決勝トーナメントに駒を進めたのは以下4名の選手たち。なんと4人中3人が四国地区の代表である。同じ地区だからこそ、絶対に負けられないというプライドもあるだろう。栄光は果たして誰の手に?
◆秋田県立湯沢湘北高等学校 佐藤 智仁君 「フラダリ」
◆愛媛県立松山工業高等学校 光宗 將隆君 「オレンジ魂4号」
◆香川県立高松工芸高等学校 竹内 海人君 「竹造」
◆愛媛県立新居浜工業高等学校 井下 航君 「メリー」
(予選順位順)
決勝トーナメントがいよいよスタート、秋田県立湯沢翔・佐藤 智仁君(左) vs 愛媛県立新居浜工業・井下 航君(右) − 0.36秒差で佐藤君の勝利
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愛媛県立松山工業・光宗 将隆君(左) vs 香川県立高松工芸・竹内 海人君(右) − 光宗君が24.74秒でゴール
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泣いても笑っても、もう決勝トーナメントである。選手たちはコース横の待機スペースで最終メンテナンスをし、大画面の横に並ぶ。 会場も今か今かと4人を見守っている。
決勝トーナメント1組目は予選1位の佐藤君対4位の井下君。広い会場が緊張で空気が張りつめている中、二人は見事に完走してみせた。佐藤君が25.03秒、井下君が25.39秒という僅差だった為、観客の「わあー!」という声が響き渡る。この手に汗を握る感覚は、さすが決勝トーナメントである。一人目の決勝進出者はまず佐藤君に決定。2組目は予選2位の光宗君と3位の竹内君。各難所を確実にクリアしていき光宗君が24.74秒でゴール、決勝への切符を手にした。力強くガッツポーズが輝いていた。一方の竹内君はレーンチェンジでコースアウトし3位決定戦へと進むことになった。
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