表彰式
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団体地区優勝・北信越地区に優勝旗の授与
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文部科学大臣賞を授与される長野県飯田OIDE長姫高等学校・小池 魁舟君
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Basic Class優勝の賞状を授与される愛媛県立松山工業高等学校・光宗 将隆君
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節目の大会となり、様々な想いが交錯していた「ジャパンマイコンカーラリー2015大会」も幕を閉じる時がやってきた。 自分のパフォーマンスを振り返りながら、選手たちが開会式と同じサンピアザ劇場に集う。団体地区優勝は3年連続で北信越地区となり、2位は九州地区、3位は四国地区であった。 Advanced Classチャンピオンの小池君は、「3年間この大会で優勝することを目標に活動してきたのでとても嬉しく思います。昨日試走の段階でモータの調子が悪く交換したのですが、調子が戻って結果が出せました。カーネームのおかげもあるかなと思います。(カーネームを極楽鳥花とつけたのは、どんな環境にもとらわれずきれいな花を咲かせることができるので、どんな時もベストな走りが出来ますように、という想いを込めたとのこと)」 と述べ、Basic Classチャンピオンの光宗君は「去年の先輩もBasic Classで優勝していたので、2連覇という形で終われて良かったです。関わってきてくれた皆さんのおかげで今の僕があるので、皆さんに感謝していきたいと思います」と喜びを表した。各賞受賞者に惜しみない拍手が贈られ、劇場は暖かい雰囲気で満ちていた。
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全国工業高等学校長協会理事長・棟方 克夫氏
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文部科学省初等中等教育局児童生徒課産業教育振興室教科調査官・持田 雄一氏
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ルネサスエレクトロニクス株式会社執行役員・川嶋 学氏
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閉会式では、全国工業高等学校長協会理事長・棟方 克夫氏が「日本の持続的発展を維持するためには産業を支える技術、技能の水準を向上させることが大切です。そして選手の皆さんのように技術、技能を持つ人材が重要です。ぜひ今後も磨いていってほしいと思います」と選手達を激励。文部科学省初等中等教育局児童生徒課産業教育振興室教科調査官・持田 雄一氏より「この大会での貴重な経験は今後様々な場面に活かしていただいて、皆さんが仕事または勉学など様々な分野で活躍していただくことを大いに期待しています」と講評をいただき、ルネサスエレクトロニクス株式会社執行役員・川嶋 学氏が「この理系の甲子園に来られたという事を誇りに思い、常に感謝の心を忘れずにいてください。そしてルネサスのマイコンを使って、世界をあっと言わせるものを作ってください」と、未来の優れた技術者たちにエールを送った。
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エピローグ
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たくさんの先生、生徒の皆さんによって円滑な運営がされました
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放送で盛り上げてくれました
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すばらしい司会進行でした
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今回も北海道札幌琴似工業高等学校のたくさんの生徒の方にボランティアで手伝っていただき、北海道中、全国から運営の先生方に集まっていただき、そして全国各地から応援してくださった先生方、大会運営スタッフジャンパーを作成してくださった先生方、選手の皆さんのご家族、仲間、皆さん全てのお力で事故もなく、無事にこの大会を終えられました。サンピアザ、アークシティホテル、宿泊ホテルの方々、送迎バスの運転手さん、皆さんの連携があったからこそスムーズに進行できました。この大会を盛り上げて感動をくれた選手たち、本当にお疲れ様でした。終わりは始まりでもあるのでもう今は、来年に向けて始動しているのでしょう。
そして20年間この大会に関わって来た方々、北海道の先生方、本当にありがとうございました。ここまで大きな大会になったのは皆さんのお力以外にないでしょう。マイコンカーとジャパンマイコンカーラリーの益々のご発展、関わる皆様のご活躍を願って、この大会と共に20年間を締めくくらせていただきます。(W.T.)
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