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2014大会全国大会レポート 4/7

Advanced Class・予選
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コース横の控え場所で説明を聞く選手達
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Advanced Classの1走目スタート−山口県立萩商工・惠村 智士君(左) vs 愛知県立春日井工業・山田 竜也君(右)
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群馬県立館林商工・細田 慈君(左) vs 福岡県立福岡工業・増永 圭悟君(右)
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毎年、北海道苫小牧工業高校恒例の願掛けをする・槇 勇人君(左) vs 長野県駒ヶ根工業・白鳥 昇君(右) −白鳥君は15.32秒で予選4位
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群馬県立前橋工業・井田 一孝君(左) vs 富山県立富山工業・岡田 翼君(右) − 岡田君は2回目に14秒台に迫る15.16秒を記録
一方Advanced Classは中級者以上のクラスとなり、例年通りの熾烈な闘いが予想される。Basic Classと一緒で2回走行のタイムトライアルだが、こちらは72台が出場、その内上位タイム8名が決勝トーナメントに進める。

予選Cグループ1組目、愛知県立春日井工業高等学校・山田 竜哉君と山口県立萩商工高等学校・恵村 智士君からスタート! Advanced Classならではのスピードとダイナミックさに会場が湧いた。2人とも完走し、Basic Classに続きトップバッターとして魅せる。Cグループ3組目では、昨年度ベスト16の実力者、福岡県立福岡工業高等学校・増永 圭悟君が登場。15.45秒を叩き出し、コースレイアウトが違うとはいえ、昨年度のベストタイム15.61秒を更新した。今年は益々レベルの高いレースになりそうだ。

そんな中、全国大会コースの難しさとタイム追求の兼ね合いでコースアウトする選手も多く、選手宣誓を行った白鳥君もEグループ5組目に登場したが、1回目はコースアウト。だが2回目では15.32秒で挽回に成功、予選4位に食い込み、さすが昨年ベスト8の実力を見せる。同じくEグループ9組目には、今回Advanced Classで唯一の女子選手となる北海道紋別高等学校・大月 望愛さんが登場。地元北海道からの出場という事もあり、応援の歓声が響いた。惜しくも完走には至らなかったが、カーネーム「普通科女子だ紋太☆彡」にもあるように、紋別のキャラクターである紋太くんのシールを貼り、紋別を全国にアピールした。

ベストタイムを叩き出した富山県立富山工業高等学校・岡田 翼君は1回目はコースアウト、2回目に15.16秒という14秒台に迫るタイムを記録。一走一走にドラマがあるものだが、1回目にコースアウトした悔しさをバネに調整した賜物であろう。このように年々ベストタイムが更新されているのを見ると、来年はいよいよ14秒台に突入か・・・?と期待してしまう。

毎年恒例の北海道苫小牧工業高等学校の、愛車スタート地点にセットしてからの2拍手、合掌しながら「完走しますように!」と祈る姿はとても微笑ましく、無事にゴールに戻ってきたのを見て喜ぶ姿には清々しさを感じる。Advanced Classに出場した苫小牧工業高等学校の4人の今大会の平均完走率は75%。完走率が伸びずにお悩みの学校があれば、このような願掛けスタイルを全員で統一してレースに挑んではいかがだろうか。お揃いのユニフォームではなく、願掛けスタイル。チームワークも高まるに違いない。

予選完走率は76.4%、決勝進出者全員が昨年度のベストタイムを更新するという実力伯仲の闘いとなった。100分の1秒を争い、まさに全国の頂点に立つ1人を決めるのにふさわしい展開となった。

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