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日  時 2005年10月23日(日)
開催場所 山形県立寒河江工業高校(会場:フローラSAGAE)
参加台数 高校生の部:103台 ※全国大会出場枠:3台
一般の部:20台 ※全国大会出場枠:2台
スケジュール 2005年10月22日(土)
14:30〜16:50 高校生 試走

2005年10月23日(日)
8:45〜 9:30 高校生の部 受け付け
8:45〜10:00 高校生 試走
10:20〜10:35 開会式
10:40〜12:00 高校生の部 1回目
12:20〜13:40 高校生の部 2回目
13:30〜14:30 一般の部 受け付け
14:00〜14:30 一般の部 試走
14:40〜15:30 一般の部 (2回走行)
15:45〜16:00 閉会式、表彰式
開催事務局
問い合わせ先
〒991-8512
山形県寒河江市緑町148番地
山形県立寒河江工業高等学校
情報技術科 鈴木 智夫
TEL:0237−86−4278


高校生の部 結果
【参加校】11校【参加台数】103台【完走台数】40台【コース長】50.24m
順位 氏名 カーネーム タイム 所属名
1位
全国出場
岸和平 ナタデココ 00'16"54 山形県立新庄神室産業高等学校
2位
全国出場
阿部直哉 ちゃま 00'17"19 山形県立新庄神室産業高等学校
3位
全国出場
羽根田友希 g a l e 00'19"20 山形県立鶴岡工業高等学校
4位 太田裕也 サキシン 00'19"70 山形県立東根工業高等学校
5位 阿部靖弘 ナイトメア 00'21"52 山形県立東根工業高等学校
6位 橋義浩 セイバー 00'22"90 山形県立鶴岡工業高等学校
7位 東海林大輔 ブレイズ 00'23"61 山形県立寒河江工業高等学校
8位 渡辺真也 R’n 00'23"72 山形県立寒河江工業高等学校
9位 新関啓和 DEAMON 00'24"80 山形県立山形工業高等学校
10位 渡部亮一 Mini−Tany 00'25"04 山形県立寒河江工業高等学校
11位 和田裕也 マルハチ 00'25"04 山形県立寒河江工業高等学校
12位 下山晃弘 ゴンタ 00'26"05 山形県立寒河江工業高等学校
13位 鬼澤健太 山工2005−JK1 00'26"67 山形県立山形工業高等学校
14位 大沼龍太郎 ミニ二駆 00'26"79 山形県立寒河江工業高等学校
15位 平山祐輔 リオン 00'26"96 山形県立東根工業高等学校
16位 松田裕也 アンチッチ 00'26"97 山形県立寒河江工業高等学校
17位 石川孝輔 V i e u x 00'27"28 山形県立鶴岡工業高等学校
18位 庄司 喜幸 疾風 00'27"99 山形県立羽黒高等学校
19位 長瀬拓也 セレクト9 00'28"51 山形県立寒河江工業高等学校
20位 橋善哉 影吉 00'29"19 山形県立米沢工業高等学校
21位 長南 卓弥 ポン太くん 00'29"69 山形県立羽黒高等学校
22位 武田和政 影武者 00'30"06 山形県立米沢工業高等学校
23位 小山拓郎 カミナリマッパR 00'30"51 山形県立山形工業高等学校
24位 小野尚人 オノマシン 00'30"71 山形県立新庄神室産業高等学校
25位 稲毛貴幸 新規参入一号R 00'31"63 山形県立山形工業高等学校
26位 小川智宏 オガワン 00'32"90 山形県立長井工業高等学校
27位 庄司雄平 CODE:α 00'33"70 山形県立新庄神室産業高等学校
28位 竹田成宏 蟲籠 00'33"85 山形県立米沢工業高等学校
29位 斎藤豪賢 蜃気楼 00'33"98 山形県立新庄神室産業高等学校
30位 佐藤慶 a i r f l o w 00'34"10 山形県立鶴岡工業高等学校
31位 去渡聖也 欧米カー 00'34"15 山形県立鶴岡工業高等学校
32位 佐藤高史 カバーランディング 00'35"70 山形県立鶴岡工業高等学校
33位 鈴木智詞 KOJIMA 00'36"44 山形県立酒田工業高等学校
34位 金子史 カネゴン 00'39"13 山形県立長井工業高等学校
35位 佐藤宏樹 DAVINCI 00'40"35 山形県立山形工業高等学校
36位 斎藤和明 紫蘇 00'41"63 山形県立東根工業高等学校
37位 菅原 剛 クリリン 00'42"11 山形県立羽黒高等学校
38位 佐藤直也 スティングレイ 00'42"62 山形県立鶴岡工業高等学校
39位 佐藤健志 シルエット 00'43"46 山形県立東根工業高等学校
40位 井上雄太 緑一色 03'32"59 山形電波工業高等学校
競技は2台併走のタイムレースを2回行い、タイムの良い方を記録とし、順位を競う。
上位10名を全国大会出場とする。ただし、1校3台を限度とし、上位10名に満たない場合は、順次繰り上げとする。

一般の部 結果
【参加台数】26台【完走台数】9台【コース長】50.24m
順位 氏名 カーネーム タイム 所属名
1位
全国出場
土田 慎 MT4 00'17"39 マイコン技術愛好会
2位
全国出場
大坂 友人 ロボティクス1 00'19"41 桐蔭横浜大学
3位 齋藤 薫 齋藤ファミリー 00'20"10 情報技術科
4位 庄司 洋一 Z3 00'20"30 山形県立東根工業高等学校
5位 佐藤 智美 Infight2 00'21"66 チーム エスペランサ
6位 金田 洋一郎 Esperanca2 00'25"36 チーム エスペランサ
7位 清野 裕 試作其ノ壱 00'29"10 元STH?
8位 小山田 好弘 ショウゲ 00'31"00 山形電波工業高等学校情報技術科
9位 石井 幸司 藤ヶ丘 00'31"43 山形電波工業高等学校情報技術科
競技は2台併走のタイムレースを2回行い、タイムの良い方を記録とし、順位を競う。

大会レポート

 2005年10月23日、小雨降る中、「ジャパンマイコンカーラリー2006山形地区大会」がフローラSAGAEにて開催された。参加は高校が11校103台、一般が20台となった。レースは、高校生の部、一般の部ともに、2回走行して、タイムの良い方を記録とし、順位を競う。
 高校生の部は、1回目で山形県立新庄神室産業高等学校の岸君が昨年の山形地区大会優勝タイムを4秒も上回る16.54秒をマーク。2位以下を大きく引き離した。2回目走行はさらなるタイムが期待されたが、及ばず1回目のタイムで優勝。2位は同校の阿部君で、1回目走行は脱輪してしまったが岸君に刺激されたのか2回目で見事17.19秒を記録。山形県立鶴岡工業高等学校 橋君が2回目で大きく順位を上げ3位となった。上位3名が全国大会出場を決めた。また、6足歩行タイプや戦車タイプのマイコンカーがあり会場を沸かせた。
 一般の部は、マイコン技術愛好会 土田さんが2回目で17.39秒を記録し優勝。実は土田さんは神室産業高等学校の先生。生徒とともに全国出場権を獲得し、レベルの高さがうかがえた。2位には桐蔭横浜大学 大坂さんが入り、この二人が全国大会出場権を獲得した。
 閉会式では寒河江工業高等学校の佐藤校長先生より、「なぜ落ちたのかを解析して後輩に伝えて欲しい、それが技術の伝承です」との講評を頂き、山形地区大会が閉じられた。

黙々と調整中 開会式 タイヤ車検中

クロスライン検出! 高校生の部 上位入賞選手 おめでとうございます! 一般の部 上位入賞選手 おめでとうございます!

 他に特徴のあるマイコンカーを紹介しよう。

東根工業高等学校 阿部君「ナイトメア」。前日まで右クランクが全くクリアできず、当日完走できて良かった、とのこと。タミヤのギヤボックスセットを後輪にツインで搭載。電池8本、サーボはKOサーボの2123FETを使用。 米沢工業高等学校 武田君「影武者」。フロント4輪、リア2輪の6輪車。カーブで滑りにくくなったとのこと。電池は8本。ハイスピードギヤボックス18:1の後輪駆動。後ろに坂道検出センサを付けている。 山形工業高等学校 小山君「カミナリマッパR」。センサ8個。キットのサーボを使用。後輪駆動のダブルモータ。前タイヤが小さい。自作エンコーダを搭載、そのプログラム作成に苦労したとのこと。基板を支える部分には厚紙を使って軽量化している。

新庄神室産業高等学校 岸君「ナタデココ」。自作ギヤボックスの後輪ダブルモータで8:1のギヤ比。フロントタイヤの軸受け部分も自作。センサは6個にして軽量化している。サーボはKOサーボのデジタルサーボ使用。自作したギヤボックスの寸法合わせに苦労したとのこと。 寒河江工業高等学校 松田君「アンチッチ」。ハイスピードギヤ18:1を後輪に搭載。電池8本直列使用。センサも8個使用。LCDでパラメータの設定をしている。エンコーダでカーブの速さ、クロスライン検出後の速さなどを検出して制御している。 鶴岡工業高等学校 羽根田君「g a l e」。全国大会へ出場したマシンを参考にしながら作成したとのこと。ハイスピードギヤボックスを後輪にダブルで使用。サーボはサンワのEGR-WRX。エンコーダを使用したクロスライン後のスピード調整に苦労したとのこと。

桐蔭横浜大学 大坂さん「ロボティクス1」。後輪は1輪で2個、前輪は1個、合計6個の指定モータを駆動用に使用。サーボはフタバのS9450。センサバーはリボン鋼を使用して下へ押しつけるように曲げている。DC-DCコンバータで制御系の電源を作っている。リセット対策に苦労したとのこと。 チーム エスペランサ 岡田さん「落転」。ホイールベースが小さいのが特徴。ハイスピードギヤボックス18:1の後輪駆動。アッカーマン方式のステアリング。センサは6個。クランク部分のプログラムが苦労したとのこと。 新潟大学電機研究会 加納さん「Hiroyuki号」。電池6本。センサは7個使用。サーボはフタバのERG-VRを使用。ツインモータギヤボックスとトルクチューンモータで駆動している。ホイールは旋盤削りだし。ホイールとリンク機構部分が苦労したとのこと。