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2009年大会全国大会レポート 2/9

車検
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車検場には常に緊張感が漂う
たとえマイコンカーラリーの常連選手であろうとも、あるいは地区大会でどんなに他者を圧倒し勝ち抜いてきたマシンであろうとも、決められた時間内に大会規定に準じた車検をパスしなければならない。ポイントは大きく分けて三つ。まず、基準よりも粘着性の高いタイヤを使用していないか、次にモータやCPUボード、電池など規定のものを使用しているか、そして、最低地上高(コースと車体との隙間の高さ)が基準を超えていないかである。問題なくパスしマシンに車検証を兼ねたシールを貼ってもらうと、レースを終えるまでは控え室に戻ることは許されず、また簡単な調整以外に手を加えるとその場で即失格となる。検査するオフィシャルも、検査を受ける選手も、車検場では誰しも真剣そのものである。身も引き締まるような緊張感が、ヒシヒシと伝わってくるようだ。なお、今回も北海道札幌国際情報高等学校の在校生たちが、公正かつ厳格な車検の運営に大きく貢献してくれた。
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まずはタイヤの粘着性を検査する
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モータ、CPUボード、電池をチェック
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最低地上高を入念に検査

コースレイアウト
写真(コースレイアウト)
見た目以上にトリッキーだった今大会のコース
今大会は、コース規定上の大きな変更点はなかった。しかし、開会式後に明らかになったコースレイアウトは、例年以上にトリッキーなものであった。特に、レーンチェンジを連続でクリアしなければならないポイントや、トップスピードからクランクに突っ込むタイトなコーナーがその象徴である。コースチェックをする選手たちから、「これは難しい」との呟き声があちこちから聞こえてきた。結果的には、導入3年目にあたり地区大会では各選手ともクリアできたはずのレーンチェンジと、件の高速クランクが、選手たちを大いに苦しめ、勝敗の大きな分かれ目となっていったのである。
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今年もレーンチェンジが勝負の分かれ目となった!
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高速クランクも大きな落とし穴に
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お馴染みの立体交差

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