MCR - Micom Car Rally
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このページでは各地で行われるマイコンカーの関連行事についてレポートします。

宮崎県大会
2007年3月17日、宮崎県立佐土原高等学校にて「平成18年度 マイコンカーラリー宮崎県新人大会」が開催された。新人戦は、各選手が1年間学んだ技術の発表の場として毎年開かれている。今年の参加は7校64台。コースは、レーンチェンジが2箇所ある52.35m。
予選は、2回走行しタイムの良い方を記録とする。結果は、宮崎県立宮崎工業高等学校の成重君が、1走目は2位だったが、2走目で逆転し18.37秒で1位。同校 金丸君が1走目暫定1位も2走目で僅か0.13秒差の18.50秒で2位。同校 津留君が19.48秒で3位となった。
決勝トーナメントは、宮崎工業高等学校4台、延岡工業高等学校2台、日向工業高等学校1台、佐土原高等学校1台の予選上位8台で争われた。結果は、優勝 宮崎工業高等学校の成重君、準優勝は同校 金丸君、3位は同校 津留君、4位は延岡工業高等学校の太田尾君となった。
また、3年生2名が特別参加し、3年間取り組んできた宮崎県立佐土原高等学校の松原君が18.33秒のタイムを叩き出し、3年間の集大成を有終の美で飾った。

優勝 宮崎県立宮崎工業高等学校
                    成重 貴之君「生産・シス3号」 18.37秒
準優勝 宮崎県立宮崎工業高等学校
                    金丸 晴海君「生産・シス1号」 18.50秒
3位 宮崎県立宮崎工業高等学校
                    津留 旭君「生産・シス2号」 19.48秒
※タイムは、予選のタイム

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岡山県大会
2007年2月10日、岡山商科大学附属高等学校にて「岡山県高等学校 第15回メカトロニクス生徒作品展」が開催された。その中で成果発表の場としてマイコンカーラリー大会が行われた。参加は5校29台。競技は2回走行し、ベストタイムで順位を競う。コースレイアウトは、会場のスペースに合わせ地区大会レイアウトに直線を追加し54.0mで行われた。
結果は、地区大会でも常勝の岡山県立岡山工業高等学校が上位を独占した。1位が藤井君で17.88秒、2位が古谷君で19.30秒、3位が長谷君で21.04秒となった。最終走行の東岡山工業高等学校 三宅君がキットベースの車体でありながら、38.57秒で見事完走。試走時間が少なかったため完走が少なかったが、地区大会仕様のコースで走らせることができた今回の経験を、これからの製作や地区大会で活かしてほしい(S)。

1位 岡山県立岡山工業高等学校 藤井 孝利君「キャシー」 17.88秒
2位 岡山県立岡山工業高等学校 古谷 直也君「レイゼルバー」 19.30秒
3位 岡山県立岡山工業高等学校 長谷 裕希君「ツェッペリン」 21.04秒

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静岡県大会
2007年1月27日、静岡県総合教育センター(掛川市)にて「平成18年度第2回静岡県高校生マイコンカーラリー大会」が開催された。参加は前回の約2倍となる64台12校となった。この時期の開催は、3年生は課題研究の成果発表の場として、1,2年生は新学期に向けての課題を見つけるため、という意味合いがある。
競技方法は、静岡県ローカルルールで時間内であれば何回走行しても良い。並んだ順に走行して、ベストタイムを記録として順位を競った。完走した選手は更に速くなるよう調整し、脱輪した選手は問題点を修正し、再び並んでいた。コースレイアウトは、昨年10月に行われた東海地区大会と同コース(50.40m、ただしクロスラインとハーフラインの距離は異なる)で行われた。
結果は、静岡県立浜松城北工業高等学校 桑高 涼太君「素敵に無敵」が走行6回中完走2回、そのうち速いタイム21.94秒で1位となった。同校 上田 正樹君「MSK1型」は走行4回中唯一1回完走したタイム23.67秒で2位となった。静岡県立吉原工業高等学校 小林 健太君「直線番長(改)」が走行5回中完走2回、そのうち速いタイム24.00秒で3位となった。
今回、1台を数人で担当するチームが多かったが、プログラム修正と走行するメンバーが違うチームがあった。脱輪した場合、どう脱輪したかをプログラム担当者が見なければプログラムを的確に修正出来ない。今後、チームの役割分担についても検討の余地があると感じた(S)。

1位 静岡県立浜松城北工業高等学校
                     桑高 涼太君「素敵に無敵」 21.94秒
2位 静岡県立浜松城北工業高等学校 
                     上田 正樹君「MSK1型」 23.67秒
3位 静岡県立吉原工業高等学校
                     小林 健太君「直線番長(改)」 24.00秒

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鹿児島県大会
2006年11月24日、鹿児島県民交流センタにおいて「第15回鹿児島県高等学校工業クラブ連盟生徒発表大会」が開催され、マイコンカーラリー部門も実施された。外はあいにくの雨模様だったが、参加者は過去最多の13校54台。今年4月に新設された種子島高等学校からも1台の参加があった。
競技方法は2台併走で2回走行し、タイムの良い方を記録とする。また、各校完走した上位2台のベストタイムを合計し、タイムの良い学校を団体優勝とする。
1回目、最初のクランクやS字カーブでコースアウトしてしまうマイコンカーが目立つ中、鹿児島県立吹上高等学校の上堂薗君が16.35秒を記録し暫定1位となった。2回目、上堂薗君はさらにタイムを伸ばし15.94秒を記録し1位、同校が団体優勝も勝ち取った。そして、このところ参加台数が大幅に増えている加治木工業高等学校 福屋君が17.05秒で2位、九州地区大会でもその実力を見せてくれた鹿児島工業高等学校の山崎君が17.26秒で3位となった。
今回のコースは、地区大会と同様に自動スタート方式とレーンチェンジも取り入れられた難易度の高いレイアウトだった。それにも関わらず上位10台のマシンは20秒を切る結果を残した。また、注目されていた新設の種子島高等学校、鹿児島情報高等学校もそれぞれ完走し、着実にレベルアップしている鹿児島県を感じた。(N)

1位 鹿児島県立吹上高等学校 上堂薗 健君「自慢の愛車」 15.94秒
2位 鹿児島県立加治木工業高等学校 福屋 和紀君「ミニよんく」 17.05秒
3位 鹿児島県立鹿児島工業高等学校 山ア 泰志君「Enemy」 17.26秒

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茨城県大会
日時:11月4日(土)
開催場所:茨城県立水戸工業高等学校
参加台数:5校15台
競技方法:約20mのコースを2回走行し、合計タイムで競う

1位 茨城県立土浦工業高等学校「Go.Go.山口君!!」 20.72秒
2位 茨城県立土浦工業高等学校「魁!!真空殲風衝千峰虚」 33.77秒
3位 茨城県立水戸工業高等学校「TAYAMAX号」 37.89秒

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福岡県大会
10月29日(日)、福岡県立福岡工業高等学校にて、「福岡県大会」が開催された。
参加は5校43台で、約50mのコースを2回走行し上位16台による決勝トーナメントで競技をおこなう。
2回走行の結果、完走は5台しかおらず、急きょ決勝トーナメントを3回目の走行に変更した。また、昼休みを試走の時間として各自調整を行った。その結果、3回目で新たに7台が完走、合計12台の完走となった。1位は、2回15秒台を叩き出した九州産業高等学校高校の賀来君で15.86秒。2位は、1回目の16.16秒で福岡県立福岡工業高等学校の黒田君。3位は3回目に完走した九州産業高等学校の吉田君が16.50秒。上位には入らなかったものの、福岡県立香椎工業高等学校が安定した走行で5台が完走、福岡県立小倉工業高等学校も1台完走した。
結果的に3回走行したが、3回とも完走したマイコンカーは残念ながらなかった。この1週間で調整に集中し、各自満足のいく状態で1週間後の九州地区大会に臨んでほしい。(S)

1位 九州産業高等学校 賀来 俊輔君「九産6号」15.86秒
2位 福岡県立福岡工業高等学校 黒田 陽一郎君
                         「サード・ウォッチ」16.16秒
3位 九州産業高等学校 吉田 英史君「九産8号」16.50秒

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佐賀県大会
10月28日(土)、佐賀県立鳥栖工業高等学校にて佐賀県工業系高等学校 第42回工業技術研究発表大会の中で「マイコンカーラリー佐賀県大会」が開催され、マイコンカー競技は7校58台が参加した。
競技は約50mのコースを2回走行し良いタイムを記録として、決勝トーナメントが行われる。予選は佐賀県立塩田工業高校の宮崎君、野口君、橋口君が16〜17秒台をマーク、4位以降を大きく引き離し上位を独占した。4位以降には有田工業高等学校、鳥栖工業高等学校、佐賀工業高等学校、北陵高等学校、唐津工業高等学校が続いた。完走した16台が決勝トーナメントに進み、予選上位の3台が順当に勝ち残りトーナメントも上位3台を独占した。
いよいよ来週には熊本で九州地区大会が行われる。あと1週間、悔いの残らないよう調整して大会に臨んで欲しい。(S)

1優勝 佐賀県立塩田工業高等学校 宮崎 貴之君「XTC」16.62秒
準優勝 佐賀県立塩田工業高等学校 野口 隼人君「塩工06EVO2」17.24秒
3位  佐賀県立塩田工業高等学校 橋口 竜也君「塩工06EVO3」17.36秒

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群馬県大会
10月28日(土)、群馬県立前橋工業高等学校にて「第2回マイコンカーラリー群馬県大会」が開催された。雨が心配されたが好天に恵まれ、群馬県内の工業高校から4校23台のマイコンカーが参加した。
今年から取り入れられた自動スタート方式とレーンチェンジを攻略しようと朝早くから熱心に何度も試走を重ねている姿が見られた。競技が開始されると平凡なコーナーやクランクでコースアウトするマイコンカーが目立った。学校での練習では長いコースを走ることができないため、スピードが乗ったときのハンドリングや細かいプログラムの不具合が明暗を分けたようである。なんと完走は23台中2台であった。ややスピードは抑えながらも安定した走りで群馬県立新田暁高等学校の清村君が1回目のタイムを4秒以上短縮し、2位に5秒以上の差をつけて見事優勝した。
競技後になって良い走りができたマイコンカーもあった。如何に短時間で自分のマイコンカーをベストな状態に調整することが重要であるかを思い知らされた大会であった。これを教訓にして北関東大会までにはベストな状態に仕上げてほしい。(AZM) 

1位 群馬県立新田暁高等学校 清村 裕伸君「微風弐号」23.59秒
2位 群馬県立太田工業高等学校 阿部 亘朗君「Antinny」29.05秒


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宮崎県大会
2006年10月21日(土)、宮崎県立延岡工業高等学校において「平成18年度工業技術発表会」の中で「マイコンカーラリー競技大会」が開催された。技術発表会の一環で開催された本大会は、好天に恵まれ多くの家族ずれが訪れ大いに盛り上りのある大会となった。
今大会は7校73台がエントリー。INスタート、OUTスタートの2回の走行を行い、ベストタイムで順位を競う。また、順位だけではなく恒例の「デザイン・技術賞」も用意された。コースは今年春に開催された「第4回 宮崎県マイコンカーラリー新人大会」と同一レイアウトで新レギュレーションを導入。全長約51.5mのコースを激走させた。
春の新人大会と比べスピード感は増したがクランクでのコースアウトが目立ち、73台中12台の完走となった。
本大会では上位4位までが宮崎県立宮崎工業高等学校だったが、宮崎県立延岡工業高等学校も12台の完走中4台を占め、春の新人大会から着実に成長していた。
2週間後には九州地区大会が開催されるが、本大会で学んだことを生かして、九州地区大会ではさらなるスピードアップと完走率のアップで、上位進出を目指してがんばってほしい。(NG)

1位 宮崎県立宮崎工業高等学校 谷本 慎太郎君「JYOUMU」19.96秒
2位 宮崎県立宮崎工業高等学校 池林 和樹君「あずさ2号」20.18秒
3位 宮崎県立宮崎工業高等学校 金丸 晴海君「生産2.SYS」20.42秒


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北信越地区大会 中学生の部・高校生オープンの部
「ジャパンマイコンカーラリー2007北信越地区大会」の中学生の部、高校生オープンの部が、2006年10月22日(日)、富山県立砺波工業高等学校にて開催された。今回は北信越地区大会一般の部も同時開催された。中学生の部は14台、そして高校生オープンの部は、10校62台と多数の選手が参加し、熱戦をくりひろげた。
中学生の部から始まった大会は、前日の試走では完走していた車も本番では選手の緊張がマイコンカーに影響あたえたのか2回の予選では3台の完走となった。3台による決勝トーナメントで1位は福野中学校の宮本勝太郎君、2位は庄西中学校の河原貴軌君、3位も庄西中学校の細川宗一郎君となった。
続いておこなわれた高校生の部では、1位、2位は富山県立大沢野工業高等学校の前田春輝君と布村真佐喜君でタイムは14.25秒、14.28秒と一般の部の優勝タイム14.23秒に肉薄する素晴らしい成績だった。11月3日・4日に開催される「ジャパンマイコンカーラリー2007北信越地区大会・高校生の部」での記録が期待される。3位は富山県立砺波工業高等学校の西野裕也君の15.38秒、4位は、福井工大付属福井高等学校の木下直樹君の15.68秒で16秒を切るタイムで完走した。(I)(A)

●高校生オープンの部
1位 富山県立大沢野工業高等学校 前田 晴輝君「ネファーシュ」14.25秒
2位 富山県立大沢野工業高等学校 布村 真佐喜君「麒麟児」14.28秒
3位 富山県立砺波工業高等学校 西野 裕也君「lost*butterfly」15.38秒

●中学生の部
1位 南砺市立福野中学校 宮本 勝太郎君「森川君初号機」
2位 砺波市立庄西中学校 河原 貴軌君「アノード・カソード・零」
3位 砺波市立庄西中学校 細川 宗一郎君「連続STOP号」

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鹿児島県大会
2006年10月15日(日)、鹿児島県民交流センタにおいて、第3回鹿児島県産業教育交流フェスタが開催され、その一環として「第6回マイコンカーラリー鹿児島県大会」が行われた。高校生の部は10校38名、一般の部は6名が参加し白熱したレース展開に観客からは拍手と溜息の連続、大会は大いに盛り上がった。
競技方法は約50mのコースを2台併走で2回走行し、そのベストタイムにより順位を決定する。結果は1回目の走行で18.85秒を記録した鹿児島工業高等学校の山崎泰志君が1位、吹上高等学校 上堂薗君が1回目走行で19.23秒を記録し準優勝、同校 日高祥君は2回目に記録した19.94秒で3位に入った。
全体的に完走台数こそ少なく終わったが、試走では良い走りをしていたマシンも見られた。11月5日に行われる九州地区大会へ向け、それぞれ調整に励んでもらいたい。(A)

1位 鹿児島県立鹿児島工業高等学校 山崎 泰志君「Enemy」18.85秒
2位 鹿児島県立吹上高等学校 上堂薗 健君「自慢の愛車」19.23秒
3位 鹿児島県立吹上高等学校 日高 祥君 「吹亀」19.94秒



長野県大会
2006年10月7日(土)、長野県下諏訪体育館にて恒例の「ロボコンin信州2006」が開催され、マイコンカーラリー競技が実施された。長野県内の工業系高校9校84台が参加、北信越地区大会1ヶ月前の良い予行練習となった。
競技は、約50.4mのコースを2回走行し、上位16台による決勝トーナメントにより順位を決定する。予選は意外にも、クランクやレーンチェンジ以外で脱輪してしまうマイコンカーが多かった。さらには、常に常勝である松本工業高校や飯田工業高校が予選通過0台という誰もが予想していなかった事態に。確実性を重視したマイコンカーが完走し、岩村田高校4台、岡谷工業高校1台、駒ヶ根工業高校1台、上田千曲高等学校1台が見事決勝トーナメントへ進んだ。その中で長野県岡谷工業高校 飯塚君は、高速でありながら確実な走りで18.86秒を叩き出し、予選1位となった。
決勝トーナメントは予選1位の飯塚君が1度も脱輪することなく優勝、上田千曲高校の谷口君が準優勝となった。
北信越地区大会まで後1ヶ月。スピードも大事だが、安定性を高めて地区大会に臨んで欲しい。(S)

優勝 長野県岡谷工業高等学校 飯塚 剛君「ABIT」 18.86秒
準優勝 長野県上田千曲高等学校 谷口 法明君「八海山」 29.25秒
3位 長野県岩村田高等学校 野 綾香さん「スプラウト」 37.38秒

※順位はトーナメント、タイムは予選タイム

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沖縄県大会
2006年10月6日(金)、沖縄県立美里工業高等学校でジャパンマイコンカーラリー2007沖縄県大会が開催された。第2回目を迎えた今年の大会は8校、37台がエントリー。参加校数、台数ともに昨年の約2倍にふくれあがり、特に今年は本島以外からも八重山商工高等学校、宮古工業高等学校の2校、6台が参加し、レースはいやがおうにも盛り上がりを見せた。大会は予選2回のタイムレースで、上位8名が決勝トーナメントに進出する。上位4名は沖縄県代表として、11月に開催する九州地区大会の出場権を手にする。コースは全長約50.4m。今年は新スタート方式やレーンチェンジも採用され、全国大会を意識した難易度の高いコースとなっていた。参加者が増えた分、大会初参加の選手が多く見られた上、これにコースの難しさが付加され、予選2回あわせての完走は37台中わずか9台となった。
決勝トーナメントには、美里工業高等学校から3台、美来工科高等学校から1台、沖縄工業高等学校から2台、宮古工業高等学校から2台が出場した。決勝戦は美来工科高等学校の護得久(ごえく)君と美里工業高等学校の崎山(さきやま)君の対決となり、終始安定した走りを見せ21.92秒のタイムをたたき出した護得久君が、崎山君をくだして優勝を勝ち取った。彼ら2名のほか、第3位となった美里工業高等学校の兼城(かねしろ)君と、彼のクラスメイトで、昨年の沖縄県大会の覇者、渡久地(とぐち)君を加えた合計4名が、九州地区大会への出場切符を手にした。
第2回沖縄県大会は、完走率は低かったものの、昨年にも増して盛り上がりを見せた大会だった。九州地区大会に出場が決まった4名には、同大会でもベスト16に残り、是非全国大会行きを勝ち取り、北の大地で南国の底力を見せられるよう、がんばって欲しい。(T)

優勝 沖縄県立美来工科高等学校 護得久 朝弘君「イリオモテノラネコ」 21.63秒
準優勝 沖縄県立美里工業高等学校 崎山 隆明君「ヘナチョコ0号」 23.42秒
3位 沖縄県立美里工業高等学校 兼城 隆行君「神X・63」 22.51秒
4位 沖縄県立美里工業高等学校 渡久地 進君「真ススムクン」 24.22秒

※順位はトーナメント、タイムは予選タイム

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新潟県大会
2006年10月1日、上越観光物産センター(主管校:新潟県立上越総合技術高等学校)にて「上越産業教育フェア マイコンカーラリー競技」が開催された。県内5校30台が、一ヶ月後に控えた北信越大会の前哨戦として今大会に挑んだ。
コースは、クランク3つと今年から組み込まれた右レーンチェンジ、左レーンチェンジのある約50m。意外にも細かいS字で脱輪しているマイコンカーが多かった。
結果は、新潟県立上越総合技術高等学校が上位を独占した。上位入賞を狙った新潟県立柏崎工業高等学校の数台は、スピードは速かったが残念ながら完走出来なかった。また自作ステアリング機構を搭載しているマイコンカーも見られ、技術レベルは地区大会と比べても遜色はなかった。
北信越地区大会まであと1ヶ月、それまでに今回見つかった問題点を克服して地区大会に臨んで欲しい。(S)

1位 新潟県立上越総合技術高等学校 米倉 祐太君 29.16秒
2位 新潟県立上越総合技術高等学校 田中 正人君 31.48秒
3位 新潟県立上越総合技術高等学校 小関 悟史君 32.38秒


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栃木県大会
2006年7月29日、栃木県立宇都宮工業高等学校において「平成18年度 マイコンカーラリー栃木県大会」が開催された。毎年、北関東の講習会後に行われているこの大会に、今年は県内9校から42人が参加した。大会では今年度より実施が予定されている新スタート、レーンチェンジも行われ、選手たちはまだ製作したばかりのマイコンカーで果敢に挑んでいた。
新スタートはスタートゲートが自動で開き、開いた瞬間から計測が開始されるので、スタートが開いたことを検知するプログラムが必要となる。実際にそのプログラムを入れたマイコンカーはまだ数台だったが、見事にゲートが開くのと同時にスタートしていた。
その中で1位となったのは、2006全国大会でベスト8に入賞した栃木県立宇都宮工業高等学校の鵜沼晋作君。2位は、栃木県立真岡工業高等学校の千葉裕介君。それぞれ15秒台で走り切り(1周約50m)、3位以下を大きく引き離しての入賞となった。(S)

1位 栃木県立宇都宮工業高等学校 鵜沼 晋作君 15.31秒
2位 栃木県立真岡工業高等学校 千葉 裕介君 15.98秒
3位 栃木県立真岡工業高等学校 仁平 佑太君 17.33秒

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東京都大会
2006年7月23日、東京都立世田谷泉高等学校おいて「第4回 マイコンカーラリー東京都大会」が開催された。
今年は8校33人が参加し、梅雨空の雲をもとかす熱気の中、大会が開始され、選手たちは完走をめざし目を輝かせていた。
東京都大会は県大会の中でもっとも早く開催される。そのため来年から導入を予定されている新スタート、車線変更は今大会では実施せず、昨年と同様に行われた。 ただ東京都大会の特長で、昨年から行われているキット部門と通常部門が同時に行われた。
通常部門は東京都立小金井工業高等学校の芳須 大海君が、キット部門は東京都立小金井工業高等学校の斎藤 徳七君がそれぞれ1位となった。最後に、コースを若干変化させ走行タイムを当てるアトラクション部門が実施され、大会とは違った和やかな雰囲気で行われた。結果は通常部門でも3位の須藤さんが、なんと0.25秒の違いで1位となった。

●通常部門
1位 東京都立小金井工業高等学校 芳須 大海君 18.15秒
2位 東京都立小金井工業高等学校 榎本 祐君 18.17秒
3位 東京都立砧工業高等学校 須藤 恵理香さん 20.04秒

●キット部門
1位 東京都立小金井工業高等学校 斎藤 徳七君 23.76秒
2位 東京都立練馬工業高等学校 田辺 浩君 27.78秒
3位 東京都立小石川工業高等学校 野崎 純一君 29.19秒

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