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2002年大会大会レポート

いざ戦いの場へ

 受付の玄関前に集まった選手達は、受付開始を待ちきれない様にざわめいている。そこは強豪選手達の名前が、そこかしこで囁かれるレースの前哨戦。まだまだ余裕のある選手達の表情は、緊迫したレースの中でどれだけ熱く変わっていくのだろうか。

開会式
 午前9時を待って執り行われた開会式。式の会場では、早くも外気の温度を忘れさせるような熱気がこもっている。今年も昨年を越える総数1789台の中から、その内の精鋭220台がこの全国大会への切符を手に入れていた。主催の全国工業高等学校長協会・高間理事長からは「『守破離』という言葉通り、技術を受け継ぎ、それを改良していって、新たな方向へ躍進させていく原動力をこの大会で産み出して欲しい」と呼びかけられた。続けて、昨年の覇者である香川県立三豊工業高校の中村政宗選手が登場し、高らかに選手宣誓を行った。その宣誓に合わせ、会場内の選手達の表情が引き締まっていく。自身と各地区の代表としてのプライドを賭けたバトルの舞台が、今まさに開演を迎えようとしていた。
いつ見ても気持ちの良い選手宣誓

車検
 開会式会場から我先にと控え室である体育館に向かう選手達の脳裏には、大事なレース前の調整手順が思い思いに浮かんでいたのだろう。体育館に着くや否やノートパソコンを取り出し、細かいチェックを行う選手達の真剣な眼差しが、これからの緊迫したレース展開を予感させる。そしてそのレースを行うために絶対通過せねばならないこと、それが車検である。
近年のレース結果が物語るように、回を増すごとによりハイスピードな戦いになってきたマイコンカーラリー。各マシン共マイコン・電源などの内容以外に、そのスピードを支えるタイヤの性能が問われるようになってきた。そのため今大会は、前回ロボフェスタの大会にて用いられたタイヤの検査が、車検場とレース直前の2回行われることがあらたに義務づけられた。

車検を行うスタッフもレースの公平性を保つため選手に負けず真剣そのもの


今大会から行われたレース前のタイヤ検査

コースレイアウト

コース全景

[1]今回のコースのポイント 、登り坂直後のクランク


[2]数々の車がコースアウトしてしまったクランクコーナー。高速での突入となるため、微妙なブレーキ調整が必要査
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