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大会記録 >> 2011年大会 >> 全国大会結果 >> 全国大会レポート 1/7
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2011年大会全国大会レポート 1/7

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先鋭たちが日本一を競った、北海道札幌国際情報高等学校
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吹雪の中、会場入りする選手
日本の高度なエレクトロニクス技術の将来を担う高校生たちが、1年の月日を費やして自らの手で1台の自走マシンを作り上げ、極限のスピードに挑む「ジャパンマイコンカーラリー2011全国大会」が、去る1月9日(日)に大会発祥の地・北海道で開催された。第16回を数えた今大会も、昨年10月から全12ブロックで順次行われた地区大会で熱戦を繰り広げ、優秀な成績を収めた精鋭たちが全国大会へとコマを進めてきた。会場は、もちろん全ての競技参加者が目指す聖地・北海道札幌国際情報高等学校特設コースである。年末から年始にかけて列島各地を猛吹雪が襲い、北海道も厳しい寒波に見舞われた今回。選手の足取りへの影響が、大いに懸念された。しかしながら幸いにも大きなトラブルはなく、競技は予定通り進行。凍てつく白銀世界の中、会場内だけは熱気と興奮に包まれた。

受付
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到着後、受付をすます
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ひと息つく着く間も惜しむように準備に没頭
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会場の明るさに合わせてセンサの感度調整
前回大会までは、前日に開催されてきた北海道地区大会から引き続いて本大会が行われた。しかし今回からはそれぞれが単独開催となり、ひとつの節目を迎えた。とは言え、選手にコースの試走が許されたのは例年通り前日のみ。このため、ほとんどの選手がその日程に合わせて札幌入りしたのである。したがって、受付もいつも通り混乱なく終了した。かくして、Advanced Class参加59校・109台(1台棄権)、Basic Class参加32校・34台が、夢のスタート台へと第一歩を踏み出したわけである。前日の試走コースレイアウトを基本に一夜をかけてさらに難易度が増すよう変更された本番のコースレイアウトをつぶさにチェックし、これに対応できるようマシンとプログラムの調整にかかる。昨夕に行われた交流会で顔見知りとなった選手同士がにこやかに挨拶を交わす姿も見られたが、直ぐに表情も引き締まり戦闘モードに切り替わっていた。そんな中、前評判の高い選手を他校の生徒が取り巻いてマシンの製作方法や調整方法について質問し、聞かれた選手がひとつひとつ丁寧に答えている場面も見受けられた。その光景は、本大会が貴重な交流の場としてしっかりと機能していることを如実に物語っていた。

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