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2006年大会大会レポート 5/8

決勝トーナメント・高校生の部

岩倉選手の1回戦は幸運にも恵まれた


連続クランクも難なくクリア


九州産業大学付属九州産業高等学校 寺田選手(左)は、ベスト8に進出
午後1時、予選上位32台による決勝トーナメントが始まった。ここからは、予選で走ったコースを逆走することになる。1回戦は有力選手が順当に勝ち進む中で、最終組に登場した予選3位の香川県立三豊工業高等学校 合田祐一選手が、何とコースアウト。会場がハッと息を飲み込む中、対戦相手の岡山県立新見高等学校 西岡真選手が21秒94で見事に勝利。予選30位ながら2回戦に駒を進めるという大番狂わせを演じた。一方で、合田選手のチームメイトで予選5位の岩倉敏也選手は、脱輪するものの対戦相手もコースアウトし、規定によって再レースとなった。さらに、再レースでも脱輪してしまうが、対戦相手がゴール直前でまたもやコースアウト。規定により、予選タイム上位者の岩倉選手が勝ち進むという幸運に恵まれた。このように何が起こるかが全く予測不能なところが、トーナメント方式の残酷さであり、面白さでもある。これを制した者は、実力と同時に運も兼ね備えた、真の勝者という証になる。それにしても、2回戦も香川県勢の速さと安定感は突出していた。予選1位の坂出工業高等学校 大林俊宏選手は19秒12、チームメイトで予選2位の亀井啓丞選手は19秒40と、好タイムを連発、前出の岩倉選手も19秒15という危なげないタイムで勝ち進み、いずれもベスト8に顔を揃えた。

決勝トーナメント・一般の部

決勝トーナメント1回戦も18秒台を出す榮井選手(左)


実力者たちのマシンは、“タコツボ”もなんのその


昨年優勝の中尾選手は、1回戦で18秒台に突入し実力を示した
高校生の部に引き続き、一般の部の決勝トーナメントがスタート。1回戦は予選上位者が実力通りのレースを見せて勝ち進む。高校生の部同様に、四国地区所属の選手たちのマシンが、総じて速い。しかし、2回戦に大きな波乱が起きる。1回戦で18秒台を出し、ライバルたちから「いよいよ本気を出し始めたか」と目されていた昨年のチャンピオン、チームMTY・ 中尾選手が、まさかまさかの脱輪。予選21位の林選手がベスト8に進出した。今回、決勝トーナメントの舞台に立った10代前半の子供たちは、いずれもベスト8に残ることはできなかったものの、近い将来にはきっとマイコンカーラリーの中心選手になっているであろう。彼らにとってこの経験が、今後の大切な財産となることを願って止まない。
 

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