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2006年大会大会レポート 3/8

予選・高校生の部

いよいよ予選を目前に選手たちが集合
午前9時40分、いよいよ高校生の部の予選レースが始まった。Bグループ1組目に登場した、熊本県立御船高等学校の上野潤選手が、いきなり20秒87の好タイムを叩き出す。その驚きも覚めやらぬうち、Bグループ4組目にスタートした香川県立坂出工業高等学校の大林俊宏選手が、脅威の18秒91を打ち出した。昨年の大会で最速タイムを記録した実力の片鱗を見せつけ、今年も予選をトップで通過する。続いて、Aグループ7組目の香川県立坂出工業高等学校 亀井啓丞選手が20秒の壁を軽く突破(19秒01)した直後に、Bグループ8組目の香川県立三豊工業高等学校 合田祐一選手が19秒33をマーク。香川県のライバル校同士の争いがヒートアップする中、この2校の選手にいかに迫るかが他校の選手たちにとって大きな争点となっていく。しかし、C・Dグループは波乱含みのレースに。昨年準優勝の香川県立三豊工業高等学校 谷直哉選手がまさかのコースアウト。さらに、北信越地区代表で今回の大会でも有力視されていた長野県松本工業高等学校の2選手も無念のコースアウトで、姿を消してしまう。そんな中で話題を振りまいてくれたのが、沖縄県からはるばるやって来た、沖縄県立美来工科高等学校 宮里惇吾選手。レース前には「(完走する)自信はあります。でもまずは、平常心でがんばります!」と元気一杯に語ってくれたが、スタート後間もなく脱輪してしまい、残念ながら決勝トーナメントには進めなかった。宮里選手の健闘ぶりに、観客からは温かい拍手が沸きあがっていた。

予選トップの大林選手(左)のスタート

四国地区予選を制した合田選手(左)が注目のスタート


女性で唯一全国大会へ出場したのは、北海道札幌国際情報高等学校の桜井悠乃選手


出番を待つ選手たち

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