生の部、Basic Classともに1台ずつの走行でタイムレースをINスタート、OUTスタートの合計2回行い、タイムの良い方を記録とする。全国大会代表権は、高校生の部は各県のベストタイム1位の4台とその他の上位選手合計8台で1校2台まで、Basic Classは上位2台で1校1台までが選出される。一般の部は、2台ずつの走行でタイムレースを2回行い、タイムの良い方を記録とする。
高校生の部は、神奈川県立藤沢工科高等学校の青木大地君が1回目は16.18秒、2回目は15秒まであと一歩となる16.06秒のタイムで1位。同校 城倉祐太郎君が1回目16.61秒、2回目は青木君との差わずか0.02秒で2位。神奈川県立磯子工業高等学校の鈴木進也君が1回目18.09秒だったが2回目16.37秒と2位に0.3秒差まで迫るタイムで3位。同校の鈴木聡君が1回目17.30秒、2回目惜しくも脱輪し4位となった。全国大会出場は前記の2校4台と東京都立小金井工業高等学校(定)、湘南工科大学附属高等学校、千葉県立市川工業高等学校、神奈川県立横須賀工業高等学校が各1台ずつ選出された。完走台数は1回目14台、2回目16台、上位3台は2回とも完走し高速かつ安定した走行を見せた。
Basic Classは、東京都立小金井工業高等学校(定)の阿久津光永君が1回目脱輪するも2回目24.28秒とすばらしいタイムで1位。神奈川県立藤沢工科高等学校の一ノ本匠君が1回目26.41秒、2回目は大幅にタイムを伸ばし24.66秒で2位となり、この2台が全国大会出場権を獲得した。完走台数は1回目3台、2回目6台と、他の学校を意識したのかあまり振るわず少々残念な結果となった。
9日の予選終了後、高校生の部1〜4位の選手によるデモンストレーション、およびインタビューが行われ各自のマイコンカーの特徴などを発表し、皆熱心に聞き入っていた。
一般の部は、地区大会最大の87台が全国大会枠5台を争う熾烈なレースとなった。結果は、既に北関東地区で代表権を取得している高橋久志さんが唯一の14秒台である14.82秒で1位。飯塚剛さんが1回目脱輪するも2回目15.06秒で2位となり見事代表権獲得。他は別の地区で代表権を獲得していない10位までの選手が全国大会への出場権を手にした。今大会は代表権取得済みの選手が8人おり、全国大会に向けた調整をしている選手も見られ各自それぞれの課題に取り組んでいた。(S)

選手宣誓 車検 閉会式

高校生の部 全国出場選手 おめでとうございます! Basic Class 全国出場選手 おめでとうございます! 一般の部 全国出場選手 おめでとうございます!

 他に特徴のあるマイコンカーを紹介しよう。

東京都立八王子工業高等学校(定) 中村一茂君「中村さんカー」。駆動モータは1輪1個の後輪駆動でハイスピードギヤを使用。シャーシは透明アクリルの3mm厚を使用。ホイールはアルミで自作。センサはセンサ基板Ver.3を使用。センサの感度調整を厳密に行ったとのこと。 神奈川県立藤沢工科高等学校 城倉祐太郎君「雪風」。駆動モータは1輪1個の4WD。シャーシはカーボンを使用。ステアリングはmaxon製モータによる自作。センサはアナログ2個、デジタル5個。斜め前に向けて立っている部分はコース先読みセンサで、直線の後のカーブやクランクで使用しているとのこと。 千葉県立市川工業高等学校 渡邉俊紀君「市工01」。駆動モータは1輪1個の後輪駆動でハイスピードギヤを使用。液晶基板を搭載しパラメータの設定を行っている。プログラムは、カーブの大曲げ設定に苦労したとのこと。

東京都立小金井工業高等学校 中村介啓君「完走できるカー?」。Basic Class対象。ハンドルを大きく曲げてもタイヤがぶつからないように電池ボックスを上に上げている。センサアームが上に跳ねないようアングル材で抑えるようにしている。プログラムはカーブで滑らかに走行するよう角度調整に苦労したとのこと。 東京都立科学技術高等学校 植月貴之君「トトロ」。駆動モータは1輪1個の後輪駆動。ギヤ比は1:10。サーボはサンワのRS-995を使用し、アッカーマンリンク方式。センサアームとフロント部分のつなぎ合わせははプラスティックの蝶番を使用し、ガタが出ないようにしている。プログラムはクロスライン、ハーフラインの区別に苦労したとのこと。 湘南工科大学附属高等学校 金子千隼君「朔耶・勁桿」。駆動モータは1輪1個の後輪駆動でハイスピードギヤを使用。アッカーマンリンク方式。モータドライブ回路、センサ回路は自作している。センサはアナログ6個使用。プログラムは、センサの値を読み直し誤動作を防止している。

北海道苫小牧工業高等学校 田中耕一さん「がんばります北海道」。駆動モータは高校生指定モータで1輪1個の4WD。シャーシはカーボン、アルミ、ジェラルミンを使用。後輪モータは外側に出しシャーシ中心には電池を置いている。プログラムは、レーンチェンジで曲げた後の切り返し部分の処理に苦労したとのこと。 矢崎総業 細野健さん「CYGNUS」。駆動モータは高校生指定モータで前輪1輪1個、後輪1輪2個の4WD。キットのモータドライブ基板Ver.3を3枚使用し4輪独立制御、およびステアリングモータの制御をしている。センサはセンサ基板Ver.3で、前に突きだした部分は先読みセンサ。 日本工業大学マイクロコンピュータ研究部 濱中秀直さん「クロロ」。駆動モータは高校生指定モータで1輪2個の後輪駆動。電池を出来るだけ前に配置して重心を前にしている。プログラムは、レーンチェンジ時に新しい中心線をセンサの端で検出しいったんハンドルをまっすぐにして切り込みすぎないようにしているとのこと。

桐蔭横浜大学 山本勇人さん「ペクチン」。駆動モータは高校生指定モータで1輪2個のハイスピードギヤを組み合わせて後輪駆動にしている。シャーシはアルミにポリカーボネートを貼り付けている。アッカーマンリンク機構にしてホイールベースを短く製作している。 日本工業大学マイクロコンピュータ研究部 佐藤宏憲さん「Black Wing」。駆動モータは高校生指定モータで前輪1輪1個、後輪1輪2個の4WD。センサアームは釣り竿の材質を使用し軽量かつ丈夫にしている。車体は左右のバランスを気をつけ製作したとのこと。プログラムは常にエンコーダによるスピード制御を行っている。 磯子工業設計製作部 水野匠さん「韋駄10+KLRV」。駆動モータはmaxon製で1輪1個の後輪駆動。上り坂の終わり検出として、多く使われているリミットスイッチではなくコースを見るセンサを1個センサアームの根本に付け検出しているとのこと。

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