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日  時 2006年11月23日(祝)
開催場所 香川県立多度津工業高等学校
参加台数 高校生の部:101台 ※全国大会出場枠:8台
一般の部:30台 ※全国大会出場枠:3台
スケジュール 要項をご覧ください
開催事務局
問い合わせ先
〒764-0011
香川県仲多度郡多度津町栄町1-1-82
香川県立多度津工業高等学校
建築科 北山 保雄
TEL:0877-33-2131
要項 PDFファイル

高校生の部 結果
【参加台数】101台【完走台数】31台【コース長】50.40m
順位 氏名 カーネーム タイム 所属名
1位
全国出場
豊浦 広行 TRY−DAGGER 00'14"37 香川県立三豊工業高等学校
2位
全国出場
森川 卓哉 トランザム 00'14"42 香川県立三豊工業高等学校
3位
全国出場
池田  竜 1’00”00 00'14"88 香川県立三豊工業高等学校
4位
全国出場
長尾 義理 スワローR 00'16"68 香川県立高松工芸高等学校
5位
全国出場
山本  学 Libra 00'17"11 香川県立志度高等学校
6位
努力賞
砂川 恭介 シルエット 00'17"40 香川県立志度高等学校
7位 冨田  信 ホーネットR 00'17"46 香川県立高松工芸高等学校
8位 沢地  諒 黄昏の魔弾 00'17"48 香川県立志度高等学校
9位 藤本 憲治 白虎 00'17"67 香川県立志度高等学校
10位 高嶋 真太朗 志度200系 00'18"43 香川県立志度高等学校
11位 大林 尭史 不知火E 00'19"80 香川県立高松工芸高等学校
12位
全国出場
吉崎 浩資 hide 00'19"93 徳島県立徳島工業高等学校
13位
努力賞
大石 悠矢 HINOGO 00'19"99 徳島県立徳島工業高等学校
14位 秦  達彦 ジャンボいなり 00'20"09 香川県立高松工芸高等学校
15位 齋藤 友規 YEYAN 00'20"59 徳島県立徳島工業高等学校
16位
全国出場
横山  零 スモークチーズ 00'20"84 愛媛県立吉田高等学校
17位 浅川 徹也 エルム2号 00'20"95 愛媛県立松山工業高等学校
18位 馬場 良平 猫なべ 00'21"84 愛媛県立松山工業高等学校
19位 橋本 啓介 レオパルドR 00'21"95 香川県立高松工芸高等学校
20位 池下  薫 総霊白山 00'23"80 香川県立高松工芸高等学校
21位
全国出場
堀川 康成 ☆船 00'26"89 高知県立高知東工業高等学校
22位 松家  健 ミネラルシーフード 00'27"34 香川県立高松工芸高等学校
23位 石田 遼太 アカレンジャー 00'27"60 香川県立高松工芸高等学校
24位 多田 竜也 電池メン 00'28"31 香川県立高松工芸高等学校
25位
努力賞
本多  悟 刹那 00'30"10 高知県立高知東工業高等学校
26位 池田 佳史 KM0524 00'33"98 香川県立高松工芸高等学校
27位 成岡 蓮生 松葉 00'38"92 高知県立高知東工業高等学校
28位 吉門  潤 翔けん作品 00'39"38 高知県立高知東工業高等学校
29位 金澤 隆仁 00'40"90 愛媛県立今治工業高等学校
30位 近藤 奨悟 桜ケ丘57号 00'56"30 高知県立安芸桜ヶ丘高等学校
31位 和泉 直弥 Hastur 01'28"29 香川県立志度高等学校
審査員
特別賞
相原 英人 エヒメ戦隊みかん 愛媛県立新居浜工業高等学校
競技は2台併走のタイムレースを2回行い、タイムの良い方を記録とし、順位を競う。
全国大会の出場権は、上位8台とする。ただし、各県枠1台を優先する。また、1校3台を限度とし、4台目以降は順次繰り上げとする。

高校生の部 決勝競技 結果
順位 氏名 カーネーム タイム 所属名
優勝 森川 卓哉 トランザム 00'14"39 香川県立三豊工業高等学校
準優勝 豊浦 広行 TRY−DAGGER 00'14"46 香川県立三豊工業高等学校
3位 池田  竜 1’00”00 00'14"85 香川県立三豊工業高等学校
4位 長尾 義理 スワローR 00'20"01 香川県立高松工芸高等学校
決勝競技は四国地区大会の個人賞上位4人の順位を競うため、トーナメントを行う。
全国大会出場権とは関係ありません。
記載タイムは決勝トーナメントの最高タイム。

一般の部 結果
【参加台数】30台【完走台数】7台【コース長】50.40m
順位 氏名 カーネーム タイム 所属名
1位
全国出場
福永 信雄 Runner 00'14"15 チームMTY
2位
全国出場
勘原 利幸 拳禅一如 00'14"49 チームMTY
3位
全国出場
中尾 伊知郎 ICHIRO 00'14"51 チームMTY
4位 本行 圭介 suzupy 00'14"64 チームMTY
5位 瀬尾 文隆 WinningRun 00'14"98 チームMTY
6位 堤谷 孝章 GTT−R2 00'18"50 個人参加
7位 梅下 悟 ボクサー 00'20"01 香川県立高松工芸高等学校
8位 浅野 浩史 エメルソンA 00'31"88 アナブキ
競技は2台併走のタイムレースを2回行い、タイムの良い方を記録とし、順位を競う。

大会レポート
2006年11月23日(祝)、天気予報の"朝から雨降り"を皆の熱き想いで覆した曇り空の中、ジャパンマイコンカーラリー2007四国地区大会が、昨年の香川県立坂出工業高等学校から香川県立多度津工業高等学校に会場を移して開催された。今年の参加台数は昨年よりも若干増加し、高校生の部17校101台、一般の部は30台となった。四国地区大会は高校生の部、一般の部とも2台併走のタイムレースを2回行い、タイムの良い方の記録で順位が競われる。今年はこれに加えて、高校生の部のみタイム上位4台による決勝トーナメントが行われ、四国地区大会個人の部としての優勝〜第4位を決定することとなった。
高校生の部は、全国でもNo.1の激戦地区。その熾烈さは年々増しており、今年から新たに始まった新スタート方式やレーンチェンジのコースをどのように挑み、より好タイムを出すかが注目されていた。レースは予想通り、新ルールにてこずった選手が多く、第1回目のレースでは完走21台であった。しかしながらそこは強豪四国地区、第2回目のレースでは再調整をし、2レース合計での完走は31台にまでアップしていた。
結果は、ベストタイムとなる予選レース第1位は香川県立三豊工業高等学校の豊浦君が14.37秒の素晴らしいタイムで獲得、これに僅か0.05秒遅れて同校の森川君が14.42秒で続いた。第3位にも同校の池田君が14.88秒のタイムで入り、ベスト3を独占した。トーナメントで行われる決勝戦は上記豊浦君と森川君の戦いとなり、ベストタイムでは2位に甘んじていた森川君が、豊浦君を0.07秒上回る14.39秒のタイムで四国地区大会での優勝を勝ち取った。この3名に続き、第4位には香川県立高松工芸高等学校の長尾君が、第5位には香川県志度高等学校の山本君が入った。4、5位の両校は、強豪香川県の中でこれまで幾度となく涙をのんできたが今回は全国大会初出場の切符を手にした。この3校5台のほかには、各県枠の規定により、徳島県立徳島工業高等学校の吉菅君、愛媛県立吉田高等学校の横山君、高知県立高知東工業高等学校の堀川君が全国大会に選出された。しかしながら今年最も残念だったのは、常勝香川県立坂出工業高等学校が、全国出場はおろか、1台も完走できなかったことだ。技術の伝承がスムーズになされていなかったのだろうか。来年は是非復活を願ってやまない。
一般の部は、今年も常連のチームMTYでベスト3が占められた。1回目14.93秒を記録した福永さんが、2回目でこれを上回る14.15秒という見事なタイムで1位。第2位には14.49秒で昨年の四国地区大会の覇者勘原さんが入り、第3位にはこれに遅れること僅か0.02秒で中尾さんが続き、この3名が全国大会出場を手にした。
全国大会では昨年に続き連続優勝を狙う四国勢。四国地区を追い抜け追い越せと実力を上げている他地区とのプライドをかけた熾烈な争いが、来年1月の北の大地で見られることを期待したい。(T)

開会式 選手宣誓 審査員特別賞

決勝トーナメント決勝戦タイム 高校生の部 入賞選手と全国出場選手 おめでとうございます! 一般の部 全国出場選手 おめでとうございます!

 他に特徴のあるマイコンカーを紹介しよう。

徳島県立徳島工業高等学校 齋藤 知樹君「YEYAN」。後輪1輪2個、前輪1輪1個の4WD。サーボはサンワのERG-WRX。後輪の幅を広くしてカーブでずれないようにしている。ホイールはアルミ棒を旋盤で加工した。プログラムは、カーブでの左右回転差合わせが苦労したとのこと。 香川県立三豊工業高等学校 森川 卓哉君「トランザム」。1輪2モータの4WD。ステアリングはmaxonモータRE21を使用。シャーシは、ジェラルミン2mm厚を使用して剛性を高くしている。タイヤ幅は40mm。センサーバーの長さを長くして脱輪しづらいようにしたとのこと。 高知県立高知東工業高等学校 吉門 潤君「翔けん作品」。後輪駆動で1輪1個使用。電池は6本をモータへ、2本を昇圧してCPUへ供給している。ベストテクノロジーの800mm光センサでスタートバーを検出している。クロスラインとハーフラインの読み取りに苦労したとのこと。読んだは読み取った瞬間ではなく読んだ少し後のセンサ状態を使用して上手く判別している。

香川県立志度高等学校 山本 学君「Libra」。1輪2個の4WD。ラインセンサはデジタル7個。maxonモータによるステアリング制御。直前まで遠方センサを付けていたがうまくいかずに取ったとのこと。プログラムは、出来るだけ速度を落とさないようレーンチェンジとクランクの調整をするのに苦労した。 愛媛県立松山工業高等学校 浅川 徹也君「エルム2号」。後輪駆動でハイスピードギヤを使用。シャーシは電池交換がすぐに出来るようネジの取り付け位置を工夫している。センサーバーはカーボンを使用して軽量化。プログラムはS字カーブがスムーズに行くようにハンドル角度と左右回転差の調整をかなりしたとのこと。 香川県立高松工芸高等学校 長尾 義理君「スワローR」。後輪1輪2個、前輪1輪1個の4WD。サーボはデジタルサーボを使っている。アナログサーボと比べてコーナーリングが良くなったとのこと。重心を低くするためバッテリーをぎりぎりまで下に持ってきた。コーナーではハンドル切れ角を大きめにしてスピードアップを図っている。

浅野 浩史さん「エメルソンA」。後輪駆動でmaxonモータRE21を使用。サーボはキット品。小型化するのに苦労したとのこと。プログラムは、クロスラインとハーフラインの読み違えが起こる為、中心線が無くなったか、直角に曲がったかで判断している。 福永 信雄さん「Runner」。4WDでmaxonモータRE21 9V仕様を昇圧して使用。ステアリングもmaxonモータ。センサはデジタル7個。ディップスイッチを10bit分追加してパラメータを細かく調整している。レーンチェンジは曲げた後すぐにまっすぐに戻して出来るだけ減速しないようにしているとのこと。 堤谷 孝章さん「GTT−R2」。ラジコンの部品を流用して製作。後輪駆動でmaxonモータRE21 4.5Vを使用。サーボはKOプロポのPDS-2363ICSを寝かせている。坂ではリミットスイッチが反応するようにして、ブレーキを掛け飛び上がりを防止している。

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