MCR - Micom Car Rally
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日  時 2005年11月20日(日)
開催場所 栃木県立宇都宮工業高等学校
参加台数 高校生の部:149台 ※全国大会出場枠:8台
一般の部:50台 ※全国大会出場枠:5台
スケジュール ●2005年11月20(日)
9:00〜10:00 受付,車検,試走(高校の部)
10:00〜10:30 開会式
10:30〜13:00 競技(高校の部)
13:20〜14:00 受付,車検,試走(一般の部)
14:00〜14:45 競技(一般の部)
15:00〜15:30 閉会式
開催事務局
問い合わせ先
〒320-8558
栃木県宇都宮市京町9-25
栃木県立宇都宮工業高等学校
機械科 大橋 新
TEL:028-633-0451


高校生の部 結果
【参加校】23校【参加台数】149台【完走台数】59台【コース長】50.24m
順位 氏名 カーネーム タイム 所属名
1位
全国出場
小手森 洋輔 UK小手森3 00'15"55 栃木県立宇都宮工業高等学校
2位
全国出場
高橋 拓也 Pulsar 00'15"75 群馬県立前橋工業高等学校
3位
全国出場
鵜沼 晋作 UK鵜沼2 00'15"86 栃木県立宇都宮工業高等学校
4位
全国出場
仁平 祐太 cotton−T 00'15"96 栃木県立真岡工業高等学校
5位
全国出場
松井 隆憲 グレート野人我Z 00'16"00 群馬県立渋川工業高等学校
6位
全国出場
武井 剛志 なで肩13号☆ 00'16"08 群馬県立渋川工業高等学校
7位
全国出場
石原 諒一 HEAVEN 00'16"34 群馬県立前橋工業高等学校
8位
全国出場
千葉 裕介 cotton−U 00'16"63 栃木県立真岡工業高等学校
9位 高橋 芳樹 M−TECH05’ 00'16"76 群馬県立前橋工業高等学校
10位 後藤 彰文 MTHS 00'17"58 群馬県立前橋工業高等学校
11位 石田 祐太 TSMM’ 00'17"95 群馬県立前橋工業高等学校
12位 長嶋 拓哉 UK長嶋3 00'18"04 栃木県立宇都宮工業高等学校
13位 手塚 祐樹 UK手塚3 00'18"30 栃木県立宇都宮工業高等学校
14位 石崎 達也 鼬(イタチ) 00'18"57 栃木県立那須清峰高等学校
15位 本田 真一 紫峰[ 00'19"27 茨城県立土浦工業高等学校
16位 加藤 博幸 TYPE-ゾウさん 00'21"30 栃木県立那須清峰高等学校
17位 伊東 孝弘 会長 1号 00'23"02 栃木県立矢板高等学校
18位 山本 好信 SS05−1 00'23"47 栃木県立佐野松陽高等学校
19位 真尾 崇史 SS05−3 00'23"64 栃木県立佐野松陽高等学校
20位 池田 貴久 SH02 00'23"84 栃木県 作新学院高等学校
21位 八木 康二朗 ナンクルナイサ号 00'24"94 栃木県立今市工業高等学校
22位 樋口 悦正 メンソ−レ号 00'25"92 栃木県立今市工業高等学校
23位 田村 貴寛 Shadow2000(シャドウニセン) 00'26"51 栃木県立那須清峰高等学校
24位 秋山 皇平 Incomplete(インコンプレード) 00'26"80 栃木県立那須清峰高等学校
25位 粂川 哲志 UK粂川2 00'26"94 栃木県立宇都宮工業高等学校
26位 設楽 喬 UK設楽2 00'27"30 栃木県立宇都宮工業高等学校
27位 篠原 良和 ムック 00'27"67 栃木県立佐野松陽高等学校
28位 八木沢 敏之 魂(たましい) 00'27"67 栃木県立那須清峰高等学校
29位 猪瀬 賢太 SH06 00'27"79 栃木県 作新学院高等学校
30位 菊地 武則 関根 達也 よしえ5 00'28"23 群馬県立伊勢崎工業高等学校
31位 菊地 将則 OVERS 00'28"33 群馬県立伊勢崎工業高等学校
32位 石田 智広 LL号 00'28"39 茨城県立つくば工科高等学校
33位 尾野 太紀 UK尾野1 00'29"16 栃木県立宇都宮工業高等学校
34位 小林 朋也 XX 00'29"49 群馬県立渋川工業高等学校
35位 大島 泰佑 SH05 00'30"26 栃木県 作新学院高等学校
36位 岡部 雄祐  フェンリン 00'31"46 群馬県立伊勢崎工業高等学校
37位 柴田 竜士 南風原号(はえばるごう) 00'31"74 栃木県立今市工業高等学校
38位 吉田 竜城 SH07 00'31"79 栃木県 作新学院高等学校
39位 南 優希 白槍 00'31"87 群馬県立渋川工業高等学校
40位 佐藤 あゆみ かくざとう 00'32"30 栃木県立宇都宮白楊高等学校
41位 中内 悠太 UK中内1 00'33"87 栃木県立宇都宮工業高等学校
42位 森永 裕晃 リッキ− 00'34"16 栃木県立那須清峰高等学校
43位 岡川 ひと美 ランディ 00'35"89 栃木県立宇都宮白楊高等学校
44位 磯貝 裕也 HMCR 00'36"41 栃木県 白鴎大足利高等学校
45位 引田 一馬 SH01 00'36"87 栃木県 作新学院高等学校
46位 金井 拓哉  田辺 亨 元祖こてつ 00'37"34 群馬県立富岡実業高等学校
47位 横山  裕 AN(エ−エヌ) 00'37"55 栃木県立那須清峰高等学校
48位 大森 秀幸 SH04 00'37"93 栃木県 作新学院高等学校
49位 名井 康晴 SH03 00'39"70 栃木県 作新学院高等学校
50位 山口  勝 SS05−4 00'40"15 栃木県立佐野松陽高等学校
51位 秋田 裕武 MM号 00'41"29 茨城県立つくば工科高等学校
52位 澤本 裕輔 Yellow Turtle(イエロ−タ−トル) 00'41"50 栃木県立那須清峰高等学校
53位 山本 裕太 GT−R 00'42"98 群馬県立渋川工業高等学校
54位 樋口 耕平 命名:ひつじ 00'43"13 栃木県立宇都宮白楊高等学校
55位 関口 亮太 せいぎ 00'44"19 栃木県立宇都宮白楊高等学校
56位 早坂 正太郎 シノニム 00'46"54 茨城県立水戸工業高等学校
57位 日下部 智穂 Freedom−フリ−ダム− 00'47"79 栃木県立宇都宮白楊高等学校
58位 和田  岳 01'02"02 茨城県立水戸工業高等学校
59位 桑原  正 青春 HURRICANE 01'24"12 栃木県立栃木工業高等学校
競技は2台併走のタイムレースを2回行い、タイムの良い方を記録とし、順位を競う。
上位8名を全国大会出場とする。ただし、1校2台を限度とし、上位8名に満たない場合は、順次繰り上げとする。

一般の部 結果
【参加台数】50台【完走台数】24台【コース長】50.24m
順位 氏名 カーネーム タイム 所属名
1位
全国出場
尾花 健司 KLRV−TOY 00'14"80 神奈川県立磯子工業高等学校 設計製作部
2位
※参照
阿佐美 斉 凰呀 00'14"98 群馬県立前橋工業高等学校
3位
全国出場
榮井 弓子 MAGNA 00'15"07 防衛大学校 情報工学科
4位
全国出場
今出 勝 豆タンク1号 00'15"22 防衛大学校 滝田研究室
5位
全国出場
品田 和洋 Sentinel 00'15"37 つくばろぼっとサークル
6位
全国出場
黒川 旭 GodArthur 00'15"68 湘南工科大学ロボット技術研究会
7位 藤森 圭介 ARK 00'15"91 岡工OB会
8位 高橋 久志 独身貴族に戻りたい。 00'16"22 群馬県立渋川工業高等学校
9位 佐藤 宏憲 Black Wing 00'16"76 日本工業大学マイクロコンピュータ研究部
10位 友部 有希 神風 00'17"93 日本工業大学マイクロコンピュータ研究部
11位 栗原 誠 GT-1 00'18"51 日本工業大学マイクロコンピュータ研究部
11位 秋山 弘 マシンX-SA改 00'18"51 日産テクノ
13位 森下 直人 SSR−X 00'19"28 群馬県立渋川工業高等学校
14位 増川 明芳 PALL MALL 00'19"95 日本工業大学マイクロコンピュ−タ研究部
15位 齋藤 雄紀 ヘビーヘッド 00'20"16 日本工業大学マイクロコンピュータ研究部
16位 小磯 拓也 サスケ 00'21"08 日本工業大学マイクロコンピュータ研究部
17位 五味 秀敏 オーディン 00'21"90 諏訪東京理科大ロボ研
18位 須崎 健太 歩兵 00'22"08 日本工業大学マイクロコンピュータ研究部
19位 石川 陽一 SAMES太郎2号 00'22"66 株式会社 三洋メディコムソフトウェア
20位 倉橋 勝美 マシ−ンRS04 00'23"38 日産テクノ
21位 山口 弘行 鮫吉 00'26"00 SAMES
22位 稲村 憲一 SAMES太郎 00'33"30 株式会社 三洋メディコムソフトウェア
23位 平良 陽祐 Mir-U改 00'37"43 静岡理工科大学MCF
24位 尾池 真理子 旅人。 00'49"12 桐蔭ロボティクス部
競技は2台併走のタイムレースを2回行い、タイムの良い方を記録とし、順位を競う。
2位の阿佐美さんは、先の南関東地区大会で全国大会出場権を獲得しているため、6位の黒川さんに繰り上がります。

大会レポート

 2005年11月20日(日)に、栃木県立宇都宮工業高等学校で、ジャパンマイコンカーラリー2006北関東地区大会が開催された。高校生の部の参加台数が去年より46台増、学校数も4校増加の149台、23校でますます熱気上がる大会となった。
 当日の朝は、0℃近い気温であったが、受付が始まり、やることは全てやってきたという自信に満ちた生徒たちの熱気で次第に寒さを忘れ、大会に突入していった。
 高校生の部は、2回の走行のベストタイムで順位を決める。1回目は完走を目指し、2回目は記録を伸ばす白熱のレース。1位から4位までは、15秒台、5位から9位までは16秒台の走行で目を離せない展開となった。結果は、1位が栃木県立宇都宮工業高等学校の小手森君で2走目にタイムアップを図り見事15.55秒、2位は群馬県立前橋工業高等学校の高橋君でこちらも2走目でスピードを上げたが一歩及ばず15.75秒、3位は宇都宮工業高等学校の鵜沼君の15.86秒、もう一人15秒台は、栃木県立真岡工業高等学校の仁平君の15秒96だった。全国大会出場の8台は、栃木県の宇都宮工業高等学校、真岡工業高等学校の各2台ずつと、群馬県の前橋工業高等学校と渋川工業高等学校の各2台ずつとなった。
 一般の部では50台が参加し、高校生の部と同じく2回の走行のベストタイムで順位を決める。皆スピードを限界まで上げ、白熱した展開となった。結果は、神奈川県立磯子工業高等学校の教諭である尾花さんが、2回目に出した14.80秒のすばらしいタイムで1位。2位は群馬県立前橋工業高校教諭の阿佐美さんの14.98秒。14秒、15秒台が7台あり、南関東地区大会を思わせる激戦だった。先の南関東地区大会で代表権と獲得した阿佐美さん以外の上位5名が全国出場権を獲得した。

受け付け 開会式 すがすがしい選手宣誓

カーブ! 高校生の部 上位入賞選手 おめでとうございます! 一般の部 上位入賞選手 おめでとうございます!

 他に特徴のあるマイコンカーを紹介しよう。

群馬県立渋川工業高等学校 松井君「グレート野人我Z」。4WDで前輪は1輪1モータ、後輪は1輪2モータ。ギヤ比60:1。サーボはサンワのERG-VRを使用。車高を低くし見た目も重視して作ったとのこと。ダンパやスタビライザも付いておりF1さながら。ほとんどの部品が自作で、パーツ作りに苦労したとのこと。 群馬県立前橋工業高等学校 高橋君「Pulsar」。4WDで1輪2モータ。デジタルセンサを使用して通常のモータをステアリング制御に使用。カーボンシャーシでエンコーダ搭載。アルミ製のホイールを旋盤で自作したが、上手く出来ず何度も作り直したとのこと。その甲斐あって2位となった。 茨城県立土浦工業高等学校 本田君「紫峰VIII」。後輪駆動で1輪2モータ。サーボはKOサーボの2123FETを使用。電池は7本。センサバーには発砲塩ビを使用して軽くしなるようにしている。軽量化のためにホイールと軸受け部にポリアセタールを使用。重量バランスに気をつけたとのこと。

栃木県立真岡工業高等学校 仁平君「cotton−T」。1輪1個の4WD。電池は8本でフロントに2個取り付けて前部分を重くして重量配分を調整している。直接モータを制御してステアリングをコントロールしている。アナログセンサ4個で滑らかなトレース。 栃木県立宇都宮工業高等学校 小手森君「UK小手森3」。後輪1輪2モータ、前輪1輪1モータの4WD。電池の置き方を工夫している。ホイールは水道管の塩ビパイプを使用。前輪の幅を後輪より広くしている。ギヤボックスの製作で、ピニオンの遊び調整に苦労したとのこと。見事優勝。 小松さん「木落し」。パソコン用のC-MOSカメラのデータをFPGAで取得、処理してH8マイコンに送っている。その情報によりH8でモータ制御を行っている。カーブでの処理がうまくいかず、残念ながらカーブで脱輪。

湘南工科大学ロボット技術研究会 黒川さん「GodArthur」。駆動モータはマクソン製でREmaxを使用。ステアリングも同メーカのRE16を使用。アナログセンサ4個、デジタルセンサ4個を上手く使いコースをトレース。ジェラコンのパイプを旋盤で加工してホイールを作成。その芯を取るのに苦労したとのこと。 防衛大学校 情報工学科 榮井さん「MAGNA」。4WDでH8のITUをフルに使い4輪独立制御をしている。それを活かし、例えば右クランク部分では右前モータを逆転、その他は正転とし、クランクを非常に滑らかに走行する。センサバーの根本の下に坂道検出センサを搭載。上り部分でブレーキをかけている。 つくばろぼっとサークル 品田さん「Sentinel」。駆動モータはエリートというモータで4WD。ギヤ比6:1。ステアリングモータも同じモータでギヤ比55:1。アナログセンサ4個。塔の様に立っているのは、センサの前を見るためのセンサでカーブ直前でブレーキをかけている。アッカーマンリンク機構でこの部分の製作が苦労したとのこと。