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2007年大会大会レポート 8/8

表彰式・閉会式

団体優勝は、今大会でレベルの高い走りを見せた九州地区が獲得

インタビューに答える二人のチャンピオン。技術者らしい控え目なコメントだったが、両者とも来年への豊富も前向きに語ってくれた
スタート方式とレーンチェンジという、2つの大きなレギュレーション変更を導入したことから、様々なドラマを生み出した今大会。レース場では張り詰めていた入賞者たちの表情にも、表彰式ではつかの間の安堵感が浮かんでいた。だが今回、持てる力を発揮できた選手も、そうでなかった選手も、すでに心は次のマイコンカー製作に向いている様子。大会が終わっても、モノ作りは絶え間なく続いていくのである。閉会式の講評と挨拶に立った、文部科学省初等中等教育局参事官付教科調査官・池守滋氏は「来年はさらに技術を磨かれて、完走率が一層上がってくることでしょう」と選手たちが今後続けるであろう努力を信じて疑わない様子。また、同じく総括をまかされた(株)ルネサス テクノロジ 業務執行役員 汎用製品統括本部 マイコン事業部長・武部秀治氏は、「今後も陰ながら大会をサポートすることをお約束して、また来年ここでお会いしましょう」と、選手・関係者にとって心強いひと言を述べていた。そして、ジャパンマイコンカーラリー実行委員会・石村光政氏による高らかな閉会宣言とともに、今大会も無事にフィナーレを迎えた。

大会を成功に導いた人たち

寒い玄関ホールでの受け付けご苦労様です

毎年の雪かき、ありがとうございます

今年も大変お世話になりました!
大会を盛り上げ、レースの公正を期し、またスムーズな競技運営に努めた全ての人々の貴重な力添えが、今大会を成功に導いた大きな原動力である。例年、惜しみないサポートをしてくれる北海道札幌国際情報高等学校の生徒の皆さんの活躍が、参加選手・関係者ともども、どれだけ支えになったか計り知れない。台風並みの悪天候の中、会場の設営や早朝からの雪かきに奮闘してくれた、同校野球部やサッカー部の皆さんをはじめ、ボランティアで参加されたすべての人たちにこの場を借りてお礼を申し上げたい。また、300人を軽く越える関係者ひとりひとりに、温かい食事を提供してくれた同校PTAの皆さんには、いつも頭が下がる思いである。北海道札幌国際情報高等学校が、マイコンカーラリーの“聖地”とされ、選手たちの憧れの場であり続けているのも、そんな方々の温かい心を実感できるからだ。今年も大会を支えてくれた人々に深く感謝しながら、2007全国大会のレポートを終えたい。

コース整備は念には念を入れて

前日行われた高校生交流会で北海道札幌国際情報高等学校・お琴の会が和ませてくれた

表彰式の前には、北海道札幌国際情報高等学校・吹奏楽部が心のこもった演奏を聴かせてくれた

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