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2015大会全国大会レポート 4/7

Advanced Class・予選
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コース横の控え場所で走行前の最終チェックをする選手たち
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Advanced Classの1走目、選手紹介を受ける福岡県立福岡工業・樋渡 翼君(左) vs 群馬県立館林商工・岩ア 大樹君(右)
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岐阜県立大垣工業・成瀬 匠君(左) vs 新潟県立新津工業・長谷川 平君(右) − 成瀬君が14.48秒を記録
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長野県駒ヶ根工業・新井 賢人君(左) vs 長崎県立長崎工業・三浦 優輝君(右) − 新井君は岡田君は1回目脱輪するも2回目14.65秒を記録
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富山県立富山工業・古澤 瑞葵君(左) vs 岐阜県立大垣工業・子安 克樹君(右) − 古澤君が今大会のベストタイムの14.20秒を叩き出した
Advanced Classは中級者以上の選手が対象。こちらも2回走行のタイムトライアルだが、78台が出場できる(上位タイム16名が決勝トーナメント進出)。 Advanced Class では第18回大会、19回大会と長野県駒ヶ根工業高等学校が優勝していて、今年は3連覇がかかっているので2年生の新井 賢人君、1年生の中村 俊介君 両選手が注目を浴びていた。だが勝負に絶対というのは存在しない、マイコンカーをスタートさせてみないと何が起きるかわからない。全国大会は本当にドラマチックである。

午前10時50分、Advanced Classも闘いの幕が開けた。 Cグループ一組目は強豪 福岡県立福岡工業高等学校・樋渡 翼君と群馬県立館林商工高等学校・岩ア 大樹君で、スタートすると会場から歓声があがる。Advanced Classの速さと正確さに惹きつけられてしょうがない。樋渡君は惜しくもコースアウトしてしまったが、岩アくんは17.35秒で完走。このトップバッターのプレッシャーの中、素晴らしい走りであった。

2組目にこちらも強豪、岐阜県立大垣工業高等学校・子安 克樹君が登場し、いきなり15.12秒を叩き出す。去年のAdvanced Classのベストタイムが15.16秒だったので、2組目からあっさり更新である。ここまで来るには、毎日計り知れない努力をしてきたのだろう。Advanced Classはあまりにスピードが出ていて目が追い付かないほどで、カーブやレーンチェンジなんてそこにないかのようにスイスイ走行する。

11組目のこれまた岐阜県立大垣工業高等学校・成瀬 匠君が登場するともう14.48秒を記録。去年、ベストタイムは来年14秒台に突入するのではないかと思っていたが早くも実現した。だが、前述した優勝候補の長野県駒ヶ根工業高等学校・新井 賢人君は レーンチェンジで惜しくもコースアウト。残念であったが、そこはやはり強豪だけあって2回目の走行ではしっかりと14.65秒を出し決勝トーナメントへの切符を手にした。2回目の走行はこの場の雰囲気に慣れたのと少々緊張がほぐれたのもあって、14秒台、15秒台がどんどん出てきた。富山県立富山工業高等学校・古澤 瑞葵君はなんと14.20秒を記録。これが今大会のベストタイムとなった。

予選完走は78台中51台で、蓋を開けてみれば14秒台が10台、15秒台が16台であった。予選完走率は65.4%、とAdvanced Classも伸びなかった。全国大会の難しさ、100分の1秒を争わなければならないという厳しさを実感。だが高校生の技術、発想力の進歩は目を見張るものがある。

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