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2008年大会大会レポート 6/9

決勝トーナメント・高校生の部

堅実な走りでベスト4に進出した今井君

2回戦を待つ布村君

有力選手は一様に本気モードに突入
午後1時50分、高校生の部の決勝トーナメントが始まった。予選で走ったコースを逆走するため、スタート直前まで30分間に及ぶ入念なコースメンテナンスが行われた。A組1走にさっそうと登場した昨年の王者・布村君は、いきなり18.00秒という驚愕のタイムを計測。いよいよ本気モードに切り替えてきた。しかし、2回戦ではクランクで突如コースアウト。対戦相手もコースアウトしたことによる再走でも同じような場所で飛び出してしまう。しかし、またも対戦者がコースアウトするという幸運に恵まれ、規定により予選タイム上位の布村君がかろうじてベスト8に進んだ。これが連鎖したのか、予選2位の所君も1回戦・2回戦ともコースアウトを繰り返し、対戦相手のコースアウトに救われる形で駒を進めた。また、予選3位の高倉君は1回戦でコースアウトにより敗退。同じく4位の香川県立三豊工業高等学校の池田竜君も、1回戦で連続コースアウトし、相手のコースアウトに救われた。波乱のなかった予選から一転して、上位のマシンに早急な立て直しが迫られる結果となった。

決勝トーナメント・一般の部

手書きのボードを使って応援

予選は和気あいあいに進んだが、ここからは真剣勝負(中央が藤坂選手)

南関東地区大会の覇者・徳永選手も順当に勝ち進んだ
続いて行われた一般の部も、第1走から波乱が起きた。公式記録としての今大会最速タイムを予選で叩き出し、一躍最有力候補に躍り出た三輪選手が、まさかのコースアウトで予選32位通過の対戦相手に敗れてしまった。しかし、唖然とする会場に活気を取り戻したのは、昨年チャンピオンの中村選手の走りだった。余裕すら伺わせる安定した走行で、1回戦17.83秒、2回戦17.67秒と、走るたびにタイムを縮めていく。そのほか、予選9位で決勝トーナメントに進出してきた、南関東地区大会の覇者・徳永弦久選手が順当に勝ち進む。2006年大会ベスト8の番土隆選手は、予選5位から上位を虎視眈々と狙う。そんな中、昨年準優勝の藤坂浩史選手は一回戦で敗退。今大会は「高校生が使うモータを採用したり、できるだけシンプルな構造のマイコンカーを製作しました」という藤坂選手。その理由を聞くと「会社内にマイコンカークラブが発足しましたので、メンバーの皆さんが参考にしやすいようにと自分なりに考えたからなんです」と微笑んでいた。個人レベルでマイコンカーの普及活動に貢献する、藤坂選手の新たな挑戦に心からエールを送りたい。

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