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技術情報 >> 上位入賞マイコンカー >> JMCR2012全国大会出場マシンを見てみよう! Basic Class編
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■JMCR2012全国大会出場マシンを見てみよう!
Basic Class編

本ページの内容は、上位入賞者の皆さんへアンケートを送り、ご回答いただいた内容を掲載しています。お忙しい中ご回答いただきました顧問の先生、選手の方々のご厚意に感謝申し上げます。
学校や本人へ直接問い合わせることはしないようお願いします。

Basic Class 優勝
岡山県立玉野光南高等学校 田井 宏樹 「送り人」
内 容 詳 細
長さ関係 全長:460o、全幅:160o ホイールベース:165o
重量 490g (電池抜き)
電池 マイコン側:eneloop lite 4本
モータ側:eneloop lite 4本
駆動モータ 後輪左右に指定モータ1個ずつ使用
タミヤハイスピードギヤボックス(ギヤ比11.6:1)
タイヤ、ホイール 前輪:直径45mm 後輪:直径60mm
市販ラジコンホイールを削りました。
サーボ ES-519
コース検出
センサ
デジタル7個(センサ基板Ver.4)
その他の
センサ
スタートバー検出センサ
特 徴 シャーシにカーボンを使用し、車体の軽量化と剛性を持たせました。使用するネジの本数を少なくし、接着剤を用いて軽量化にしました。滑らかな走行になるように、特に車線変更時のプログラミングでは、センサの検出状態に合わせてハンドルの切り角を細かく調整したことにより、ある程度の速さで走行できるようになりました。
苦労した点 タイムロスがないような滑らかな走りにするために、内輪と外輪のPWMの調整、センサアームの長さとサーボの切れ角の調整、ホイルベースとトレッドの調整、タイヤの幅の調整、電池の種類による加減速など、マッチングを見つけるまでに何度も何度も苦労しました。
感想 もうこれくらいかなって思いつつも、マシンの調整に何か物足りなさが残ったときは、自分なりの理論に納得がいくまで研究しました。最終的には全国大会の試走でも直線の後のカーブの切り返しでコースアウトになりそうな部分があったので、カーブのスピードを落として安定走行をしようか、それとも学校では完走していたのでこのままにしておこうかと夜遅くまで悩みました。しかし、結果としてコースアウトをしたら終わりなので、安定走行を選択しました。前日の試走でも何台か速いマシンがあったので、まさか優勝できるとは思っていませんでした。しかし、結果として全国大会という舞台で優勝することができたことは本当に嬉しかったです。マイコンカーは奥が深い競技だと改めて感じました。応援して下さった皆さん、本当にありがとうございました。
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Basic Class 準優勝
徳島県立貞光工業高等学校 新居 春輝 「阿修羅スペシャル」
内 容 詳 細
長さ関係 全長:550mm、全幅:170mm、ホイールベース:170mm
重量 700g(電池含む)
電池 マイコン側:eneloop lite 4本
モータ側:eneloop lite 4本
駆動モータ 前輪左右に指定モータ1個ずつ使用
タミヤハイスピードギヤボックス(ギヤ比11.6:1)
タイヤ、ホイール 市販ラジコンホイールのスポーク部分を一部削り取った
前輪タイヤ直径:60mm 後輪タイヤ直径:42mm
サーボ SRM-102Z
コース検出
センサ
デジタルセンサ7個(センサ基板Ver.4)
その他の
センサ
スタートバー検出センサ
特 徴 カーブへ突入したときの反応を早くし全体的に安定した走行ができるように、前輪駆動でセンサバーを長くしました。また、電池ボックスの位置をできるだけ真ん中になるようにして機体の重量バランスを整えました。
苦労した点 安定した走行ができるように大会直前まで車体の位置を変えました。また、坂下のカーブやクランクに入るブレーキ量を調整するのが大変でした。1回走らせるごとにプログラムを見つめ直し、車体に合った角度やPWMを探すのに時間がかかりました。
感想 今までプログラムや機体の形状による走行の特徴を勉強してきたので、それが全国大会で発揮できて良かったです。優勝できなかった悔しさはありますが、一度もコースアウトせずに走らせることができて嬉しかったです。この準優勝は教えていただいた先生や協力してくれた部員、また応援していただいた学校の方々のおかげだと思っています。心から感謝しています。来年はBasic Classとは違いAdvanced Classに出場するので頑張っていきたいです。
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Basic Class 第3位
広島県立広島工業高等学校 高橋 聡 「落合魂」
内 容 詳 細
長さ関係 全長:440mm、全幅:170mm、ホイールベース:170mm
重量 420g(電池抜き)
電池 マイコン側:ニッケル水素電池4本 モータ側:アルカリ電池4本
駆動モータ 後輪左右に指定モータ1個ずつ使用
タミヤハイスピードギヤボックス(ギヤ比11.6:1)
タイヤ、ホイール 市販ラジコン用ホイールにスポンジを巻いて使用
前輪:40mm 後輪:63mm
サーボ SRM-102Z
コース検出
センサ
デジタルセンサ7個(センサ基板Ver.4)
その他の
センサ
スタートバー検出センサ
特 徴 一枚のシャーシーにマイコンやモータドライブ基板などを配置することで、組み立てやメンテナンスが容易になり軽量化にもなっている。電池を出来るだけ後に搭載することでフロントの加重を減らし、ハンドルの切れを良くした。
苦労した点 マシンのスピードが速くて安定した走行が出来るようにするのに大変だった。また、強度が落ちないようにして車体の軽量化をした。クランク、レーンチェンジで突っ込まないように何度も走行させプログラムの改良をした。
感想 初めて地区大会・全国大会と出場し、3年間の最後にいい思い出が出来ました。特に全国大会では予選の順位が14位だったので決勝トーナメントでの上位入賞は難しいと思いましたが、3位に入賞できてとても嬉しかった。
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JMCR2012
Advanced Class
上位入賞者
JMCR2012
Basic Class
上位入賞者