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R8CM12A基板の概要

(株)日立ドキュメントソリューションズのマイコンカーラリー販売サイトの「M-S230 R8CM12A基板」の概要を説明します。また、部品の実装方法については3種類紹介しますので、使い方に応じて各自実装してください。

概要
R8CM12A基板は、ルネサス エレクトロニクス製のR8C/M12Aマイコンを搭載できる、実習用基板です。特徴を下記に示します。

R8C/M12Aマイコンの他、LED 8個、4bitディップスイッチ、圧電サウンダーを実装することができます。
上記の部品とマイコンのポートの間にはジャンパ用のランドがあり、ショートさせるか、ショートさせないかで接続をON/OFFすることができます。
5×2ピッチの10ピンコネクタを2個実装することができます。フラットケーブルで別な基板と接続することができます。

基板寸法

R8CM12A基板 外形

外観

R8CM12A基板 外観

番号 詳細
CN1
JP1
プログラム書き込みコネクタです。RY-WRITER基板と接続します。このコネクタの電源でマイコンボードを動かすときは、JP1をショートさせます。CN1の電源を使ったり使わなかったりする場合は、ジャンパソケットを実装して、ジャンパピンでON/OFFするようにすると便利です。
CN2 10ピンコネクタです。電源はマイコンカーラリー関係の基板と共通で、1ピンが+5V、10ピンがGNDになります。2〜9ピンはマイコンのポートに接続されています。
CN3 10ピンコネクタです。電源はマイコンカーラリー関係の基板と共通で、1ピンが+5V、10ピンがGNDになります。2〜9ピンはマイコンのポートに接続されています。
CN4 電源コネクタです。1ピン:+電源、2ピン:GNDです。
SW1 リセットスイッチです。スイッチを押すと、マイコンがリセットします。
SW2 書き換えスイッチです。スイッチは、下図のように2種類のどちらかを実装することができます。
 図
A…ブレッドボードセット付属のトグルスイッチを使う場合は、こちらに実装します。
B…日本開閉器工業(株)のSS-12SDP2など、2.54mmピッチのスイッチを使う場合は、こちらに実装します。

※ブレッドボード付属のトグルスイッチを使う場合、基板に書いてある「RUN」と「WR」のシルクは逆になります。

プログラムを書き込むときは、リセットスイッチを押しながらトグルスイッチを左側にします。プログラムを実行するときは、リセットスイッチを押しながらトグルスイッチを右側にします。
SW3 CN1コネクタ経由でパソコンなどと通信を行うときの、通信端子選択スイッチです。通信はP1_6とP1_4の端子か、P4_6とP4_2の端子で行うことができます。このスイッチで、どちらの端子で通信するか選択します。スイッチを実装しない場合は、上図のようにP1_4側の1-2ピン間、P1_6側の4-5ピン間をショートします。

 図

※プログラム書き込み時は、必ずP1_6とP1_4端子側(上側)にしてください。
※必ずショートさせてください。ショートさせないとプログラムの書き込みができません。
SW4
JP3
4bitのディップスイッチです。ディップスイッチ左側から、P4_5、P3_5、P3_4、P3_3と接続されています。上で"1"、下で"0"です。SW4を使うときは、下図のようにJP3の4カ所をショートさせます。SW4を使ったり、使わなかったりするときは、ジャンパソケットを実装して、ジャンパピンでON/OFFするようにすると便利です。

 図
BZ1
JP1
圧電サウンダーです。P3_7端子と接続されています。BZ1を使うときは、下図のようにJP4をショートさせます。BZ1を使ったり、使わなかったりするときは、ジャンパソケットを実装して、ジャンパピンでON/OFFするようにすると便利です。

 図
LED1 電源モニタLEDで、基板のプラス側とGND側に接続されています。電源をモニタする必要がなければ、無くても構いません。
LED2

LED9
JP2
8bit分のLEDです。左から、P1_7〜P1_0と接続されています。LED2〜9を使うときは、下図のようにJP2をショートさせます。LED2〜9を使ったり、使わなかったりするときは、ジャンパソケットを実装して、ジャンパピンでON/OFFするようにすると便利です。

 図

回路図

●マイコン本体部分
回路図
回路図
回路図

●LED部分
回路図
※LEDを使うときは、JP2をショートさせてください。

●ディップスイッチ部分
回路図
※ディップスイッチを使うときは、JP3の4カ所をショートさせてください。

●圧電サウンダー部分
回路図
※圧電サウンダーを使うときは、JP4をショートさせてください。



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