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2006年大会大会レポート 2/8

車検

車検を待ちながら不安げな表情

まずは車体サイズをチェック

タイヤの粘着性をチェック

車検待ちの間にマシンについて答える選手
開会式を終え、それぞれの選手たちの表情は本気モードに切り替わっていく。その脳裏はすでに、これからのぞむ車検のことでいっぱいなのではないだろうか。控え室を兼ねた体育館奥で、この日のためにレギュレーション(規定)を頭に叩き込んできた審判の先生方と北海道札幌国際情報高等学校の生徒たちが、車体の大きさや、タイヤの粘着性に加え、マイコンボード、モータ、電池など指定のパーツを使用しているかを厳しくチェック。どの選手も、大会規定をしっかりと把握したうえでマシンを作り上げてきてはいるが、全国大会の公式の車検ともなると地区予選とは一味違う緊張感がある様子。常連校の選手ですら、表情が幾分こわばっているように見受けられた。無事に車検をクリアした車体には、検証を兼ねた合格シールが貼られる。ひとたび検証を受けると控え室に戻ることは許されず、レース終了まで車体には一切手を加えてはいけない。それだけに、車検の場で「セッティングでやり残した事はないか」という不安に苛まれる選手も少なくなかったようだ。

コースレイアウト

クランクが4つ連続する
2006年のコースレイアウトにおける大きな特徴は3つ。ひとつは、バックストレートの一部を掘り下げた結果、アンダーパスのように一旦下がってから上がるというポイントが生まれたこと。例年通り、立体交差も設置され、まさに起伏に富んだコースとなったわけである。ふたつめは、クランクが合計5箇所あること。そのうえ、4箇所は連続している。そして3つめは、選手たちが当日変更(追加)されていることを目にした連続するS字カーブだ。入射角が狭いうえに切り返しが非常に難しく、このポイントで車体に大きなGがかかる。運営委員会ではこれを“タコツボ”と称し、今年最大のサプライズと位置付けていた。全長は62.26メートルと、前年のコースよりも4.6メートルほど短縮されたが、その分難易度が確実に高くなっている。

コース設計者苦心の“タコツボ”だが、実力者たちは難なくクリアしていた

今回初お目見えの長い登り坂

例年以上に立体的なコースになった

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