34人の熱戦の中で、決勝の舞台に残ったのは以下4人。この中からいよいよ王者が決まる。
◆福岡県立戸畑工業高等学校 和泉 寛幸君 「TTHS-龍王」
◆愛媛県立松山工業高等学校 藤野 聖弥君 「AIESY」
◆秋田県立湯沢翔北高等学校 佐藤 瑞起君 「イワン」
◆兵庫県立姫路工業高等学校 天田 宗委君 「オルフェ」
(予選順位順)
決勝トーナメントがいよいよスタート、福岡県立戸畑工業・和泉 寛幸君(左) vs 兵庫県立姫路工業・天田 宗委君(右)
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秋田県立湯沢翔北・佐藤 瑞起君(左) vs 愛媛県立松山工業・藤野 聖弥君(右)
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午後2時30分。待機地点で並びいざスタート地点へ移動、という時の選手たちは「ここまで来たらもうやるしかない!」という凛々しい表情をしていた。この時点で光の広場の上の2、3階のギャラリーはお客さんでびっしりであった。緊張、不安を乗り越え、お客さんの声援に後押しされコースへ出陣。
決勝トーナメント1組目は予選1位の和泉君対4位の天田君。コースチェンジや連続クランクもなんのその、確実な走行で二人ともゴール。先に完走したのは和泉君でタイムは26.95秒、天田君は27.50秒であった。決勝進出の一人目がここで決定した。2組目は予選2位の藤野君対3位の佐藤君。2人は予選で27.19秒の同タイムであった。さすが決勝トーナメントなだけあってどちらが勝ってもおかしくない接戦で会場はコースに釘付けになる。佐藤君は27.25秒に対し、藤野君が26.77秒で決勝進出を手にした。
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