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2003年大会大会レポート
予選レース
“赤”、“赤”、“オレンジ”、“緑”、Go! 信号灯がスタートを告げる。スイッチを入れ、愛車から手をはなす選手たち。「コースアウトすることなく、少しでも早く走ってゴールして欲しい」そんなまなざしで手塩にかけたマイコンカーを目で追う選手たち。車はこの一年間の集大成ともいえるべき成果を、余すところなく発揮していく。しかしながら完走することはかなり難しいようだ。今年は高校生の部では119台、一般の部では99台が予選レースに参戦。それぞれ32台が決勝トーナメントに出場できるのだが、高校生の部では完走は39台、その完走率は32.8%。一般の部に至っては、何とわずか29台(完走率29.3%)、決勝進出枠に3台の空きができ、完走車全車が決勝トーナメント進出という結果になった。いいタイムで順調に走っていたが、もう少しでゴールという時にコースアウトしてしまった車も幾つかあった。スピードを選ぶか、安定した走りを選ぶか... スタート直前の緊張の瞬間

残念!無念のリタイヤ

今年も登場!小さな戦士たち
今大会もまた、一般の部出場者の中に数名の子供がいた。銀色一色で車体全体を覆った「ミラー号」で戦いに臨んだ小学校4年生の喜多村岳君。車体先頭部分にあしらったポケットモンスター“ピチュー”がかわいい「たまチャン」とともに出場は、今大会最年少の小野夏菜恵ちゃん。大会にはお母さん、妹さんとともに家族4人で来ていて、控室では、一家だんらん的なほのぼのとした雰囲気を醸し出していた。親子で出場は竹村慧君。お父さんはMCRでは有名人のひとり、竹村不二夫さんだ。慧君の愛車「ミニマッハGO−2」は大人顔負けの素晴らしい走りで、会場からは驚きと応援の声援が多数送られていた。ロケット型マイコンカー「りゅうせいごう」は友広潤志君の力作だ。
友広君の愛車は残念ながら予選レースにてコースアウトしてしまったが、それ以外の3人は見事完走し、決勝トーナメントへと駒を進めた。
喜多村 岳くんと「ミラー号」

小野夏菜恵ちゃんと妹さん
「はいっ、チーズ」

ピチューがかわいい「たまチャン」 ほのぼの親子、竹村不二夫さんと慧くん 友広潤志くんと「りゅうせいごう」

ユニークなマイコンカー、そして選手たち
昨年にも増して、見栄え重視のマイコンカーも多数見られた。キャラクターでアクセントをつけたものあり、大型でがっちりしたものあり、反対にちっちゃくてかわいいものあり、観客の目を大いに楽しませてくれた。熱きレースの間でほっと和やかにさせる雰囲気の醸成とでも言えるだろうか、今後も是非ユニークなマイコンカーの登場を待ち望みたい。
また今大会も、JICA研修員の方が10名ほどエントリーされていた。毎年のことだが、日本という異文化の中で自分のマイコンカーを作り上げ出場する姿勢には、頭の下がる思いである。4台のマイコンカーが決勝トーナメントに進んだ 。
今大会最小のマイコンカー、溝上さんの「アイチャン2」。コースを読みとるCMOSカメラの誤動作防止の為、こうもり傘持参で光の遮断を試みたが途中でコースアウトしてしまった。 三豊工業高校 渡辺先生の「FIGARO CAT」。デザイン的にも優れ、順調な走りだったが、カーブでコースアウトしてしまった。 スタートの合図を待つJICA研修員のVilsonさん。

いよっ!名(迷)コンビ!
レースはA、B2つのコースで行われ、それぞれ二人ずつ、合計4人が同時に戦いに挑む。早いもの、遅いもの、完走できるもの、すぐコースアウトしてしまうもの、止まって動かないものなど、戦いの状況は刻々と、しかもめまぐるしく変わっている。そんな状況を的確にいち早く伝えているのが、実況担当の橋本登代子アナウンサー、そしてこれまた的確な解説を加えているのが、琴似工業高校の石村光政先生だ。二人とも第1回大会からず〜っと、抜群のコンビネーションで、白熱したレースをかみくだいて観客に伝えている。
「橋本さんのペースについていくのは大変だぁ〜」と石村先生はおっしゃるが、どうしてどうして、石村先生の解説も橋本さんに負けず劣らず会場内に響いていましたよ...。
軽快な実況と絶妙な解説。
この2人のコンビは
永遠に続いていく・・・?

サポーターと裏方さん
最初のレースがスタートし、徐々に時間がたつにつれ、二階、三階は観客でいっぱいになっていった。大きなどよめきや惜しみない拍手、眼下の選手に「がんばれ!」と声をかける人たちなど、大会はクライマックスに向かって確実に進行していることがわかる。
一方忘れてならないのが、常に公正な判断を求められる審判の方々や、スタッフなどの裏方さんたち。ジャパンマイコンカーラリーはたくさんの人たちに支えられていることを忘れてはならない。
観客席も熱気むんむん。 雪の中の駐車場整理スタッフ。彼らの努力も決して忘れてはならない。 コースメンテナンスも、よりよいレースのために欠かすことのできない大切な仕事だ。
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