MCR - Micom Car Rally
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日  時 2008年1月12日(土)
開催場所 北海道札幌国際情報高等学校
開催事務局
問い合わせ先
〒001-0930
札幌市北区新川717-1
北海道札幌国際情報高等学校
情報技術科 向平 弘之
TEL:011-765-2021  

高校生の部 結果
【参加台数】133台【完走台数】36台【コース長】54.17m
順位 氏名 カーネーム タイム 所属名
1位
全国出場
大島 稜 北工ねずみ01 00'20"37 北海道北見工業高等学校
2位
全国出場
内田 真行 うっちゃん三号 00'21"12 北海道苫小牧工業高等学校
3位
全国出場
篠塚 孝行 北エアーマン工 00'23"45 北海道北見工業高等学校
4位
全国出場
伊藤 吉章 ラグナロク 00'23"73 北海道高等聾学校
5位
全国出場
大城 愛 東雲 00'23"75 北海道旭川工業高等学校
6位
全国出場
竹口 諒 北工SUNFIRE 00'24"59 北海道北見工業高等学校
7位
全国出場
篠永 和貴 サポート 00'25"12 北海道旭川工業高等学校
8位
全国出場
千葉 秋彦 リチャードV3 00'25"45 北海道札幌琴似工業高等学校定時制
9位
全国出場
上野 雅登 北工ねずみ02 00'25"74 北海道北見工業高等学校
10位
全国出場
川村 佳裕 スカイハイ 00'25"84 北海道札幌琴似工業高等学校
11位
全国出場
百瀬 貴俊 RX−02 00'26"22 北海道札幌琴似工業高等学校定時制
12位
全国出場
円谷 健太 NORIMAKI 00'26"81 北海道旭川工業高等学校
13位
全国出場
道垣内 剛 エリシオン 00'27"50 北海道高等聾学校
14位
全国出場
田原 高広 まりもっこりが行くU 00'27"65 北海道札幌国際情報高等学校
15位
全国出場
吉江 清児 ヴァーヴァリアン1号 00'27"71 北海道旭川工業高等学校
16位
全国出場
一町田 涼輔 走れ!ジョニー号 00'27"77 北海道札幌琴似工業高等学校定時制
17位
全国出場
村井 大吉 エスハイ 00'28"80 北海道尚志学園高等学校
18位
全国出場
栗原 龍二 慧音 00'29"83 北海道札幌琴似工業高等学校
19位
全国出場
中村 泰来 高機動型AMIDAm 00'29"94 北海道札幌国際情報高等学校
20位
全国出場
木村 祥吾 ATAC’08R 00'30"08 北海道旭川工業高等学校
21位 美濃 圭佑 MADE by 俺 00'30"12 北海道札幌国際情報高等学校
22位 畑 尚登 Crusader 00'30"24 北海道札幌国際情報高等学校
23位 桶山 和希 ザ・オーくん 00'30"25 北海道札幌国際情報高等学校
24位 井坂 佑真 MICOM君U 00'30"72 北海道尚志学園高等学校
25位 守本 将吾 NEW 00'30"75 北海道札幌工業高等学校定時制
26位 戸子臺 忠亨 御柱号 00'31"12 北海道札幌国際情報高等学校
27位 稲船 翔太 イエモン 00'31"46 北海道札幌琴似工業高等学校
28位 大谷 岳 モンペチ 00'31"67 北海道旭川工業高等学校
29位 山田 拓実 ジュンチャーン 00'34"24 北海道札幌琴似工業高等学校
30位 甲地 洋一郎 ☆団子大家族☆ 00'34"55 北海道札幌琴似工業高等学校
31位 加川 託麻 DreamAgain 00'35"51 北海道滝川工業高等学校
32位 齋藤 慎之介 D.C. 00'38"56 北海道稚内商工高等学校
33位 三浦 遼平 テスタメント零式 00'39"31 北海道稚内商工高等学校
34位 佐々木 太一 SHLMk2 00'39"34 北海道札幌国際情報高等学校
35位 杉田 達哉 Nikita 00'49"20 北海道札幌工業高等学校定時制
36位 下川 大志 ファイト号 00'49"28 北海道札幌国際情報高等学校
※競技は2台ずつの走行でタイムレースを1回行い、タイムの良い方を記録とする。
※全国大会代表権は上位20台で、各校5台までとする。

高校生Basic Classの部 結果
【参加台数】53台【完走台数】18台【コース長】54.17m
順位 氏名 カーネーム タイム 所属名
1位
全国出場
片岡 翔 いしだゆうごー 00'28"94 北海道北見工業高等学校
2位
全国出場
榎本 徹 やっち号 00'30"10 北海道北見工業高等学校
3位 松井 健裕 CLAYMOA 00'31"24 北海道富良野緑峰高等学校
4位 大石 真徳 パパラッチ 00'31"64 北海道北見工業高等学校
5位 橋本 一希 北工号 00'31"67 北海道北見工業高等学校
6位 青木 哲也 TETUCHAN号 00'38"00 北海道札幌琴似工業高等学校
7位 押切 央登 琴琴琴弐号 00'39"07 北海道札幌琴似工業高等学校
8位 両瀬 和弥 プーン 00'39"61 北海道旭川工業高等学校
9位 玉木 勝太 HL&PS 00'41"39 北海道札幌琴似工業高等学校
10位 南部 達也 ブーン 00'42"62 北海道旭川工業高等学校
11位 小松 広典 トリプルX 00'42"73 北海道富良野緑峰高等学校
12位 山田 裕也 やすひろ 00'43"01 北海道北見工業高等学校
13位 羽田 圭佑 HANECHAN号 00'44"24 北海道札幌琴似工業高等学校
14位 長尾 良介 超ヤッチ号 00'44"48 北海道北見工業高等学校
15位 米田 俊輔 VUアサルトバスター 00'45"40 北海道稚内商工高等学校
16位 黒木 慎也 P−800 00'48"61 北海道札幌工業高等学校
17位 西川 純蔵 大黒 00'48"87 北海道稚内商工高等学校
18位 藤原 悠介 せがれいじり 00'53"35 北海道札幌工業高等学校
※競技は2台ずつの走行でタイムレースを1回行い、タイムの良い方を記録とする。
※全国大会代表権は上位2台とする。

高校生の部 団体結果
順位 学校名 上位3台の
合計タイム
優勝 北海道北見工業高等学校 68.41秒
準優勝 北海道旭川工業高等学校 76.58秒
3位 北海道札幌琴似工業高等学校定時制 79.44秒
※高校生の部出場者3〜5人を予め登録、上位3台の合計タイムで順位を競う。なお、3台以上完走がない学校は参加資格がない。

一般の部 結果
一般の部はありません。

大会レポート
地方予選の最後を飾る「ジャパンマイコンカーラリー2008北海道地区大会」。今年も年明け間もない2008年1月12日(土)に、北海道札幌国際情報高等学校を会場に熱戦が繰り広げられた。前回大会は、レーンチェンジの導入とスタート方式の変更により、参加164台のうち完走わずか22台と、前々回の完走数73台を大きく下回った。今年参加の各校選手には、ジャパンマイコンカーラリー誕生の地という伝統を復活させるべく、これまで以上の奮起が期待された。そんな中、前日と開会式前に行われた試走で苫小牧工業高等学校と北見工業高等学校の各選手のマシンがスピーディーな動きを見せ、両校選手の走りに注目が集まった。そして、高校生の部は、まさに予想通りの展開となったのである。
まず、B組第1走の北海道尚志学園高等学校の井坂君が今大会初の完走者となり、A組3走の札幌琴似工業高等学校の川村君が25.84秒を出し、初めて20秒台に突入。続いて、B組5走の北見工業高等学校の篠塚君が23.45秒というここまでのトップタイムを打ち出し、全体でも3位に入る走りを見せた。そしてD組2走が、今大会のハイライトとなった。苫小牧工業高等学校の内田君と北見工業高等学校の大島君の対戦である。レースは内田君が21.12秒という見事なタイムでゴール。しかし、その一瞬先にゴールゲートを駆け抜けた大島君が20.37秒で1位。内田君は2位に食い込んだ。この二人を脅かしたのは、D組10走に登場した、札幌琴似工業高等学校のエース山内君。ただ一人19.84秒で20秒の壁を越えたかに見えた。ところが、ゴール後コースの一部をわずかに破損していたことがわかり、審判団協議の末、大会規定に基づいて無念の失格処分が下された。山内君には酷な結果となったが、この厳しさがあってこそのジャパンマイコンカーラリーである。さて、1年生にして見事北海道チャンピオンとなった大島君は「優勝は全く意識していませんでした」と、表彰後もまだ信じられない様子。しかし、全国大会へ向けて抱負を聞くと「決勝トーナメントに進めるように精一杯がんばります」と、力強く語ってくれた。
ところで、今期大会ではプレ開催された"Basic Class"も、「北見工業強し」を印象付ける結果となった。北見工業高校は、参加9台中6台が完走(全体では15校53台が参加)。全体の完走車が18台だったので、何とその1/3を占めたのである。さらに、ワンツーフィニッシュも決め、たった2枚の全国大会へのキップを獲得。この結果、個人、団体、Basic Classと、全てのカテゴリーを北見工業高等学校が独占するという、同校にとって記念すべき大会となった。その一方で完走台数は、高校生の部、Basic Classの合計186台中54台に止まった。誕生の地復権への道は未だ遠しといった思いを、選手ばかりでなく関係者全員が胸に抱きつつ、大会は終焉を迎えた。

開会式 車検 緊張のスタート前

スタート めざせ上位入賞!! 表彰式

 他に特徴のあるマイコンカーを紹介しよう。

北海道旭川工業高等学校 木村祥吾君「ATAC’08R」。駆動モータは2個で後輪を駆動。左右回転差はデフにて吸収している。ギヤボックスは自作でネジ止め穴を長穴にしてギヤ間を微調整できるようにしている。ストレートでスピードが出過ぎてカーブを曲がりきれないため、エンコーダでスピード制御している。 北海道苫小牧工業高等学校 内田真行君「うっちゃん三号」。駆動モータは1輪1モータの4WD。マシニングセンタでシャーシを加工。バッテリーをシャーシの中心に配置し低重心にしている。センサはアナログ2個、デジタル5個、ステアリングはマクソン製モータによる自作。4月から何度も作り直して今の形になったとのこと。 北海道滝川工業高等学校 加川託麻君「DreamAgain」。駆動モータは1輪2個の後輪駆動。サーボはキット品を使用。ホイールはタミヤのトラックタイヤを使用。プログラムは、クランクでうまく曲がらずスピードの調整に苦労したとのこと。

北海道北見工業高等学校 竹口諒君「北工SUNFIRE」。駆動モータは後輪1輪2個、前輪1輪1個の4WDでハイスピードギヤを使用。サーボはサンワのRS-995。シャーシはプラスティックプレートを使用。全体的なバランスに気をつけて製作したとのこと。ホイールは旋盤で加工。プログラムはレーンチェンジ時、新しい中心線を見つけるセンサ状態を自分なりに工夫したとのこと。 北海道稚内商工高等学校 西川純蔵君「大黒」。Basic Class対象。後輪駆動。前輪と電池ボックスがぶつからないように電池ボックスを上げている。その為前輪は左右90度曲げることが出来る。プログラムはクランク時、前輪を80度まで曲げてクリアしている。確実に完走できるように調整したとのこと。 北海道札幌工業高等学校 藤原悠介君「せがれいじり」。Basic Class対象。後輪駆動。シャーシは透明アクリル2mm厚を使用。ホイールは水道管のパイプを使用。出来るだけコンパクトにまとめるようにした。プログラムはレーンチェンジでスピードを落として確実にクリアできるようにしたとのこと。

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