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大会記録 >> 2002年大会 >> 横須賀地区大会2002
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横須賀地区大会2002大会レポート

マイコンカーラリー横須賀大会2002 開幕
 「次代を担う青少年が科学技術に親しみ、理解を深めるロボット競技会」ということで、2002年8月24日(土)〜25日(日)によこすかロボット競技会が横須賀市の主催により横須賀市総合体育会館 サブアリーナにて開催された。初日は作って遊ぼうロボット教室、ロボット展示会が、 2日目には中学生ロボットコンテスト、マイコンカーラリー横須賀大会2002が行われ活気のあるイベントとなった。ここでは、マイコンカーラリー横須賀大会2002の模様をレポートする。
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開会式。 防衛大学 滝田先生。 滝田先生の研究テーマの展示も行われていた。

予選
 コースは、今大会専用のコースレイアウト(→[PDF形式])で行われた。全長54.32m、クランクは3箇所で、特徴はOUT側からスタートして180度回った後の細かい連続S字、その後クランクをクリアした後の大きいS字、下り坂の後でスピードに乗った後のクランクを如何にクリアするか、またOUT側の約9.0mあるストレート、IN側の約6.6mのストレートを如何に高速で走行できるかにかかる。主催者の思惑かどうか、地区大会よりかなり難しいレイアウトになっていた。
今回のコースは細かく左右に曲がる部分が多く、高速で侵入すると第2コーナーでスリップすることが多い。クロスラインの手前はカーブ、下り坂等コンディションが違うため、ブレーキのかけ方が悪いとタイムロスが大きくなる。


試走中は相手の走行もチェック。
 予選の前に1時間ほど自由にテスト走行が出来る時間が設けられ、各選手が熱心に最終調整をしていた。ここでマシンの安全スピード、限界スピードを確認し予選に臨んだ選手が多かった。また、このコースは昨年の地区大会や全国大会で使用されたコースで使い込まれており滑りやすくなっている。タイヤのグリップがあまり効かないマシンは、タイヤのスリップでも悩まされ試行錯誤していたようだ。

 予選は、1台ずつIN、OUT側の好きな側からスタートし、2回走行させたうちの良いタイムを予選タイムとし、完走者が決勝トーナメントに進出できる。30台が走行し20台が完走、決勝トーナメントに出場した。残りのマイコンカーは残念ながら2回の走行とも脱輪してしまいトーナメントには出場できなかった訳だが、今回の走行を今後に生かして地区大会等では是非とも完走、さらには上位入賞を狙って頂きたい。


車検ではCPUボード、電池、外形のチェックが行われる。
 走行方法としては、1回目は安全走行で確実に完走し成績を残し、2回目では限界走行でトーナメントの良いポジションを獲得するのがベストだ。もし1回目で不運にも脱輪してしまった場合、2回目も安全走行をして確実に成績を残さなければならずタイムは望めない。重要なのは、タイム順で決勝トーナメントの対戦が決まってしまうことだ。決勝トーナメントは、タイムが1位と32位、2位と31位・・・15位と16位のように対戦することになっている。少し大げさな表現だが、実力2位のタイムが出せるマイコンカーでも安全モードすぎて32位の予選タイムだった場合、決勝トーナメントではいきなり1位のタイムを出したマイコンカーとの勝負となってしまう。この場合、非常にリスクの高い戦いになってしまう。予選だからといって気を抜かず、出来るだけいいタイムで予選を突破した方が後々、楽になる(はず…)。

車検後は待機して自分の走行順まで待つ。ここで作戦を立てるのだろうか… 予選ではIN側、OUT側のどちらからスタートするか自分で選べる。 ゴール後はうまくマイコンカーをキャッチ。中には、速すぎて取り損ねる選手も

予選


追加されたクランク部分。


インタビューの模様。滝田先生から鋭い質問が飛び出すことも。


止めるのも一苦労。クランク内で止めている選手が多かった。

 決勝トーナメントは先ほどの通り、予選タイムが1位と32位、2位と31位・・・15位と16位の様に対戦していく。トーナメントでは、速く走ることより「相手より速く走る」ことで勝敗が決まる。その為、確実に勝てるスピードで走行し、勝利することが勝敗を左右する。
 ここで突如、滝田先生の提案により、コースレイアウトが変更された。IN側の長い直線後のカーブがクランクと変わり合計4箇所、距離は0.3mプラスの54.64mとなった(→[PDF形式])。このレイアウトの変更がどのような影響が出てくるのだろうか。

 マイコンカーのスピードだが、対戦相手の予選での走行を見て、限界走行をしても相手のマイコンカーに勝てないと悟った場合、逆に安全モードで走行するという手もある。相手が不運にも脱輪するのを待つのである。他力本願な作戦ではあるが、一か八かでスピードを上げて脱輪するよりも確実に完走した方が勝つ確率は少しは高くなる。しかし、速い相手には自分も限界走行をしたくなるのも心情で、なかなかそうできる選手も少ないが…

 トーナメントは、基本的にやはり予選タイムの良いマイコンカーが勝利するが、番狂わせもある。一番大きかったのが、昨年のロボフェスタ神奈川2001で優勝したテクノチップス(株)竹村不二夫さん「ミニマッハGO」だろう。前日、ロボット展示ということでデモ走行をし、調整は万全かと思われたがなんとトーナメント2回戦でまさかの脱輪。そして会場からどよめきが。今年の1月に行われた2002年全国大会でも同様にトーナメント途中で脱輪してしまった竹村さん。悪夢を見ているかの様だった・・・
 ベスト8に残った選手は、滝田先生からインタビューを受け手塩にかけ製作したマイコンカーの説明を行っていた。参加者のみなさんはそれぞれのマイコンカーのノウハウを聞き出そうと、真剣に話を聞いていた。その後、準々決勝に望む。
準々決勝の1回目、水野さんvs田村さん。
田村さんは体調を崩されたということで代理の方がマイコンカーを操作。順当に予選1位の水野さんが勝利。
 
2回目は、荒川さんvs赤羽さん。
水野さんは4WS、荒川さんはシリコンを着色したという緑色のタイヤが特徴だ。結果は赤羽さんが脱輪してしまい荒川さんの勝利。
3回目は、尾花さんvs河野さん。
ここではなんと予選2位の尾花さんが脱輪してしまい河野さんの勝利。安定性が如何に重要か…
 
4回目は、藤野さんvs五十井さん。
こちらも安定した走りで五十井さんが勝利。
 優勝は、予選タイム1位の神奈川県立磯子工業高等学校 水野匠さん「韋駄天磯工」が順当に勝ち進み、優勝の栄冠を手にした。相手の五十井晴樹さん「MASH」とは0.29秒差ということで僅差での勝利となった。準優勝した防衛大学校情報工学科 五十井さんは、同大学 滝田先生設計のSSM機構のマイコンカーで出場、安定した走りで準優勝という成績を収めた。3位の神奈川県立磯子工業高等学校 荒川幹世さん「高速磯工」は、予選タイムは12位だったが、常に30秒前後で確実に完走し、対戦相手の度重なる脱輪という強運により上位入賞を果たした。4位の日産自動車(株) 河野純也さん「FRAGILE002MCR」は、今年度から高校生の部で指定モータとなったマブチモータを使用。さらに、マイコンカーラリーの大会は初参加ということで今後が期待される。
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ベスト4に残った選手達。この中で栄冠に輝くのは・・・ 決勝戦スタート。左が五十井さん、右が水野さん。 決勝戦の走行動画です。クリックすると動画が再生されます。
【サイズ】1.31MB
【形 式】MPEG1
【時 間】15秒
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