堅実な走りでベスト4に進出した今井君 |
2回戦を待つ布村君 |
有力選手は一様に本気モードに突入 |
午後1時50分、高校生の部の決勝トーナメントが始まった。予選で走ったコースを逆走するため、スタート直前まで30分間に及ぶ入念なコースメンテナンスが行われた。A組1走にさっそうと登場した昨年の王者・布村君は、いきなり18.00秒という驚愕のタイムを計測。いよいよ本気モードに切り替えてきた。しかし、2回戦ではクランクで突如コースアウト。対戦相手もコースアウトしたことによる再走でも同じような場所で飛び出してしまう。しかし、またも対戦者がコースアウトするという幸運に恵まれ、規定により予選タイム上位の布村君がかろうじてベスト8に進んだ。これが連鎖したのか、予選2位の所君も1回戦・2回戦ともコースアウトを繰り返し、対戦相手のコースアウトに救われる形で駒を進めた。また、予選3位の高倉君は1回戦でコースアウトにより敗退。同じく4位の香川県立三豊工業高等学校の池田竜君も、1回戦で連続コースアウトし、相手のコースアウトに救われた。波乱のなかった予選から一転して、上位のマシンに早急な立て直しが迫られる結果となった。 |