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技術情報 >> 上位入賞マイコンカー >> JMCR2015全国大会出場マシンを見てみよう! Basic Class編
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■JMCR2015全国大会出場マシンを見てみよう!
Basic Class編

本ページの内容は、上位入賞者の皆さんへアンケートを送り、ご回答いただいた内容を掲載しています。お忙しい中ご回答いただきました顧問の先生、選手の方々のご厚意に感謝申し上げます。
学校や本人へ直接問い合わせることはしないようお願いします。

Basic Class 優勝
愛媛県立松山工業高等学校 光宗 将隆 「オレンジ魂4号」
内 容 詳 細
長さ関係 全長:520o、全幅:190o ホイールベース:165o
重量(電池込み) 640g
電池 マイコン側:eneloop lite 4本
モータ側:アルカリEVOLTA 4本
駆動モータ 後輪左右に指定モータ1個ずつ使用
タミヤハイスピードギヤボックス(ギヤ比11.6:1)
タイヤ、ホイール 前輪:直径48mm 後輪:直径65mm
市販ラジコン用ホイールを使用し、スポンジを巻いている
サーボ サンワ:SRM−102Z
コース検出
センサ
デジタル7個(センサ基板Ver.4)
その他の
センサ
スタートバー検出センサ
特 徴 後輪駆動で、スピードを出しながらもコースに応じて柔軟に対応できるマシンを目指しました。アッカーマン方式を採用し、すべての部品をネジやスペーサでつなぎ一体構造とすることで、カーブやブレーキの時にもブレの少ないマシンになっています。そのため、いろいろな場面で安定してスピードを出すことができます。
苦労した点 タイヤのスポンジや直径を変更するたびに、調整を行うことが大変でした。特に、速度が上がったことによりクランクやレーンチェンジで制御が追いつかなくなり苦労しました。また、一体構造にしたことでメンテナンスが難しくなり、マシンの組み立てや重量バランスの調整に苦労しました。
感想 前日の試走では、コースに当たっている照明の明るさが場所により違うので無事完走できるのか不安でした。また、飛行機で輸送した影響なのか、サーボの動作が不安定でいつものようにスムーズにカーブが走行できなかったのが気がかりでした。予選では、2回とも無事走行することができましたが、1位の選手のタイムと0.3秒の差があったので、決勝トーナメントまでの間にカーブの出力や角度を見直しタイムを縮めようと努力しました。決勝トーナメントでは、私を含め4人中3人が四国地区代表で、負けたくないという気持ちがより強くなりました。また、パラメータの変更によりタイムも縮めることができ、決勝戦でも100分の3秒差という勝負をすることができ、とても良い思い出になりました。これも、地区大会・全国大会を支えてくださった方々や私を支えてくださった方々のおかげだと思います。本当にありがとうございました。
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Basic Class 準優勝
秋田県立湯沢翔北高等学校 佐藤智仁 「フラダリ」
内 容 詳 細
長さ関係 全長:455mm、全幅:170mm、ホイールベース:165mm
重量(電池込み) 590g
電池 マイコン側:eneloop lite 4本
モータ側:アルカリEVOLTA 4本
駆動モータ 後輪左右に指定モータ1個ずつ使用
タミヤハイスピードギヤボックス(ギヤ比11.6:1)
タイヤ、ホイール ラジコンホイールを使用し、スポンジを巻いている
前輪タイヤ直径:35mm 後輪タイヤ直径:56mm
サーボ ハイテック製 HS430BH
コース検出
センサ
デジタルセンサ8個(センサ基板Ver.5)
その他の
センサ
スタートバー検出センサ
特 徴 メインシャーシやセンサバーの素材をカーボンにして、車体の軽量化と剛性を持たせています。使用するネジの本数や部品数も少なくなくし、昨年の先輩のマシンより軽くなるよう設計しました。また、コース状況を少しでも早く読み取るために、センサーバーを長くしています。
苦労した点 クランクのブレーキを調整するのに苦労しました。どのような状況でもクリアできるようブレーキやスピードの調整をしました。また、タイヤのサイズや電池の種類を変えるだけで走り方が違ってくるので、それぞれのパターンで調整するのが大変でした。
感想 私の製作したマイコンカーは、軽さを重視しスピードを出せるように工夫しています。全国大会出発前日まで、調整をしました。先輩方が全国大会で毎年結果を残しているというプレッシャーがあり、とても緊張しましたが、プログラム調整やスタート直前までマシンの整備をして、良い結果を残すことができました。今回のこの結果は、自分一人の力ではなく、先生、先輩方、サポートしてくれた仲間のおかげです。本当にありがとうございました。来年度も頑張ります。
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Basic Class 第3位
愛媛県立新居浜工業高等学校 井下 航 「メリー」
内 容 詳 細
長さ関係 全長:490mm、全幅:160mm、ホイールベース:168mm
重量(電池込み) 585g
電池 マイコン側:eneloop lite 4本 モータ側:アルカリEVOLTA 4本
駆動モータ 後輪左右に指定モータ1個ずつ使用
タミヤハイスピードギヤボックス(ギヤ比11.6:1)
タイヤ、ホイール 3Dプリンターで制作
前輪:41mm 後輪:60mm
サーボ サンワ:SRM-102Z
コース検出
センサ
デジタルセンサ8個(センサ基板Ver.5)
その他の
センサ
スタートバー検出センサ
特 徴 最大の特徴はマシンが軽いということです。600gを切ることを目標に基板の配置やシャーシのくり貫き加工、タイヤも3Dプリンターでホイールを制作するなどの軽量化を行いました。マシンが軽くなった分、加減速がしやすくなりました。
苦労した点 全国大会用にマシンを軽量化したことで、四国大会までの設定では走らない状態になり、それを修正するのに手間取りました。また、出発前日までセンサバーの長さやタイヤの直径を変更するなど、少しでも速くしようと試行錯誤を繰り返しました。その中で一番苦労したことは、どのコースレイアウトにでもすぐに対応できるプログラムを完成させることでした。
感想 全国大会出場を目標に取り組んできましたが、四国大会の激戦で出場を勝ち取ったことが自信にもなり、プレッシャーにもなりました。その中で第20回の記念となる大会、北海道では最後の大会で3位と良い結果が残せた事は本当にうれしいです。この結果は、一緒に取り組んできた仲間との協力やマシンへの信頼、また、決勝トーナメントに進んだ四国地区の3人が互いに刺激しあったからこそ生まれたと思います。最後に、今大会に関わられた全ての方にお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
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JMCR2015
Advanced Class
上位入賞者
JMCR2015
Basic Class
上位入賞者
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