様々な思いを胸に2回目スタート
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2回目で多くの選手が完走を果たした
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文句なしの予選トップ松浪君
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午後12時20分。予選2回目がスタート。完走できなかった25台のマシンが、約2時間のインターバルでどこまで立て直してくるかに注目が集まる中、まずはBコース1組目の北海道函館工業高等学校・近藤匠君が36.79秒でゴール。その後、1回目にコースアウトしたマシンが次々と完走し、全国レベルの対応力がいかに優れたものであるかを証明していく。無事完走できた選手本人はもちろん、大会関係者らもホッと胸をなでおろしたのではないだろうか。そして、Bコース6組目の兵庫県立小野工業高等学校・村上大河君が30.48秒で5位に、またAコース7組目の兵庫県立姫路工業高等学校・藤原洸太君が30.42秒で3位、同組の熊本県立球磨工業高等学校・松本翔太君も30.51秒で6位にランクイン。いずれも、2走する新方式の恩恵を生かして、上位に食い込んできた。一方、1回目トップの岡山県立玉野光南高等学校・松浪潤一君はレーンチェンジで不覚の脱輪。それをしり目に、逆転トップを狙う福井工業大学付属福井高等学校・渡邊幸之介君が勝負に出る。迫力の走行を見せ、計測されたタイムは29.97秒。惜しくもトップは譲ったが、決勝トーナメントでの接戦を大いに予感させた。
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