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R8C/M12A 技術情報
開発環境を整える

基本回路
基本的な回路を下図に示します。実習に応じて、部品を追加していきます。

基本回路図

番号 詳細
CN1 このコネクタとRY-WRITER基板を接続して、電源(5V)の供給、プログラムの書き込みを行います。パソコンのUSBコネクタの5V電源を使用しますので、モータなど、大電流が流れる回路は接続しないでください。
SW1 マイコンをリセットさせます。ただし、リセット端子をプログラムでPA_0端子に切り替えた場合は、リセットしません(電源をOFFにするまでマイコンはリセットしません)。
SW2 プログラム書き込みモードにするには、リセットスイッチ(SW1)を押しながらこのスイッチを上にして、リセットスイッチを離します。
プログラムを実行するには、リセットスイッチ(SW1)を押しながらこのスイッチを下にして、リセットスイッチを離します。

ブレッドボード実装図
基本部品のブレッドボードへの実装を下図に示します。実習に応じて、実装部品を追加していきます。
ブレッドボード実装図

CN1は長いピンをブレッドボードに差し込みます。SW2は背が高いので、いちばん最後に差し込みます。

ブレッドボード実装写真

ブレッドボードに差し込むリードの足は、5〜8mmに切ります。
写真
抵抗のリード線
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単線のリード線
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コンデンサのリード線
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LEDのリード線
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被覆線を約86mmで切り、両端の被覆を8mm程度むきます。この線を、14本作っておきます

全体の接続
パソコン、RY-WRITER基板、ブレッドボードのコネクタ(CN1)の接続を、下図に示します。
接続図
※注意
ブレッドボードの電源は、パソコンのUSBケーブルから供給します。そのため、モータなどの大電流を流す機器と接続するときは、その機器の電源回路を別電源にしてください。

開発環境
R8C/M12Aマイコンのプログラム開発として、「ルネサス統合開発環境(無償評価版)」を使用します(以下、「ルネサス統合開発環境」とします)。
開発環境のインストールについては、「ダウンロード」→「〜マイコンに関する資料(R8C編)〜」の『ルネサス統合開発環境 操作マニュアル(R8C/38A版)』を参照してください。
※書き込みにはRY-WRITER基板を使います。R8C Writerの登録もしておきます。

ルネサス統合開発環境
ルネサス統合開発環境を立ち上げたところ

プログラム
(株)日立ドキュメントソリューションズの販売サイトの「R8CM12Aブレッドボードセット」ページ内にある「R8C/M12Aマイコン実習用プログラム」をダウンロード、exeファイルを実行して、ワークスペースファイル(プログラム)を解凍します。
ルネサス統合開発環境を立ち上げて、「Cドライブ → WorkSpace → r8cm12a_breadboard」フォルダ内にある「r8cm12a_breadboard.hws」を選択します。操作方法は、『ルネサス統合開発環境 操作マニュアル(R8C/38A版)』を参照してください。

ルネサス統合開発環境
今回のワークスペースを開く

マイコンへプログラムを書き込む
1.ビルドする
ビルドとは、Cファイルなどをマイコンが実行できる形式に変換することです。ビルドを実行すると拡張子がMOTというファイルができあがります。このファイルをマイコンに書き込みます。そのため、書き込む前に、必ずビルドを行って、MOTファイルを作る必要があります。もちろん、プログラムにエラーがあるとMOTファイルはできずに、エラーメッセージが出力されます。エラーを直して、再度、ビルドを行ってください。
ビルドは、ルネサス統合開発環境の「ビルド→ビルド」で行います(下記)。
書き込み

2.書き込みモードにする
@リセットスイッチを押しながら
A書き込みスイッチを上にします。
Bリセットスイッチを離します。
書き込み

3.R8C Writerを立ち上げて書き込む
ルネサス統合開発環境の「ツール→R8C Writer」をクリックします。
書き込み

4.書き込む
@「通信ポート」に「COM○:Prolific USB-to-Serial…」(○は番号です)と記載があるのを確認してください。無い場合はパソコンとRY-WRITER基板との接続が正しくありません。接続を確認してください。
A書き込み開始をクリックすると、書き込みを開始します。
書き込み

5.書き込んだプログラムを実行する
@リセットスイッチを押しながら A書き込みスイッチを下にします。 Bリセットスイッチを離します。 これで書き込まれたプログラムが実行されます。
書き込み
※基本部品の実装だけでは、何も起こりません。ここでは書き込みの確認のみになります。

次は、「LEDの点灯(I/Oポートの出力)」へ進んで、LEDを点灯させてみましょう!