大会当時の空は冬晴れで冷気も心地よい
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マイコンカー競技者の聖地、北海道札幌国際情報高等学校
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マイコン技術を駆使して完全自走するマシンを製作し、その知識と成果、そしてスピードを競う「ジャパンマイコンカーラリー2010全国大会」が、2010年1月10日(日)に開催された。ここに至るまで、全国12地区で順次実施された地区大会において、今年も様々なドラマが生まれてきた。激戦を勝ち抜いた実力者だけが、競技発祥の地・北海道で開催される全国大会に挑むことが許される。今年も、すべてのマイコンカー競技者にとっての聖地・北海道札幌国際情報高等学校を会場に、白熱のレースが展開された。第15回を迎えた今大会には、周知の通り大きな変革がもたらされた。同時開催されてきた一般の部が分離し「ルネサスマイコンカーラリー競技大会 in アキバ」として装いも新たにスタート。2009年8月東京・秋葉原にて、大会は盛況裡に終了した。今後は、独自の発展を遂げていくことになる。そして「ジャパンマイコンカーラリー」は、高校生にのみ参加資格が与えられる競技会となり、さらなる進化の道を歩むこととなった。言うなれば、マイコンカーラリー界の甲子園大会となったわけである。こうして文字通りの節目となった今大会は、名門校と新興勢力がしのぎを削り、次世代を占う大激戦となった。
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