MCR - Micom Car Rally
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日  時 2006年11月25日(土)
開催場所 大阪府立今宮工業・工科高等学校
参加台数 高校生の部:183台 ※全国大会出場枠:13台
一般の部:29台 ※全国大会出場枠:3台
スケジュール 要項をご覧ください
開催事務局
問い合わせ先
〒557-0024
大阪市西成区出城 1-1-6
大阪府立今宮工業・工科高等学校
機械科 尾崎 幸敏
TEL:06-6631-0055
要項 PDFファイル

高校生の部 予選結果
【参加台数】183台【完走台数】56台【コース長】50.40m
順位 氏名 カーネーム タイム 所属名
1位 西村 勇次 紀北ver3 00'16"98 和歌山県立紀北工業高等学校
2位 古川 翔大 完走機 00'18"20 大阪府立淀川工科高等学校
3位 荒木 佳晃 LUCKY・STRAKE 00'18"22 大阪府立今宮工業高等学校
4位 井上 浩一 マイコンインパクト 00'18"30 大阪府立今宮工業高等学校
5位 近西 卓也 IMAMIYAtech、E8492 00'18"31 大阪府立今宮工業高等学校
6位 下村 智斉 紀北壱号機快 00'18"36 和歌山県立紀北工業高等学校
7位 四井 和樹 GT−R 00'18"45 兵庫県立相生産業高等学校
8位 森 崇徳 旋風機 00'18"50 大阪府立淀川工科高等学校
9位 田辺 剛司 今工_T.T_MK-U 00'18"90 大阪府立今宮工科高等学校
10位 尾川 貴紀 オガワゴン 00'19"16 兵庫県立相生産業高等学校
11位 永岡 広宣 桃谷HN−01 00'19"41 大阪府立桃谷高等学校
12位 佐田 竜太 紀北ドラ吉 00'19"63 和歌山県立紀北工業高等学校
13位 長澤 洸智 セバスチャン 00'19"75 兵庫県立相生産業高等学校
14位 芦谷 竜治   VTR-SP2 00'20"18 兵庫県立相生産業高等学校
15位 福田 貴文 オンディーヌ 00'20"21 兵庫県立相生産業高等学校
16位 森川 龍之介 暴走機関車ひでかず 00'20"34 兵庫県立姫路工業高等学校
17位 川本 渉 MY ANGEL 00'20"37 神戸村野工業高等学校
18位 久家 唯司 Mr.カラスコjr 00'20"76 兵庫県立相生産業高等学校
19位 巴  裕哉    ヘブンストラーダ 00'21"89 兵庫県立相生産業高等学校
20位 渡辺 良治 エスカミーリョ 00'22"02 神戸村野工業高等学校
21位 山内 詩央里 ぱくのDestroyer 00'22"55 兵庫県立姫路工業高等学校
22位 梅田 健太 姫コータロー 00'22"57 兵庫県立姫路工業高等学校
23位 片村 亮太 加太無羅輌他 00'22"61 神戸市立科学技術高等学校
24位 山本 みゆき エリザベス 00'22"62 兵庫県立相生産業高等学校
25位 日 真吾 闘牛 Jr. 00'23"20 兵庫県立東播工業高等学校
26位 大田 彰 マロン、Vol 4 00'23"74 兵庫県立相生産業高等学校
27位 ア平 優二 サキヒラ 00'24"42 神戸市立科学技術高等学校
28位 桂  優貴 姫工B and J 00'24"67 兵庫県立姫路工業高等学校
29位 川部 哲朗 改号 00'25"08 堺市立工業高等学校
30位 太田 洋之 芽衣子様P.E. 00'25"13 神戸市立科学技術高等学校
31位 吉田 拓真 車科乃会長 00'25"20 京都府立田辺高等学校
32位 三木 雄太 唯我独尊 00'25"32 兵庫県立相生産業高等学校
33位 高橋 誠 AWS Ver2006号 00'27"47 堺市立工業高等学校
34位 大谷 貴志 想定の範囲GUY 00'27"55 兵庫県立姫路工業高等学校
35位 鞍田 朋宏 101号 00'29"06 堺市立工業高等学校
36位 開田 浩司 No スモウKING 00'29"14 神戸市立科学技術高等学校
37位 吉田 和樹 活性剤 00'29"91 京都市立洛陽工業高等学校
38位 宮崎 郁弥 Boys be ambitious 00'32"46 大阪府立城東工業高等学校
39位 中本 亮太 PAPILLON SR 00'33"07 大阪市立生野工業高等学校
40位 角南 将 Concentreation 00'33"16 大阪市立生野工業高等学校
41位 山本 章裕 ところてんMAX 00'34"86 兵庫県立篠山産業高等学校
42位 藤本 勝也 ひがしよど丸1号 00'35"11 大阪市立東淀工業高等学校
43位 平岡 勇樹   平岡1号 00'36"49 大阪府立堺工科高等学校
44位 保田 信哉 ISC Y 00'38"17 大阪府立茨木工科高等学校
45位 下蔭 亘 百式 00'38"20 大阪府立城東工業高等学校
46位 西村 駿 FREEDOM WINGS 00'39"92 滋賀県立瀬田工業高等学校
47位 西海 康泰 旋 風 丸 00'40"89 大阪市立生野工業高等学校
48位 龍見 心基 ハーツクライ 00'41"21 和歌山県立田辺工業高等学校
49位 浅野 智也 ゴキジェット 00'43"17 大阪市立生野工業高等学校
50位 谷口 雄祐 ハルウララ 00'43"23 和歌山県立田辺工業高等学校
51位 丸山 祐輔 R.ARMANY 00'44"24 和歌山県立田辺工業高等学校
52位 橋本 和義 guapo 橋本 00'46"95 大阪府立堺工科高等学校
53位 古谷 尭士 ISC FK 00'47"85 大阪府立茨木工科高等学校
54位 倉藤 純 ISC KF 00'48"39 大阪府立茨木工科高等学校
55位 鈴木 和也 NADA−U 00'51"76 神戸市立長田工業高等学校
56位 園 和也 E心電心 00'58"96 滋賀県立瀬田工業高等学校
競技は2台併走のタイムレースを1回行い、上位32台が決勝トーナメントへ進む。

高校生の部 決勝トーナメント結果 兼 代表権獲得選手
トーナメント成績 氏名 カーネーム 最高タイム 学校
優勝
全国出場
森 崇徳 旋風機 0'17"08 大阪府立淀川工科高等学校
準優勝
全国出場
久家 唯司 Mr.カラスコjr 0'19"18 兵庫県立相生産業高等学校
3位
全国出場
下村 智斉 紀北壱号機快 0'18"05 和歌山県立紀北工業高等学校
4位
全国出場
佐田 竜太 紀北ドラ吉 0'19"04 和歌山県立紀北工業高等学校
8位
全国出場
尾川 貴紀 オガワゴン 0'17"97 兵庫県立相生産業高等学校
8位
全国出場
長澤 洸智 セバスチャン 0'19"06 兵庫県立相生産業高等学校
8位 芦谷 竜治   VTR-SP2 00'20"18 兵庫県立相生産業高等学校
8位
全国出場
森川 龍之介 暴走機関車ひでかず 00'20"34 兵庫県立姫路工業高等学校
16位
全国出場
古川 翔大 完走機 00'18"20 大阪府立淀川工科高等学校
16位
全国出場
荒木 佳晃 LUCKY・STRAKE 00'18"22 大阪府立今宮工業高等学校
16位
全国出場
井上 浩一 マイコンインパクト 00'18"30 大阪府立今宮工業高等学校
16位 近西 卓也 IMAMIYAtech、E8492 00'18"31 大阪府立今宮工業高等学校
16位 四井 和樹 GT−R 0'18"43 兵庫県立相生産業高等学校
16位 田辺 剛司 今工_T.T_MK-U 0'18"61 大阪府立今宮工科高等学校
16位 永岡 広宣 桃谷HN−01 00'19"41 大阪府立桃谷高等学校
16位 三木 雄太 唯我独尊 00'25"32 兵庫県立相生産業高等学校
32位
全国出場
西村 勇次 紀北ver3 00'16"98 和歌山県立紀北工業高等学校
32位 福田 貴文 オンディーヌ 00'20"21 兵庫県立相生産業高等学校
32位 川本 渉 MY ANGEL 00'20"37 神戸村野工業高等学校
32位 巴  裕哉    ヘブンストラーダ 00'21"89 兵庫県立相生産業高等学校
32位 渡辺 良治 エスカミーリョ 00'22"02 神戸村野工業高等学校
32位 山内 詩央里 ぱくのDestroyer 00'22"55 兵庫県立姫路工業高等学校
32位 梅田 健太 姫コータロー 00'22"57 兵庫県立姫路工業高等学校
32位
全国出場
片村 亮太 加太無羅輌他 00'22"61 神戸市立科学技術高等学校
32位 山本 みゆき エリザベス 0'22"20 兵庫県立相生産業高等学校
32位 日 真吾 闘牛 Jr. 00'23"20 兵庫県立東播工業高等学校
32位 大田 彰 マロン、Vol 4 0'23"56 兵庫県立相生産業高等学校
32位 ア平 優二 サキヒラ 0'23"07 神戸市立科学技術高等学校
32位 桂  優貴 姫工B and J 0'24"45 兵庫県立姫路工業高等学校
32位 川部 哲朗 改号 0'23"82 堺市立工業高等学校
32位 太田 洋之 芽衣子様P.E. 00'25"13 神戸市立科学技術高等学校
32位
全国出場
吉田 拓真 車科乃会長 00'25"20 京都府立田辺高等学校
全国大会の出場権は、決勝トーナメントのベスト8、予選タイム上位3名、実行委員会推薦枠2名とする。また、1校3台を限度とし、4台目以降は順次繰り上げとする。

高校生の部 決勝トーナメント結果
PDFファイルで表示します。

高校生の部 団体の部
順位 学校名 3台の合計タイム
優勝 大阪府立今宮工科高等学校 00'54"83
準優勝 和歌山県立紀北工業高等学校 00'54"97
3位 兵庫県立相生産業高等学校 00'57"36

一般の部 結果
【参加台数】29台【完走台数】8台【コース長】50.40m
順位 氏名 カーネーム タイム 所属名
1位 勘原 利幸 拳禅一如 00'15"14 チームMTY
2位
全国出場
松井 弘幸 FREE WAY 00'15"58 砺波マイコンカークラブ(TMCC)
3位
全国出場
中岡 進 STIKK 00'15"89 NAKAOKA Family
4位
全国出場
中岡 郁晴 鉄人郁晴号 00'16"89 NAKAOKA Family
5位 猪熊 伸彦 熊九郎 00'17"67 個人参加
6位 堤谷 孝章 GTT−R2 00'17"95 個人参加
7位 久家 祥平 Mr.カラスコ 00'19"23 個人参加
8位 笹城戸 清司 男ひとり旅 00'20"38 兵庫県立姫路工業高等学校 機械科
競技は2台併走のタイムレースを2回行い、タイムの良い方を記録とし、順位を競う。
1位の勘原さんは、既に開催された大会で代表権を取得されているため、繰り上がります。

大会レポート
2006年11月25日(土)、第8回目を迎えたジャパンマイコンカーラリー2007近畿地区大会が、曇り空の中、今年も大阪府立今宮工科高等学校で開催された。今回高校生の部の参加は35校、183台、一般の部も29台と昨年に比べ双方の部とも若干減少した。
高校生の部は、今年から競技方法が変わった。予選は2台併走のタイムレースを2回行い、良い方のタイムをベストタイムとして上位32台が決勝トーナメントに進出する。昨年と異なり、予選で2回走行できるため、1回目の走行では思い切った走りや、様子見の走りも多く見られ、その結果1回目は32台しか完走できず寂しい結果となってしまった。しかし2回目の走行では状況が把握できたのか安定した走行で完走が増え、最終的には56台が完走した。その中でも、常勝校である兵庫県立相生産業高等学校からは最多の10台が決勝トーナメントに進出、大阪府立今宮工科高等学校、和歌山県立紀北工業高等学校などの常連校がこれに続いた。その他今年は大阪府立淀川工科高等学校の2台が予選ベスト10以内に2台入り健闘。
決勝トーナメントは併走する相手に勝たなければならず、タイムはもちろんのことだが、まず安定した走りで完走することが第1条件となる。毎年ドラマがあるトーナメントだが、今年も決勝トーナメントのベスト8に進出した中には、予選タイム1位〜5位以内のマイコンカーは1台もなかった。やはり相手よりも速く、かつ完走させることがいかに難しいか物語っている。特に予選タイム第1位 和歌山県立紀北工業高校等学校の西村君はトーナメント1回戦にコースアウトしてしまい、同32位 兵庫県立相生産業高等学校の三木君が勝ちあがった。ただ彼も2回戦では敗れてしまい、昨年のようなサプライズな上位進出はかなわなかったが...。優勝したのは高速ながらも終始安定した走りを見せた大阪府立淀川工科高等学校の森君で、タイムは19.12秒。準優勝は兵庫県立相生産業高等学校の久家君、そして第3位には和歌山県立紀北工業高等学校の下村君が続いた。全国大会出場権は、決勝トーナメントベスト8以内の上記3校の他、兵庫県立姫路工業高等学校が獲得。その他予選タイム上位として大阪府立今宮工科高等学校から2名、実行委員会推薦枠で神戸市立科学技術高等学校、京都府立田辺高等学校とあわせて合計13名の選手が全国大会行きの切符を手にした。
一般の部も昨年と異なりタイムレースを2回行うが、決勝トーナメントはなく、良い方をベストタイムとして順位が決定する。今年は地区外からエントリーしたチームMTYの勘原さんが、15.14秒というすばらしいタイムで優勝。これに同じく地区外からエントリーした砺波マイコンカークラブの松井さん、NAKAOKA Familyの中岡進さんが続いた。全国大会出場権は、勘原さんがすでに他地区での大会出場が決まっているため、準優勝以下の2名と、第4位だったNAKAOKA Familyの中岡郁晴さんの3名が獲得した。
高校生の部近畿地区は、一昨年、全国大会団体の部で優勝を手にしている。今年は雪辱を期して、ぜひ全国大会でもその勇姿を見せて欲しい。(T)

開会式 車検 レーンチェンジクリア中

表彰式 高校生の部 入賞選手と全国出場選手 おめでとうございます! 一般の部 全国出場選手 おめでとうございます!

 他に特徴のあるマイコンカーを紹介しよう。

京都府立田辺高等学校 吉田 拓真君「車科乃会長」。後輪駆動で1輪2モータ。ギヤ比は8:60。EEP-ROMを搭載して走行中の状態を保存、走行後パソコンへ転送して解析に利用している。クランクなど目視だけでは確認出来ない部分の調査に使用しているとのこと。 大阪府立今宮工業高等学校 荒木 佳晃君「LUCKY・STRAKE」。モータは後輪1輪2個、前輪1輪1個の4WD。前までは前輪1輪2個だったが軽量化のために1個にした。ステアリングはmaxonのRE21モータを使用。センサはデジタル5個、アナログ2個。レーンチェンジ時のハンドル切れ角の調整に苦労したとのこと。 和歌山県立紀北工業高等学校 下村 智斉君「紀北壱号機快」。ハイスピードギヤを使用した4WD。サーボはサンワのERG-WRX。車体は何度も作り直して現在の形になった。プログラムは、クランクを高速かつ安定して走るよう調整するのに苦労したとのこと。直角部分は内輪をブレーキにしている。

大阪府立淀川工科高等学校 古川 翔大君「完走機」。1輪1モータの4WD。ステアリングはmaxonのRE21モータを使用。センサはアナログ2個、デジタル3個。スタートバーはベストテクノロジーの800mmセンサを使用。ギヤボックスは6mm厚のアルミをフライス盤で加工。クロスラインとハーフラインはアナログセンサを使って読み違いを防止している。 滋賀県立瀬田工業高等学校 西村 駿君「FREEDOM WINGS」。後輪駆動でハイスピードギヤボックスを使用。サーボはフタバのS3003。電池はアルカリ電池を使用。アルカリの方が速いとのこと。プログラムは、クロスラインを見つけると逆転ブレーキを掛けて急激に減速させて直角をクリアさせている。 兵庫県立東播工業高等学校 日 真吾君「闘牛Jr.」。電池のコネクタは大きい物を使用して接触抵抗を減らしている。モータは1輪2モータの合計8個。ギヤ比8:64。シャーシはポリカーボネートをNCで加工。デジタルセンサ5個でコースのラインを読み取っている。

兵庫県立姫路工業高等学校 森川 龍之介君「暴走機関車ひでかず」。後輪駆動で1輪2モータ、サーボはサンワのERG-WRX。シャーシはアクリルとアルミを使用。カーブは、安定して走るよう遅めにしているとのこと。 登 弘聡さん「SCITECS−01」。後輪駆動でハイスピードギヤボックスを1輪で2個使い。ステアリングは、KOプロポのPDS-2123FETの中のモータを直接制御している。アッカーマンリンク機構部分の製作に苦労したとのこと。 松井 弘幸さん「FREE WAY」。駆動は指定モータ1輪1個の4WD。ギヤ比は6:1。ステアリングはmaxonのRE21モータを使用。ギヤ比は29:1。シャーシはカーボンとアルミを使用。プログラムは、カーブでスピードを上げると落ちるのでブレーキを掛けながら走行しているとのこと。

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