MCR - Micom Car Rally
大会情報 マイコンカーラリーとは? 今から始めるマイコンカーラリー 技術情報 大会記録 MCRファン倶楽部 お問い合せ
マイコンカーラリートップへ マイコンカーラリートップへ
2014大会 >> 全国大会 >> 全国大会レポート 3/7
大会記録
2023年大会
2022年大会
2021年大会
2020年大会
2019年大会
2018年大会
2017年大会
2016年大会
2015年大会
2014年大会
大会概要
講習会
地区大会結果
全国大会結果
関連行事
2013年大会
2012年大会
2011年大会
2010年大会
2009年大会
2008年大会
2007年大会
2006年大会
2005年大会
2004年大会
2003年大会
2002年大会
2001年大会
2000年大会
1999年大会
1998年大会
1997年大会
1996年大会
ロボフェスタ2001関西
ロボフェスタ2001神奈川
有志の会記録会(2020年度)

2014大会全国大会レポート 3/7

〜2014年1月12日(日)〜

雪がちらつき芯から冷える朝、大会本番の幕開けである。とうとう、この1年間の集大成の日が来たのだ。泣いても笑っても今日が最後ならば、笑って終わりたい!と全員が思っているであろう。送迎バスを降りて受付に向かう選手たちの顔は、もう戦士の顔になっていて勇ましく見えた。前日と同様に車検後、会場へ移動の呼び出しを待つ。

Basic Class・予選
写真−クリックすると拡大表示します
1組目 愛媛県立松山工業・藤野 聖弥君(左) vs 岐阜県立可児工業・上野 祐輝君(右) 二人とも見事完走
写真−クリックすると拡大表示します
山形県立長井工業・瀬野 繭子さん(左) vs 和歌山県立紀北工業・森本 理加さん(右)
写真−クリックすると拡大表示します
福岡県立戸畑工業・和泉 寛幸君(左) vs 宮崎県立日南振徳高等学校・山 真弘君(右) − 和泉君が今大会唯一の26秒台を記録
午前10時10分、ついに競技がスタート。タイムトライアル方式による予選は、2台同時にスタート、インスタートとアウトスタートを入れ替えてそれぞれ走行し、そのベストタイムで順位を競い合う。JMCRの競技はAdvanced ClassとBasic Classに分けられる。Basic Classは、初めてマイコンカーラリーに取り組む生徒を対象としたもので、全国大会に出場できるのは34台、予選上位タイムの4名が決勝トーナメントに進出、というとても狭き門であるが、年々地区大会のBasic Class人口は増加している。

2008年の大会で初めてBasic Classが開催されたときは703台の参加だったが、今回は1,254台もの参加がある。狭き門だからこそ、それをくぐり抜けてこの地に集結した選手たちのレベルは、Basic Classとは思えないくらい目を見張るものがある。Basic Classが盛り上がれば盛り上がるほど、マイコンカーラリーの未来が明るくなり、日本のものづくりの発展につながっていくと言っても過言ではない。

予選Aグループ1組目の岐阜県立可児工業高等学校・上野 祐輝君、愛媛県立松山工業高等学校・藤野 聖弥君からついにスタート! 2人とも完走し、トップバッターにして今大会完走の一組目となった。藤野君は予選1、2回目ともに27秒台を記録、これが全国大会なのだなと改めて思わされる。3組目は和歌山県立紀北工業高等学校・森本 理加さん、山形県立長井工業高等学校・瀬野 繭子さんで女子対決になった。Basic Classで二人だけの女子参加であったが、昨年はAdvanced、Basic共に女子が制覇したのもあり、こうした活躍を見てどんどん女子参加が増えると、大会はさらに盛り上がっていくことだろう。

6組目の福岡県立戸畑工業高等学校・和泉 寛幸君は26.40秒の記録を出し、これが今大会唯一の26秒台の記録となった。高校生のとどまることを知らない技術力に脱帽せずにいられない。予選完走率は70.6%であった。

BACK  1   2   3   4   5   6   7  NEXT