表彰式・閉会式
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団体優勝旗は2007年大会に続き再び九州へ
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生徒会長の藤井君の 閉会宣言とともに無事終了
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悲喜こもごものドラマを生んだ「ジャパンマイコンカーラリー2009全国大会」は、無事に全ての競技日程を終え、選手たちの表情にも安堵の色が浮かんでいる。毎回心のこもった演奏を聴かせてくれる、北海道札幌国際情報高等学校・吹奏楽部によるミニコンサートの後、表彰式と閉会式が執り行われた。各賞の表彰の後、大会委員長の佐藤義雄氏が「多くの方々のご援助に支えられ、今大会も無事に終えることができました。今後はよりインターナショナルな大会になるよう願っています」と挨拶。来賓の中から文部科学省初等中等教育局参事官付教科調査官・池守滋氏が「1年生や女子、そして工業高校のOBの活躍が目立つ大会でした。皆さんが生涯を通してモノ作りに尽力されるよう希望いたします。また来年会いましょう!」と力強いエールを送った。また、同じく来賓から株式会社ルネサス テクノロジ取締役・赤尾泰氏から「大会に参加された皆さんが、日本のモノ作りの中心を担っていくよう願ってやみません」とのメッセージと、参加者へのねぎらいの言葉があった。そして、北海道札幌国際情報高等学校・生徒会長の藤井義隆君による「マイコンカーラリーで学んだことを、今後の人生に生かすようがんばりましょう!」との挨拶の後、若きエンジニア達の祭典は滞りなく終幕の時を迎えた。
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お客様
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昨年から視察に訪れている中国選手団
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今回はベトナムの選手たちが初視察
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前回大会は中国マイコンカーラリーの選手たちをお客様として迎え、熱心に各選手のマシンとレースを見学する様子に関心した向きも多かったであろう。前回同様、中国マイコンカーラリー大会で優勝した大学生に加えて、今回はベトナムマイコンカーラリー大会で優勝した大学生たちも訪れた。将来、自国エンジニアリングの中心を担う大学生たちが、直に見る日本のマイコンカー技術から少しでも何かを吸収しようと熱意をもって見守る姿は、大会のグローバル化が進んでいることを実感させてくれた。
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エピローグ
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式の進行役お疲れ様でした!
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今大会も、ホスト校の北海道札幌国際情報高等学校・在校生の皆さんによる惜しみないボランティア活動のおかげで、円滑なプログラム進行と運営を実現できた。受付、車検、審判をはじめ、用具の運搬、舞台の設営や撤収など、その活躍は多岐に渡る。特に、凍てつく寒さの中で除雪作業を手伝ってくれた皆さんには、毎回頭の下がる思いだ。また、同校PTAの皆さんが用意してくれる温かい手作り料理も、関係者にどれだけ力をくれたか分からない。この場をお借りして、心から感謝を申し上げます!
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今年も手作りの料理に励まされました!
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いつも心のこもった演奏をありがとう
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寒さの中がんばる姿に勇気づけられました!
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