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技術情報 >> 上位入賞マイコンカー >> JMCR2010全国大会出場マシンを見てみよう! 「Advanced Classの部」編
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■JMCR2010全国大会出場マシンを見てみよう!
「Advanced Classの部」編

本ページの内容は、上位入賞者の皆さんへアンケートを送り、ご回答いただいた内容を掲載しています。お忙しい中ご回答いただきました顧問の先生、選手の方々のご厚意に感謝申し上げます。
学校や本人へ直接問い合わせることはしないようお願いします。

Advanced Classの部 優勝
岐阜県立可児工業高等学校 大脇 雅也 「テスターSHACK」
内 容 詳 細
長さ関係 全長:750mm、全幅:224mm、ホイールベース:175mm
重量 975g
電池 Ni-Cd電池8本
駆動モータ 前モータ:1軸1個、後ろ:1軸2個
ギヤ比 60:8
タイヤ、ホイール タイヤ:直径約44mm
樹脂棒を旋盤で加工しました。
タイヤの直径:約44mm
サーボ maxon製 RE-MAX21
ギヤ比 60:1
コース検出
センサ
デジタルセンサ5個、アナログセンサ2個
その他の
センサ
先読みセンサ、ゲート用センサ、ポジションセンサ、エンコーダ、坂道用リミットスイッチ2個
特徴 指定モータを合計6個使用し、軽量化、低重心化を目指して設計・作製をしました。細かい部品まで一つ一つ気を使って軽量化できるところは、徹底的に軽量化したので安定して走行できるようになりました。
苦労した点 指定モータのギヤとホイールに取り付けたギヤの噛み合わせがうまく出来ずに何度も付け直しました。また、走行時にイベントなどでスピードが落ちてタイムをロスしていたので、安定させ、かつ早く走らせることを心がけてプログラムを改良するのに時間がかかってしまいました。
感想 高校生活最後に全国大会へ出場して優勝することが出来たので本当に良かったと思います。決勝戦で同じチームメイトと対戦すると決まったときは、とてもうれしかったですし、いつも競い合ってきたライバルだったので試合が終わるまで緊張が止まりませんでした。優勝できたのも教えていただいた先生、チームの皆、製作のアドバイスを下さった方々のおかげなので心から感謝したいと思います。そして、この貴重な経験を次のステップに繋げていけるようにしたいと思います。
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Advanced Classの部 3位
富山県立大沢野工業高等学校 竹内 悠貴 「国士無双」
内 容 詳 細
長さ関係 全長:600mm 全幅:190mm ホイールベース:170mm
重量 1132g
電池 ニッカド、8本
駆動モータ 前輪1つに1個のモータ 後輪1つに3個のモータ
ギヤ比:8:58
タイヤ、ホイール タイヤ:直径38mm
ジュラコン樹脂 旋盤にて削りだし。
サーボ maxon製RE-Max250021
ギヤ比:40:1
コース検出
センサ
アナログ2個、デジタル5個
その他の
センサ
坂検出用リミットスイッチ2個(前後)、ロータリエンコーダ
特徴 大きなステアリングトルクを得たいため、モータはダブルで使っています。また先読みセンサをつける代わりにセンサアームを長くしています。プログラムはどんなコースにも細かい設定なしで対応できるよう工夫しました。
苦労した点 北信越大会後にタイムをあげたくて後輪のモータを3つにしました。元の制御部分やボディーをなるべく変更しないように1個のモータを増やしたものですから、ギヤの噛み合わせが悪く、調整するのに大変苦労しました。
感想 ベスト8に入ること自体が信じられないことだったのに、3位にまでなれたので本当にうれしかったです。これも今までの努力の積み重ねと、先生方のご指導、そして応援してくれた学校のみんなのおかげだと思います。来年もよい成績を残せるようにがんばっていきたいです。
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Advanced Classの部 ベストタイム賞
熊本県立球磨工業高等学校 三輪 大樹 「天頂」
内 容 詳 細
長さ関係 全長:620mm 全幅:250mm ホイールベース:166mm
重量 965g(電池含む)
電池 ニッカド電池8本
駆動モータ 前輪1つに1個のモータ 後輪1つに2個のモータ
ギヤ比 8:50
タイヤ、ホイール フィルムケースの左右の直径が異なるため、最初に薄いテープで左右の直径が揃うように調整し、その上に2mm厚のスポンジを巻き付け、シリコンシートを貼り付けている。
タイヤの直径:約35mm
サーボ maxon製RE16(118682+110322)
ギヤ比19:1のギヤヘッドを60:20で減速
コース検出
センサ
デジタル7個(センサ基板Ver.4)、
車体後部の左右にそれぞれデジタル1個
その他の
センサ
エンコーダ、坂道検出用リミットスイッチ前後に2個
特徴 一つ一つの部品の加工精度を高め、タイヤの真円度や接地圧の均等化などにこだわり、全体の完成度の高めた。
また、走行ログをSDカードに保存しています。
苦労した点 ホイールにフィルムケースを使用しているため、真円度の高いタイヤを作り出すための方法を確立するのに苦労しました。軽量化の目的でシャーシにCFRPの使用を決意しましたが、加工経験がなかったため、予想以上に製作に時間がかかってしまいました。九州大会の後は、コーナーで脱輪したり、クランクの途中で失速するなど全く走らない状態になり、マシンの修復をしながら走行ログやパラメータ、車体など全て見直していく作業に苦労しました。
感想 全国大会では高校で最後となるチャンスをつかみ、優勝を目指して取り組んできました。結果的には叶いませんでしたが、とても充実した全国大会になり、満足しています。マイコンカーを通じてものづくりの喜びや楽しさを知り、良い人間関係を築くこともできました。ありがとうございました。
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JMCR2010
Advanced Classの部
上位入賞者
JMCR2010
Basic Classの部
上位入賞者