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大会記録 >> 2013大会 >> 全国大会 >> 全国大会レポート 5/7
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2013大会全国大会レポート 5/7

Basic Class・決勝トーナメント
午後2時10分、Aコースのみを使用してBasic class 決勝トーナメントがスタート、観客の注視を受け、予選突破の各マシンは全国トップを目指した。

トーナメント第1レースは予選1位通過の群馬県立前橋工業高等学校・冨沢 俊太君「PayDay」と予選16位の東京都立総合工科高等学校・渡邊 義則君「しいたけ」の対戦であったが、「PayDay」がコースアウトで敗退となり、いきなりトーナメントの厳しさが浮き彫りになった。

第2レース以降は順当に予選上位通過マシンが勝ち進んだが、第7レースでは両者コースアウトとなったため、大会規定にのっとり予選タイムで兵庫県立姫路工業高等学校・市場 滉平君が準々決勝に進んだ。準々決勝に残った女性選手は2人、この後この2人はマイコンカーラリー史上初を連発することになる。

準々決勝最初のレースは予選1位通過の冨沢君を下した渡邊君の「しいたけ」と岡山県立玉野光南高等学校の柏原 希美さん「ZERO」の対戦で、1.5秒以上の差をつけ柏原さんが順当に勝ち進んだ。

第2レース、第3レースは完成度の高い走りを各マシンが見せ、いずれも1/10秒単位での決着であり、僅差での競技が続き、高橋君と一村さんのベスト4進出となった。第4レースでは市場滉平君「天下無双」がコースアウトとなり、大藤充貴君「M3A03」がベスト4に入った。

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決勝戦がいよいよスタート、岡山県立玉野光南高等学校・柏原 希美さん(左) vs 和歌山県立紀北工業高等学校・一村 更紗さん(右)
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0.10秒差で柏原 希美さんが優勝
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    優勝おめでとう!!
準決勝第1レースは柏原 希美さん「ZERO」と高橋 翔太君「あくび」の対戦、予選順位とこれまでのタイムでは高橋君に勝ち味がありそうに思えたが、競技が始まるとほぼ拮抗した走りが展開され、予断を許さない展開となった。マシンがほぼ同時にゲートをくぐったように見えた結果は、予選から競技毎にタイムを伸ばしてきた柏原さんが0.17秒差で決勝戦進出となり、女性選手初のファイナリストに輝いた。

第2レースは一村 更紗さん「紀北ガール2」と大藤 充貴君「M3A03」の対戦、スタート直後にも「紀北ガール2」がわずかにリードしているように見えたが、両車滑らかな走りをしながらもその差は徐々に開き、終わってみれば0.5秒近い差をつけて「紀北ガール2」がゴールに飛び込んだ。一村さんは女性選手二人目のファイナリストとなり、いずれに軍配が上がっても初の女性選手によるBasic class全国制覇をもたらす、決勝レースとなった。

決勝前に行われた3位決定戦は奇しくも予選同タイム・同順位での決勝トーナメント進出の2台が対戦することになった。注目された競技開始、ホイッスルが鳴り、スタートバーが開くと同時に観客席から嘆息が・・・。高橋君の「あくび」が発進しなかったのである。大藤君の「M3A03」は順当に周回し、審判の指示でピックアップされた「あくび」のスタート位置を過ぎたところで、今度は「M3A03」がコースアウトするという驚きの展開。大会規定で準決勝のタイムにより秋田県立湯沢翔北高等学校の高橋 翔太君が第3位に輝いた。

ジャパンマイコンカーラリー2013全国大会 Basic class決勝戦は初の女性選手対決となり、柏原 希美さんの「ZERO」と一村 更紗さんの「紀北ガール2」がスタート位置にセットされた。競技開始直後から2台がシンクロしているかのように周回が進み、どちらがリードしているのは全く判断できない拮抗した展開。ここまでのベストタイムは一村さんの0.05秒リードであるが、柏原さんは準決勝までレース毎に記録を更新してきており、準決勝の記録は柏原さんの0.12秒リードとなっていた。トーナメントに入って2人とも全て完走しており、決勝戦の走りも安定しているように見え、最終コーナーを立ち上がって先にゴールをくぐったのは「ZERO」。競技後、柏原さんの両手は突き上げられ、快哉が叫ばれた。岡山県立玉野光南高等学校によるBasic class連覇が決まった瞬間であった。

写真−クリックすると拡大表示します 【Basic Class 優勝】
岡山県立玉野光南高等学校
柏原 希美さん
カーネーム「ZERO」


予選通過時の記録が8位で不安があったが、決勝トーナメントを制することができたのが良かった。来年もAdvanced classで優勝してこのステージに立ちたい。(表彰式のインタビューから)

【準優勝】
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和歌山県立紀北工業高等学校
一村 更紗さん
カーネーム「紀北ガール2」
【第3位】
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秋田県立湯沢翔北高等学校
高橋 翔太君
カーネーム「あくび」

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