団体地区優勝 二連覇した東海地区
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文部科学大臣賞を授与される岐阜県立可児工業・井戸弘士君
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Basic Class 優勝の宮崎県立宮崎工業・齋藤祐輔君
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ほとんどの実力者が、実力通りのレースを展開することができた「ジャパンマイコンカーラリー2011全国大会」。北海道札幌国際情報高等学校・吹奏楽部の生徒さんによる心温まるホールコンサートの後、一年間に及んだ研究と努力の賜物である高性能マシンたちにも、ようやく休息の時が訪れた。表彰式では、新しいチャンピオンの誕生に惜しみない拍手が送られ、各賞の受賞者も発表された。続いて閉会式が行われ、大会長・巽公一氏がすべての選手の健闘を称えつつ、関係者各位への感謝の言葉が述べられた。また、来賓の文部科学省児童生徒課産業教育振興室教科調査官・池守滋氏が「選手の皆さんは多くの方々に支えていただいていることをぜひ感じてください。そして、今年で卒業する皆さんとは、東京で行われるルネサスマイコンカーラリー競技大会でまたお会いしましょう」と、一般の部への参加を呼び掛けた。同じく来賓のルネサス エレクトロニクス株式会社 執行役員 マイコン副事業本部長・岩元伸一氏が「期待通りの熱戦を見せていただき大変嬉しく思います。これから本格的に訪れるであろう電気自動車の時代には、メカトロニクスの高い技術が必要です。今回皆さんが使われた技術を、さらに磨いてください」とエンジニアの卵たちにエールを送った。そして、北海道札幌国際情報高等学校生徒会長・武田颯太郎君の閉会宣言を持って、また新たな1年が始まったのである。
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