2回目の予選が開始、1回目の結果により各自作戦を練る
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福島県立二本松工業高校・丹治匠君(右)と広島県立広島工業高校・高橋聡君(左)
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広島県立呉工業高校・東優輝君(右)と岐阜県立可児工業高校・林純平君(左)
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Basic Classの予選2回目の争点は、1回目の上位者を脅かす存在が出現するのか、という1点に絞られた。しかし、さすが全国レベルの猛者たち。次々と好タイムを叩き出すマシンが現れ、目まぐるしく順位が入れ替わる展開に。Aコース1組目は、1回目2位につけた秋田県立湯沢翔北高等学校・江戸勝君。ところが、よもやのコースアウト。それを尻目に、暫定トップの岡山県立玉野光南高等学校・田井宏樹君は29.36秒とさらにタイムを短縮してきた。続いてAコース6組目の徳島県立貞光工業高等学校・新居春輝君が、1回目の自らのタイムを2秒近く短縮する29.61秒で上位に躍進すると、Aコース8組目の岐阜県立可児工業高等学校・林純平君が29.57秒で新居君を上回った。これで大勢が決したかと思われた矢先、Bコース7組目に登場した兵庫県立姫路工業高等学校・道下侑起君のマシンが、渾身のレースを展開。刻んだタイムは驚異の28.10秒。1回目のタイムを何と3秒以上短縮し、2位にも1秒以上の差をつける文句なしの走りで、見事予選トップの座に輝いた。
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