競技発祥の地、北海道札幌国際情報高等学校
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去年とは打って変わって晴天の中、会場入りする選手
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世界の最先端を走る、日本のメカトロニクス技術。その未来を切り開くべく、高い志で課題に取り組んでいる高校生たちが、マイコンを搭載した自走マシンを製作する過程で培った知識と成果を競い合う「ジャパンマイコンカーラリー2012全国大会」が、去る1月9日(月・祝)に開催された。会場は、競技発祥の地であり、すべてのマイコンカー競技者にとっての聖地とされる北海道。今年も、北海道札幌国際情報高等学校特設コースに、全国12ブロックから精鋭たちが集い、ハイレベルなレースが展開された。その中には、昨年東日本大震災にみまわれた東北地方からの選手団の元気な姿も。1日も早い復興を胸に例年にも増して厳しい環境を乗り越えてきた彼らが、この日見せてくれた心からの笑顔と澄んだ瞳の奥に、日本のものづくりの原点と底力を見た。 |