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技術情報 >> 上位入賞マイコンカー >> JMCR2014全国大会出場マシンを見てみよう! Basic Class編
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■JMCR2014全国大会出場マシンを見てみよう!
Basic Class編

本ページの内容は、上位入賞者の皆さんへアンケートを送り、ご回答いただいた内容を掲載しています。お忙しい中ご回答いただきました顧問の先生、選手の方々のご厚意に感謝申し上げます。
学校や本人へ直接問い合わせることはしないようお願いします。

Basic Class 優勝
愛媛県立松山工業高等学校 藤野 聖弥 「AIESY」
内 容 詳 細
長さ関係 全長:570o、全幅:145o ホイールベース:170o
重量(電池込み) 628g
電池 マイコン側:eneloop lite 4本
モータ側:アルカリEVOLTA 4本
駆動モータ 前輪左右に指定モータ1個ずつ使用
タミヤハイスピードギヤボックス(ギヤ比11.6:1)
タイヤ、ホイール 前輪:直径61mm 後輪:直径42mm
市販ラジコン用ホイールを使用し、スポンジを巻いている
サーボ サンワ:SRM-102Z
コース検出
センサ
デジタル7個(センサ基板Ver.4)
その他の
センサ
スタートバー検出センサ
特 徴 前輪駆動で、カーブやクランクを速く走行できるようにしました。ボディにはカーボンを使用し軽量化しましたが、四国大会後にサーボ周りの変更とモータ側の電池にアルカリを使用したことによってかなり重くなってしまいました。カーブでのサーボの曲げ角をなるべく少なくできるように、センサーバーを長めに設計しました。
苦労した点 四国大会では、カーブやクランクでブレーキをかけた時に、サーボ取付板やセンサーバーのしなりでセンサやタイヤが振動し、うまくトレースできない事がありました。そこで、サーボ取付板にはカーボン角パイプで補強をし、センサーバーは少し厚めの素材で作り直しました。おかげでブレーキをかけたときの振動が軽減し、トレースもうまくいくようになりました。また、市販のホイールの種類やタイヤ幅、直径なども色々と試し、一番速かった組み合わせで大会に臨みました。タイヤが替わるたびにカーブでの角度や出力を調整し、とても大変でした。
感想 私の製作したマイコンカーは、軽さを重視し、後輪駆動に負けないようなスピードを出せるようにしました。大会前日の試走では思ったように走らず、本番前での調整となりました。結果としては、これ以上ない成績を残すことができました。これも1から教えてくださった先生や一緒に製作や調整をし、応援してくれた課題研究の仲間のおかげです。ありがとうございました。
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Basic Class 準優勝
福岡県立戸畑工業高等学校 和泉 寛幸 「TTHS−龍王」
内 容 詳 細
長さ関係 全長:405mm、全幅:165mm、ホイールベース:140mm
重量(電池込み) 687g
電池 マイコン側:ニッカド4本
モータ側:ニッカド4本
駆動モータ 後輪左右に指定モータ1個ずつ使用
タミヤハイスピードギヤボックス(ギヤ比18:1)
タイヤ、ホイール 前輪タイヤ直径:43mm 後輪タイヤ直径:71mm
ホームセンターで購入したパーツケースを流用
サーボ JRサーボ:ES519
コース検出
センサ
デジタルセンサ7個(センサ基板Ver.4)
その他の
センサ
スタートバー検出センサ
特 徴 加速が安定するように、駆動側のホイールを以前のマシンよりも大きく作りました。大会前日の試走などで、素早く調整できるように液晶を使って数値の変更ができるようにしています。整備や修理が簡単にできるように、できるだけシンプルな構造にするように、マシンの設計をしました。
苦労した点 フレームやサーボのステイなどを全て手作業で製作しました。工作機械の扱いにも慣れていなかったので、かなりの時間と手間が掛かりました。特に、肉抜きをする際に糸ノコを使ってアルミ板を削る作業が大変苦労しました。坂を上った後にセンサの読み取る位置や照明の当たり方が通常と違うため、反応せずにそのまま落ちることがありましたが、赤外線LEDの上側を隠すことで、読み取りの誤差を無くしたことで走行できるようになりました。電池の種類や充電の状況などで走り方が違ってくるので、一番良い電池を探したり、充電に合わせて数値を変えたりする必要があり、電池と向き合って調整するのが大変でした。
感想 大会会場は、普段練習している場所と照明の具合が違うので、そこに合わせたセンサの反応にする必要があり、上手く走るか不安でしたが、予選で上手く走ったので安心してしまい、まさか決勝トーナメントに残るとは思っていなかったので電池の充電が不十分で予選と同じような走りができなかったのがとても悔しく感じました。ですが、指導して下さった先生や先輩のおかげで、全国二位、大会ベストタイムと、思った以上の結果を残すことができました。来年度のAdvanced Classでは、今回のミスをいかして全国大会出場と上位入賞を目指したいと思います。
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Basic Class 第3位
秋田県立湯沢翔北高等学校 佐藤 瑞起 「イワン」
内 容 詳 細
長さ関係 全長:450mm、全幅:160mm、ホイールベース:165mm
重量(電池込み) 600g
電池 マイコン側:二次電池4本
モータ側:二次電池4本
駆動モータ 後輪左右に指定モータ1個ずつ使用
タミヤハイスピードギヤボックス(ギヤ比11.6:1)
タイヤ、ホイール 前輪:35mm 後輪:56mm
ラジコンホイールを使用し、スポンジを巻いている
サーボ ハイテック製 HS430BH
コース検出
センサ
デジタルセンサ8個(センサ基板Ver.5)
その他の
センサ
スタートバー検出センサ
特 徴 メインシャーシや、センサバーの素材をカーボンにして、車体の軽量化と剛性を持たせています。キットのマイコンカーより、使用するネジの本数や部品数も少なく、組み立てやメンテナンスが容易です。サーボへの負担を考え前輪部分の加重も減らし、ハンドルの切れを良くしています。また、コース状況を少しでも早く読み取るために、センサバーを長くしています。
苦労した点 フライス盤を用いた作業が苦労しましたが、部品一つ一つ丁寧に加工したので、精度の高いマシンを作ることができました。長いコースで走らせると脱輪が多く、外輪と内輪のPWMの調整にも苦労しました。特にハーフラインに設置された硬質ゴムのポールに接触しないようなハンドルの切れ角や内輪と外輪のPWMの調整が難しかったです。
感想 決勝トーナメントへ進める台数が4台までだったので、予選通過ができるとは思いませんでした。プログラム調整をして、1回目より2回目でタイムを縮めることができましたが、トーナメントではタイムを縮めることができず残念でした。でも、3位という結果に満足しています。ここまでこられたのは先生、先輩方のご指導、たくさんの方々のご支援のおかげだと思います。本当にありがとうございました。来年度はAdvanced Classで全国大会に出場したいです。
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JMCR2014
Advanced Class
上位入賞者
JMCR2014
Basic Class
上位入賞者
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